離島移住記⑦2019年8月の小笠原母島 【離島大遠征?】

2021-11-04離島移住記録

南国でも夏は来る!夏季休暇に入ると観光業以外の方は内地に里帰りとか長期旅行に出たりとか。煮詰まりつつあるワタクシはお盆休みを利用して隣の島へ小旅行したり。そして自己記録のGTを釣ったのもこの月です。もやもやすることも多かった月です。

※本編をお読みになる前に注釈にお目通し推奨です。https://remember-fish.blog/emigration-preambl/

8月1日

朝からスコールあり。今日から8月。
森の中の作業は涼しい。

昼飯
今日も堤防へ。単独遠征の人物あり。二航海だな。あまり関わらないようにしたい。(怪しい発言をしてると島民はかなり警戒される。SNSは要注意だ。)

夕メシ。雑だな。わが社の敷地内に生えていた野良マンゴー。

8月2日

朝練近所の磯へ。全くノーバイト。新月が悪いのか、シーズンオフなのか?帰り道ふと人肌恋しくなる。釣り部の面々にすこしカチンとして仕事へ。今日は一人仕事のようなもの。コンクリートを破砕していく。ブレイカーが重くて激しい振動で手がイかれてしまいそう。昔の土木作業の人々の労災はほんとひどいものだったのだろう。

昼飯。休暇中の先輩より送られてきた北海道ラーメン。うまし!
午後も一人仕事。しかしベテランが気にかけてくれる。感謝。
業後はガソリンを入れにゆく。かつてはドキドキして声をかけたスタンドも今では顔見知り。台風の話となる。小笠原の台風直撃したらどれくらいなのか想像がつかない。

夕焼け?餌のメアジは元気。遠征の人物はそうそうに帰っていった。これは堤防に仰向けになって打っている。ふと寂寥感がじわじわとくる。泳がせに使ったメアジは元気だった。釣り名人によると潮位が低い方が食いは良いとのこと。いつもはちょっかいを出すカエルもスルーして帰る。母島には至る所にヒキガエルがいる。

夕飯。セルフネグレクト?

父に定期連絡(週1)の確認LINEを送る。返信がなければ異常があったということで姉に見に行ってもらうことにしてある。万が一のことがあってもなるべく腐らせたくないという思いである。

8月3日アカマス

島に台風が近づいている。当たるかどうかわからないが寮も台風養生。わが社が台風養生すると当たらないよ~なんて言われたり。こんな時に来てしまった釣り人は不憫でしかない。父の返信は元気そう。でも良い魚は釣れてないんです。

今日も森の中で仕事。サンダーは危険な道具。緊張しながら扱う。悪いことばかり考えてしまう。先輩の道具が紛失と騒いでいた。

昼飯。浅漬け作った。

業後は堤防へ。

1発目から何かに切られる。サメではなさそう。遠征の人は早めに帰宅。マイウェイ君竿をサメに壊される。日が沈んでからやっとの事で1匹。

54cm。アカマス

久しぶりのちゃんとした魚。マグロロッド柔らかくてたくましい。かなり無茶できそう。まあ100㌔マグロ狙う竿らしいしなぁ(笑)

8月4日GT

日曜日。台風が午前中に近海を通過。しかし雨が少し強く降ったのみ。

大食いしてやる。


一眠りして、愛用リールを修理し130lbのリーダーを巻いて堤防へ。しかしメアジ釣れず。デットメアジでやる。後から、遠征の人物登場。海にはダツが。そして足元までGTらしき追尾。そしてヒットもリーダーブレイク。そして遠征の人物がGTを釣り上げた。1m超え17キロくらいの個体。

撮影16:57

あたふたしているので取り込みを手伝う。その直後先輩現れる。またもやルアーで釣りをしている。くじけない人だ?

同宿のお姉さんが写真を撮ってくれてました。砂浜でリリースとか言っているので早めに逃がすよう助言。なんとか泳いで行った。大きい魚はタフだと思っている人が多いがそれは間違いだ。早く水に戻さねばデットリリースになる。
その後は暗くなってからメアジ釣れ。今日もスジアラっぽいのに切られた。根魚はアタリから突っ込みのスピードが段違いに速い。
遠征の人物は、Twitterで釣ったGTを誇大サイズでツイート。皆避けるので不憫に思って助けて損をした気分。

夕飯。野菜不足はジュースで補える?

来週は台風直撃の可能性大との噂。

8月5日

今日の仕事は南崎へ草刈りへ行く。小富士→南崎→蓬莱根→万年青浜。遊歩道の大きい草も切る。

蓬莱根にて。森で仕事しているとメグロ?が見に来る。休んでいるとギャルズと遠征の人物が時間差で現れた。ギャルズはサンダルで来ていたので気を付けて、と注意喚起しておいた。


仕事が終わりじまいだったので急ぎ支度をして堤防へ。ちょうど15時半くらい。潮は干潮から上げ始めくらい。やはりやる気のある個体は動きが速い。一投目ついてきて二投めでガブリと。しかし身の部分だけかじって去っていった。流石イソマグロ。よく見ている。

結構大食だな。

8月6日 オキザヨリ

今週は草刈りウィーク。少し寝坊気味に起きる。北端の園地まで行く。

岬の先には白波が。これから台風が多くなる季節。仕事も旅行者も色々と支障が出るだろう。

卵ダブル

背中が膿んでいるが一人暮らしなのでiPhoneで背中を撮って確認してみる。

業後は堤防で釣り。磯に行くほど天気は安定していない。

マイウェイ夫人からオキザヨリをもらった。オキザヨリはGTの好物の一つ。持ち帰って保存しよう。
今日は本気のタックルでやったがイソマグロはふいっと見に来たのみ。とある人物の無礼ぶりに立腹。あまりカッカしないよつにせねば。島はストレス発散の場が少ないので時として人が陰湿になる。内地での自分を支えていたモノが全くなくなってしまったりする。人間が少ないので感情が濃縮してしまいがち。
帰り道例の遠征の人物と話す。ツイッターのこと、魚の重量の詐称のこと。仕事のこと、移住のこと。

何年か前にSNSで変なことをして炎上というのがよくあったがその理由がよくわかった。そういう発言をする人には不特定多数が見る可能性があるという自覚がないのだ。

滅茶苦茶な夕飯

8月7日GT

今日の潮回り 小潮 日没18:16 干潮:16:14 満潮22:38 曇り時々晴

朝釣りはなし。

今日も草刈り。しかし昼飯が浮かばない。先輩と顔を合わせれば釣りの話である。しかしこの島の人は釣りもマリンスポーツもしてない人、仕事以外では何をして過ごしているのかと言う話になった。多分部屋でゲームか飲んでいるか。

漁協の子に「台風来るから買いだめした方がいいですよ」と言われる。遠征の人物は島を離れた様子。昼飯は冷凍食品責め。写真はなし。


午後は仕事前に診療所へ。背中に膿が溜まったよう。粉瘤というらしく。ぎゅーと絞られて抗生剤を処方される。一応軟膏も処方してもらっておく。


その後仕事に戻り、業後は買い出し、のち堤防へ。先輩、ワタクシ、マイウェイ君の3人で釣り。今日は先輩がなぜか気合いが入っており、メアジの泳がせをしている。何かに餌を取られると不思議そう。そのうちメアジの群れが固まって右往左往。少し水は台風の余波が届き始めたのか濁っている。そして18時ごろ。またしてもやられた。

撮影18:29

動画のキャプチャーだがGT。後ろから良いサイズのサメが付いてきている。完全に浮かせ、リーダーキャッチまでいき、落としギャフしようにもなぜか決まらず。砂浜ずり上げようとしてワタクシの落としギャフのボルト部分でスレてブレイクしたよう。申し訳ないことをした。(注:今思えば歯で擦れたのかとも思う。GTの歯すきっぱだが意外と鋭いのである)120センチぐらいだから20キロ相当のGTであった。やはり彼はGTを呼ぶ力があるのかも知れない。そしてファイトの時の気合は剣道の試合に通じるものがあるのかもしれない。やりとり時の気迫というか寄せる時の速さというか圧のかけ方というか。もちろんそれが自分に全て活かせるかと言えばそれは違うし先の巨魚のように自分を超える魚と対峙するときにはもう1つ別系統の思考が必要な気もするが学びになる。難しく考えすぎかな?


ワタクシはといえは今日はベイトでルアーの日と決めたのでひたすら投げ続けた。毎日釣りをしているのにここ数日来た先輩にGTを釣られた。悔しさもあるがGTのいる海域でルアーを投げられるなんて幸せなことだ。

夕飯

久しぶりに自作。父のLINEアカウントが消えて少し焦る。連絡してみるとスマホを壊してしまったらしい。一安心である。

8月8日子GT

今日の潮回り 小潮 日没18:15 干潮17:06 満潮23:22 曇り雨時々晴

朝飯

朝釣行は天候が微妙でなし。

時折吹く風の厚みが増してきた。昨日のGTのことは切り替えて望もうと思う。自分の足りないところは考えて補強しなくては。仕事は雨の中駆けずり回って台風対策。

昼飯

台風が近づくと荒食いしたくなる気がする。

午後は山の中でコンクリートを砕く。

業後は堤防へ。釣り部(と呼んでいるが沖磯釣りのメンバー募集のためのグループラインの名前)の面々がやってきてメアジ釣りからの泳がせをする。しかし濁りでメアジの居場所がつかめず苦戦する。先輩は小メアジをイシガキフグに食われ、その後良い当たりが出たがラインブレイク。法事で島を離れて内地から戻ってきて留学生も参加した。彼も2バイトあるも乗らず。若旦那もやってきた。

そしてそれぞれ時間切れ、待ち合わせ、アイテム切れで帰宅していった。

ワタクシは暗くなっても一人ねばってみた。この濁りは何かある気がしてならない。すると強い当たり。

今この場所でのテーマは主導権を握らせずに圧をかけてファイトする事としている。止める時は止めるというのは先日来島した外房スペシャリストの大野さんの釣行記を見てから特に考えている。深さがなく、数十メートル先にはテトラがあるこの場所。走らせたらどんなラインシステムでも最終的にブレイクしてしまう。もちろん全てのファイトでそうすべきかとそうでもなく、場所自分、相手に合わせて選択するのが大事だと思う。そして大きめのメアジの泳がせに出た。

小GT。大きく見えるかもだが70センチ、6キロくらいだろうか。

障害物の多い磯場で使っているロングリーダーシステムで。もちろん余裕がある。しかし小GTでも突っ込みは強い。ギャフは打たずたぐりで引き上げ。思わず堤防で一人叫ぶ。今週はモヤモヤしたことが多かったのだ。

針をなんとか外し、リリース。フラフラと泳いでいく。しかし…。さらに釣果を目指して再開。するとすぐ食ってきたのがサメ。120センチ、20キロくらいか。課題通りに釣り、セルフギャフ掛け、水揚げ。すると。

GTのヒレとメアジを吐き出した。感情的になったワタクシは懲りるよう痛めつけ針を外して放り投げた。残酷なワタクシである。この騒ぎでさらに大事にしていたギャフの柄を落としてしまい、落ち込みつつトボトボ歩いていると、

あった!!!!沈んだかと思っていたら強風で流されていたのだ。小躍りして喜ぶ。一緒に島に来た道具たち。戦友みたいなものだ。大事にしている道具は手元に帰ってくる気がする。(甘ちゃん?)

小GTが釣れ、最近のモヤモヤがかなり解消された。しかし胸いっぱいで夕飯はアッサリ。

明日は難しいかな、どうかな?とグループラインでマイウェイ君とやりとり。釣りは楽しい。釣りをしていない島民は何で気分転換しているんだろう?

8月9日GT

今日の潮回り 小潮 日没18:14 干潮13:04 満潮18:15 時折強い風が吹く

今日も朝釣りはなし。

台風の影響は業務的には徐々にしか出ておらず。風は時折強く吹くのだが。海は大荒れであるが島の西側はまだ荒れきっていない。仕事になるのか微妙であったが雨は降らず。今日も中抜けして診療所へ。傷は少し良くなっている模様。

昼はチャーハン。午後は森の中を配管してまわる。農業用水の配管である。離島にもやぶ蚊がいるが内地の実家より小ぶり。

先輩は今日は絶対釣りに行かないとのこと。台風だからだ。留学生はバイト先の女将さんに留められ断念。ワタクシはどうするか決めかねている。業後同寮の先輩より台風がそれたことを聞き釣りに行くことにする。もちろん安全第一である。堤防には家族連れもいて波しぶきは上がっていない模様。しかし濁りがあってメアジが見つけられない。サングラスをして探っていく。今日も泳がせでやる方向である。

今日も障害物のあるポイント用のロングリーダーシステムで臨む。なんとかメアジを引っ掛ける。メアジは暗くならないと食事をせず、しかも大型の魚が多い時は底付近で固まってしまう。この事をグループラインに流す。1流しめ、一昨日の先輩の実績を参考に大きいメアジで流すも根に潜ったりしてしまう。こういう時は大きい魚がいることが多い。
17時半過ぎ地元の釣り名人が見にくる。二言三言交わし去っていった。
18時前にマイウェイ君登場。車がバッテリー上がりしてしまったそうで別場所でメアジを釣ってから遅れて参戦。一緒に釣りをする。そのうち大きめのメアジは釣れなくなる。小さいメアジで釣りをすることにする。何度かオキザヨリに奪われてしまうので、冷凍メアジで投げ込むとまたイソンボがかじりに来るも直前でUターン。再びメアジを釣り、泳がせる。1匹目の大きめメアジ着水してすぐに何かに奪われる。

して二匹目、中くらいのメアジを投入し5分ほどするとラチェットがジーと響く。そんなに速くない。止まったところでレバーをオンにして一呼吸置いて合わせる。乗った!グングンと前方深めに突っ込んでから右に回ろうとする。ちらっと見えた銀色の魚体。GT。これは良型だ。
マイウェイ君を呼ぶ。ジリジリ出てしまうのでレバーをストライクポジションまで完全に入れ体ごと横移動してテトラの際に行かないように耐える。少し浮いてくるように感じるが中々上がってこない。ここまで浮かない魚は久しぶり。タックルは万全。あとはワタクシ次第。糸を出さないようにやりとりしていたが後半はじりっと50cmぐらい出してしまった。今日はリーダーの長さと障害物の位置を考えてファイトする。最終的にはガチ止めのパワーファイトをしなくてはいけない。結構キツイ。一度姿を見せてもまた潜って粘る。お座りはしない。そしてようやくリフト。空気を吸わせる。マイウェイ君に竿を保持してもらい自分でギャフ掛け。フライングギャフなのでロープで引き上げ。しかし一人であげるのがキツイ。マイウェイ君には竿を置いてもらい(丁寧に置いてくれた)二人で堤防の上まで上げた。そして握手、雄叫び。思い切り叫ぶ。「ここまでデカいGTを見るのは初めてです。」とマイウェイ君。

130センチ超くらいだから30キロ越えくらいだろうか。カッコ良い魚。

マイウェイ君が何枚か撮影してくれた。GTにしてはバタバタ暴れる。いや元気だとGTも多少は暴れるのだ。厳格な測定はせず、早々にリリースする。最初は浮いてしまう。そしてもまたサメが周りをうろちょろ。ギャフの柄で追い払う。そのうちゆらりと泳ぎだした。無事に帰っただろうか?

その後はサポートしてくれたマイウェイ君のサポート。恩には恩で返さなくては。メアジの確保を手伝う。しかしてバイトあるものの30秒ほどでブレイク。GTっぽい引きだったのだが。すぐさま打ち込みかえすもサメ。しかしファイトの仕方を軽くアドバイスしてサメでもちゃんとリフトした方が良いと助言。サメはファイトの初歩を学ばせてくれる。魚の頭の向きとかポンピングとか。

GTの返り血。
アジ汁まみれだ。至福。


帰寮すると留学生よりLINE。「LDリールをメンテしたい」ということなのでに工具を貸し出す。GTキャッチの報告に「ぐぬぬぬ。」と羨ましがる留学生。君ならそのうち釣れるでしょう。

今日のドラグ値を測ってみる。

ドラグ値はリールのみのストライクポジションで14キロ。これにサムプレスとスプールを抑えたからマックスではもっと行っただろう。

やはり胸いっぱいでご飯は麺のみアッサリ(多く見えるかもだが)。ツイートしたら少し拡散して驚く。リツイートって怖いな。


明日はお休みであるが台風の影響が読めない。

8月10日

時折吹く風はさらに厚みをましているがしかしそこまで危険はない朝。仕事は最初からお休みである。

多めの朝飯。またおやすみ、二度寝。
起きたら買い物へ。お店は1件しか空いていない。重りやらを購入。この島にいるとお店のありがたみを痛感する。昨日の釣果をツイートしたら小さく拡散して500いいねくらいついていた。こうやって炎上とかバズったり?するんですな。のち留学生とライン。彼のアベットは復活するのだろうか?
昼飯。

豚丼的なものを。
午後になり突風や強い雨がざっと降る。女子ゴルフを見ていたらウトウト。昔はよく透析室で、患者さんが見ている女子ゴルフを見たものだ。彼らは元気だろうか?
目覚めて釣り道具の修理と作成。

これはメアジをキープするのに使用する生簀である。あとは網付き水汲みバケツの補修。あと隣の空き部屋の照明も直した。直しているとふと右手薬指がロックしてしまう。解除出来たが。昨日の強引ファイトでバネ指をまた拗らせてしまったようだ。

夕飯。野菜がうまいのだ!
前から書こうと思っていた写真撮影覚書を書いて就寝。風は時折ごうごうと吹き抜けていく。今のところ一番うまくなったのはギャフ掛けと写真撮影だけである(失笑)。

お?釣りしないで一日終わったぞ。

8月11日

島に来て早何ヶ月?こんなにグダグダすることはない日曜日である。
風は時折ごうごう。吹き返し?台風の通過遅い?
食っちゃ寝を繰り返し、

朝からラーメン。
午後留学生に連絡を取る。まだリールが組み終わってない様子なので下宿まで行って玄関で直してくる。どうもさすがの秀才も機械は苦手な様である。遠回りして道を見てくる。

堤防も遠くから見てきた。流石に外海の波しぶきが見える。

先輩の畑も見てきた。柑橘類が一部落ちていた。帰寮するとお盆期間一部出動の知らせが。とほほ。

昼飯。ゴロゴロしてるから腹が減らない。
長風呂に入り、kindleで漫画を読んで、

レトルトカレー。野菜って大事。
痛いツイッターを読んで失笑して留学生とやりとり。もはや失笑させるために書いてる気がしてきた。言葉って怖いと思うんだけどな。
明日も休み。腐ってしまう。他の方々は何をして過ごしているのやら。はっ!釣りをしない一日であった!

8月12日

明け方から少し風の勢い収まったか?やはり休み。
目が覚めて二度寝。エネルギーが滞留してしまうと暇疲れしてしまうのでお散歩である。

スロープに鳥が。固有種ではなさそう。どれくらいの距離を飛んできたのだろう?

農協で売ってるスパム握り。1つだけ食す。(注:今は販売しているか不明)

展望台から海を見る。外海は荒れ狂っているが港前はそこまで酷くなかった。ただ時折突風と雨が。

よく乗せてもらう先輩の船は無事みたいである。

港にはチビアオリイカ。堤防にて雨宿りしつつぼーっと過ごす。

昼飯は初オムライス。まあ、食えたかな。文字は乱れたけど。(GTと書こうとした)

夕方はマイウェイ君と泳がせに。ワタクシは作ったカゴのテスト。ちゃんと浮いたしこメアジも逃げなかった。合格かな。結局鮫のみ。

バケツで活かしている

夜は炊き込みご飯と大根の味噌汁。

初レッドアイ。スマホが壊れたという同行者1へ昔の写真を送る。先輩とロウニンアジの産卵行動についてLINE。島のダイビングセンターのブログにロウニンアジの集団行動写真がUPされており思えばその時期はロウニンアジの釣果が全くなかった気がする。

8月13日

台風は少しずつこの島から離れていくのに海はご機嫌斜め。南からうねりが続いている。二度寝して。

うどんと炊き込みご飯また寝て。 (写真なし)カップラーメンと炊き込みご飯
診療所に行って。北の道を終点まで行って。東の海はうねりはあるけど濁っておらず。
いつもの堤防へ。

時折飛沫が飛んでくる。(最近時折、が多い)
留学生と釣り。メンテした彼のリールは無事な様子で一安心。内地の良さを語り。少し海がざわついたがメアジが釣れず、ルアーとデッドベイトで探る。もう彼はスーパーフィッシャーマンになったのでもう助言は必要なかろう。(笑)

外洋性のサメが釣れた。マイウェイ君も業後現れるもメアジが釣れないと聞いて退散。マイウェイ夫人にメアジカゴが見たいと言われ恐縮する。旦那はマイウェイだが夫人は愛想がよい。補完しあっていて微笑ましい。

夜は炊き込みご飯とラーメン。しいたけがポイント。
食後はフォローさせていただいているTwitterの記事につられてアベットのメンテナンス。最低限しかできないが、アベットはシンプルな構造。ルールとワッシャーの場所と向きを間違えなければメンテナンスはたやすい。初めてGTを釣ったのもこのリール。

その方は2つ、ワタクシは一つだけ(笑)

その後釣られて宅飲み。

明日は久しぶりの仕事。

8月14日カスミアジ

お盆前のズレズレ出勤。村落清掃。

ダム。島の水源である。濁っているが化学物質的に汚いわけではないのだ。浮いているのは村が水質浄化もかねているらしい養殖している空心菜。

イトトンボ。固有種か?

みそラーメン。

トビウオの稚魚。先輩に疑われたけどトビウオである。

留学生が釣ったカスミアジ80センチオーバー。泳がせにて。リリースしたら浮いていたがいつの間にか消えていた。復活したか?今日は留学生、先輩、マイウェイ君と勢ぞろい。海も落ち着いてきたので釣りに来たのだ。しかしエイやらなんやら。動画を撮って遊ぶ。

油そば。今回は成功。
明日から父島に遊びに行こうと計画している。ギリギリで発動した計画だがなんとか宿は取れた。海況の悪化で空きが出たのかもしれない。しかし海がすごいことに。ちなみに休みで隣の島に遊びに行く島民などほとんどいないのである。どうせなら本土に行くだろう。

8月15日

ゆっくり起きて今日の支度。1泊2日で隣の島へ行くのだ。駆け足だが楽しみ。やはり動いてる方が好きなのかな、とも思う。一つの所にとどまるより…。バイクも持ち込む。島民なので運賃には島民割が適応されるのだ。


港にて。 とある人物の 相変わらず口が悪いがスルー。そういう対応が良いと思い込んでしまっているのだ。島に住むと口が悪くなる傾向があるのだろうか?気にしないように。せっかくの旅行がブルーになるから。


船は遅れて入港。揺れるかと身構えるも一番揺れたのは出航直後だった。

島が離れていく。不思議な感覚。

寝てたらついてしまった。宿がどこだか分からず違う釣具屋さんに道を聞いてたどり着く。

焼肉を食べるという第1目標達成。この後追加しました。(注:この焼肉店は閉店しました)

カッコいいエンブレム。50周年記念だ。

ヤギがこんなにもいる。森の下草がないのはヤギのおかげ。

小河川。食べ過ぎたかも。

ついつい仕事目線で見てしまう。予算が多め。

ヤシの木がいっぱいある。南国感満点である。移植かな?

この島にも桑の木山が!

行ったことのない初寝浦。今回上から初めて見たかも。森を仕切るフェンスの堅牢ぶりに自治体の予算割合と豊かさを感じる。

念願の?出航見送り。幻想的だ。光通信はしてないのだな。
やはりこちらの島はどこか違う。空気も違う。今住んでいる島の良さも思い出す。そして人が多い。これくらい居ないと商売は難しいだろうなぁ。最低限の経済圏としての人口必要量。
港にはムロアジが回遊していた。八丈を思い出す。釣具屋さん。やっぱり楽しい。見て選ぶ楽しさ。色々買い込んでしまった。

夕飯。スープがカレー。カレーは飲み物です、と誰かが言っていたな。人の作るご飯は美味いな。食後は買い出し。生肉が安い!宿の冷蔵庫に保管。その後夜間ツーリングに行く。

オレンジぺぺ。初めて見たかも?

盆踊りの練習だそう。皆さん上手い。たまに掛け声が入る盆踊りが面白い。「さーわさわさわー小笠原♪ひゅー!」文化が育つって時間と歴史が必要。

昭和なお宿。階段にはモロコの魚拓が。二人掛かりで釣った様。
一休みして飲みに行こうと思ってたら爆睡してしまった。勿体ない。

8月16日

早起き、というか昨日は宿に帰ったら爆睡してしまった。早寝の習慣がついているので致し方ないか。朝日を見に早朝ツーリング。以前は旅好きなわけではないのかな?と思っていたワタクシだがやはり旅好きだったようである。

旭山展望台?から

宮ヶ浜。誰もいない。ぼーとしてたら清掃部隊がやって来た。

ウエザーステイション。誰もいない。というか観光の人は早起きしないのかな。というか出港中だから観光客がほとんどいないのだ。静まり返った父島繁華街。土木作業系の人達は動いている。パンも買いそびれた。母島にパン屋さんはない。

神社のある山の山頂へ。普通に登れるようになったから少しは体力ついたのかな?

朝食。今日はラオス産コーヒー。まったりしたいが早めに済まし、チェックアウト。宿のご主人のノリがおだやかな宿でした。小笠原の宿って元来こんな感じなのかな。とても昭和でしたね。

これはムロアジカゴだろうか?ゴミ箱になっていたようだが。どこの釣り人も作るものは似たり寄ったり。
母島行きの船は7:30発。チッキは30分前までに。125ccだと5千円ちょっと。人間より高めである。しかし自分のバイクで走りたいという欲求はライダーならわかってもらえるかと。

さらば父島。

帰島し、一眠りして飯を食らう。

ほっとする。向こうの島が悪いという訳ではなく。

釣り。なかなかメアジが釣れない。先輩が恵んでくれた。若旦那も来た。メアジを譲る。その後となりにはフランス人の子。父島では悪天候で缶詰になっていたとのこと。右側の観光客はルアーでカツオドリをかけてしまい、外すのを手伝う。

夕飯。
明日から仕事だ。お盆休みは終わりだ。

8月17日

曇りである。
1日だけ仕事。また明日は休み。公共事業関連が主なので基本的にお役所のお盆休みとリンクしている。

業後ちょっとだけメアジを釣って明日の準備。
遅くまで準備に時間をかけてしまった。そう明日は先輩のお誘いで沖磯に行くのだ。思えばあの歴史的巨魚以来の沖磯だ。

8月18日

今日は久しぶりの沖磯。相方は先輩と伊豆諸島からの先生。しかし体調がベストとは言い切れず。

詳細は別ページに。

先生は絶対野球部の顧問で体育の先生かと思いきや数学の先生だった。先生のおじいちゃんが島在住とのこと。

珍しくラーメンじゃない夕飯。

8月19日

早朝向こうの堤防に留学生が入った模様。あたりが頻発したようす。良型のGTを寄せたのに最後針が折れてばらしたとのこと。大型魚はそもそも強運の持ち主なのだ。
ワタクシといえば右手の中指薬指が動かない。昨日サメと潮流とやりあってしまったからなぁ。弱いワタクシの手。

今日は午前午後と道路掃除からの支柱抜去。
昼は昨日の残りのカレー。

先輩が歯の治療で早退。この島には歯科医いるのが幸い。要予約である。
業後ワタクシは釣りへ東港へ。粘って遅く帰宅。昼の熱が残った堤防の上で星を見るのも乙である。

煮込みラーメ。うまかった。床に置くなんて学生の一人暮らしみたいだな。部屋で飲む用に水筒を常備している。夜中に足音建てて流しまで行くのも近所迷惑?になるかもなので。

8月20日

昼飯。
夜は大船長主催の先生沖磯釣行の打ち上げ。日曜日に磯に行ったメンバーとなぜか女性2人。短期バイトの子と介護関係。(島にはショートステイの介護施設がある。最後は島で過ごしたいという在来島民(戦前に住んでいた島民)の願いに対応したものだろう)船長が女性を誘うだしに使われたかも(笑)。二人は早めに上がって行き、お残りしてさらに飲み。結構深酒した。眠い。

8月21日

この日も朝釣り行かず。

仕事は支柱の仕上げ。一定期間をおいて修繕されてしまうであろうが感慨深い道路関連の工事である。

業後は先輩お二人、ワタクシでボートフイッシングへ。サビキも持参して臨みましたがムロアジ釣れませんでした。

ジギングした先輩はカンパチを釣りました。嬉しそうでした。

8月22日カンパチ

夕飯食べずに寝たのでガッツリ食う。
仕事は遠く。日差しが強め。
業後は今日も先輩とボートフイッシング。

雲の動きにはくれぐれも気を付けるよう言われている。あっという間に視界ゼロになるからだ

先輩はジギングでカンパチを狙い、ワタクシはムロアジ狙いからの泳がせ狙いで乗り込む。しかしかかったムロを容赦なく何者かに奪われて終了。サビキ仕掛けごとかっさらっていった。先輩はカンパチゲット。

帰り港の入り口近くでバラクーダを掛ける最後にフックオフ。先輩2が面白がって撮ったファイトの動画見せてもらう。動きが硬い。これはよろしくないな。

8月23日

最近朝釣りしてない。

今日も遠くの現場。暑さにすこし頭がいたいかも。軽い熱中症か?
昼はインスタント。

業後は日曜日に備え、先輩のボートを下ろす手伝いをする。またワイヤーで手を切ってしまった。日曜日はワタクシ、先輩のペアと、留学生とでもう一ペア。留学生はボートキャスティングは初めて。ボートロッドを貸し出す。感覚としては先輩が釣りそうな気が根拠なくしている。

夜はちゃんと食事を作る。先輩からの頂き物の魚とナス。
釣りをせず休養に勤め、早寝する。少し釣り欲が下がっているのか体調がイマイチだからか、明日は先輩達が南の磯に行くとのことだが焦りはなくただ若さとタフさが眩しい限り。
最近大物や良い魚を他の人が釣っても羨望がなくなった。結局自分と魚の絶対的な関係で他者と競うにはあまりにも条件が異なるから比較対照にならないしそもそも自分が競争できる立ち位置にいないからなのかもしれない。
さて、次のことも考えなくては、と思う。

8月24日キハダ

いつもの5時30分起床。良い目覚め。洗濯をする。
南の磯に行った先輩チームは、アタリはあったものの取りきれなかった模様。
さて仕事。

ハト。母島でハトと言えばアカガシラカラスバト。保護者の努力もありだいぶ増えた。

素麺と焼肉丼。うまい!
さて今後のことを考えねば(昨日も言ったな)しかし経営者というのは案外アバウトでもやれるのかも??

業後は急遽先輩の船でオフショアへ。ジグに良い当たりがあるものラインブレイク。先輩のラインと触れたか?。二投目はサワラに切られた。結構深いところをしゃくっていたのに。先輩達はカンパチの当たりを拾っていくがサイズアップは難しく。帰り道にて、眼鏡岩付近でサワラをバラした後、港の途中でキメジ。ワーワー言いながら取り込む。

暴れるので思わず足で抑えてしまう。

86cm7.96キロ。オフショアだが嬉しい一匹。釣りの楽しさを思い出させてくれる一匹だった。

夕飯はカレー。明日は起きれたら地磯に行こう。(あれ?ボートは?)

8月25日

5時半起き。地磯としては寝坊。西の海を見に行くとさらに波がある。ボートフィッシングは無理だな、と判断。東の磯に行くことにする。

またもやサンゴの産卵。

東の磯。なんもアタリなし。島の爺が釣りに来た。ルアーならいいや、と。?である(笑)
しかしここでミス。思ったより気温が上がり、水の量が足りず脱水気味。山道をヘロヘロになりながら帰宅。水をたくさん飲み、塩分補給して休養。凡ミスだな。これからはしっかり水筒を持参しよう。

塩分。

昼飯。
食後はネットで漫画をダウンロードして読みまくる。頭が心地よく満たされる。人には文化が必要なのだ。島民は読書家漫画愛好者が多い。引き上げたりすると大量の蔵書がリレーセンターに持ち込まれたり一部は社協に寄付されたりする。


午後、海がイマイチなので先輩方の船を引き上げることに。そして昨日のキハダを捌く。大きめの魚を捌くのにも少しは慣れたかな?しかし脂乗りはほとんど無い…。

鉄火丼定食。旨味足しに卵使用。寝かしてから食うべきだった??

8月26日

いきなりだが独白。旅はうわべかも?だから良いのかも。ワタクシは深く接することをめんどくさいと無意識に思っているのかもしれない。(かも、が多いな)朝釣りなし。
さて。今日は仕事が遅々として進まなかった。

前田商店で買ったペヤング超のやつ。量が多くて飽きてしまう。しかし柔軟に戦う姿勢は応援したくなる。
業後はメアジ釣り。やはり日没後から食いが立つ。子供に絡まれる。楽しいファミリーフィッシングは応援したくなります。

夕飯。残り物でご飯。食べ物と体調がリンクしていることを実感する。

8月27日

朝のルーティンを変えた。洗濯夜中に洗っておいてを朝干せば良いかと。ブラックコーヒー、ペットボトルの奴どうしようか困っていたけどレンチンすれば飲めるかも。
ダイビングペンシル含めルアーを動かすのが下手。
永住は難しいという判断だが期限いっぱいまで滞在してみようか。再考している。

道沿いの花。もう慣れたがやはり綺麗。

昼飯は今日も焼きそば。しかし少し手を加えた。
業後は入港日で買い出し。今回の便で沢山人が帰って来た。やはり人がいると賑やか。しかし人が多いのは自然には負担でもあり。一方人が居ないと経済活動は厳しいのだ。
買い出しひと段落して投げ練へ。ダイビングペンシルにアオチビキがチェイス。寸前までチェイスしてきたが口を使わせきれず。未熟だ。日没まで投げ続けた。ベイトタックルは投げるのだけでも楽しい。

夕飯は魚づくし。キハダのソテーにもらったスジアラの鍋。
今度の日曜日は沖磯。ナイロンシステムに挑戦するか、ルアーに限定して臨むか。どちらかでやってみたいと考えている。

8月28日

朝寝坊した。LINEには留学生のメッセージが。母島釣り案内への対応についてみたいである。返信して仕事へ。

昼飯。留学生とやりとりしていて改めてこの環境の価値を思い出した。

業後東港へ。

夢のような環境で釣りの練習。オキザヨリがちょっかいを出してきた。ルアーを色々試す。容易くルアーを否定してしまうのは早計だなと思い知らされる。

白鰐だろうか?

久しぶりの総菜とんかつ。Instagramをフォローを外したした人のことを思い出した。

8月29日アカマス

自己研鑽か。後ろめたさもあり、チキンレースをしているようにも見える。(なんのこっちゃ?おそらく釣りの上達のことだろうか?)

昼飯。炭水化物多すぎ。

アカマス58cm

メアジの切り身にて。カッコ良い魚。

すざまじく綺麗。撮影後すぐ逃がした。

カツ丼(総菜かつは2枚入り)。最近味噌汁多目。たくさん味噌汁飲みたいのだ。

8月30日

今日から先輩と同じ現場。段取り乱されるも修正され、スムーズに進む。

また作りすぎたかも。

業後は日曜日用の餌の確保。

昨日のベイトタックルで泳がせもしてみた。SSアシストの20号。なぜか想定より低い強度で切れる。これが紫外線劣化だろうか。

夜を一応少なくしてみた?

8月31日

今日も同じ現場。しかし穴掘りは手に響く。一生懸命やっているがなかなか作業が進まない。おちょくられてイラつく。手を抜いてると思われるのが一番きつい。

昼飯はカレー。ちょっと良いやつ。漁協の売店で購入。

気象アプリのウィンディすごい。もちろん命中率100%ではないが。気圧の線や雲の流れ簡易的だが表層水温も出てくる。ちなみに小笠原ではヤフーの雨雲アラートは通知してくれない。理由は不明。本土からの範囲がきまっているのだろうか?

準備の為ご飯は手抜きで控えめに。指影が。

明日は沖磯。30lbナイロンタックルを中心に試す予定。

9月に続く!

離島の友

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離島移住記録

Posted by Kamaji