離島移住記⑲2020年8月の小笠原母島
小笠原を楽しみつくそうと決めた8月。色々な人と釣りをしたり過去に溺れてかけてから避けていたシュノーケルに挑戦したり、隣の島に観光旅行したり。釣りに対しての考えを多くブログに書き残したのもこの月の特徴です。あ、大きい魚は釣っていません(汗)。
※本編をお読みになる前に注釈にお目通し推奨です。https://remember-fish.blog/emigra
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- 1. 8月1日 タマン アカマス
- 2. 8月2日
- 3. 8月3日
- 4. 8月4日 ギンガメアジ
- 5. 8月5日
- 6. 8月6日
- 7. 8月7日 ギンガメアジ
- 8. 8月8日アカマス 子GT
- 9. 8月9日
- 10. 8月10日
- 11. 8月11日 子GT アカマス 子ギンガメアジ
- 12. 8月12日
- 13. 8月13日
- 14. 8月14日
- 15. 8月15日
- 16. 8月16日 カッポレ
- 17. 8月17日
- 18. 8月18日
- 19. 8月19日
- 20. 8月20日 ギンガメアジ アカマス
- 21. 8月21日
- 22. 8月22日
- 23. 8月23日 カッポレ
- 24. 8月24日 外洋性の子サメ マダラエイ
- 25. 8月25日 子モロコ
- 26. 8月26日 ギンガメアジ
- 27. 8月27日
- 28. 8月28日 子ウミガメ(釣ったわけではないが)
- 29. 8月29日 バラクーダ
- 30. 8月30日 チギ
- 31. 8月31日
8月1日 タマン アカマス
今日でこの島に来てから500日。本来ならば引き上げの日だったのだが。
去年の今日も朝は雨だったらしい。と、行間開けても天気にかこつけて出かけなかっただけなのだ。
あと購入したロッドカバーがしっくりこなくて。改造せねば。(ちょっと扱いにくかったのでおすすめリンクはなし。同社の新作はROD CARRY CASE lightは良さそうかも(試してないので不明)。OC135ZGのオリジナルガイドセッティングは大きめのkwガイドなのでしまえるケースは気を付けないといけません)
ぐうたらしてからギターを爪弾く。少し新しい曲にも挑戦してみる。採譜してないなんちゃって演奏だが。今日は出港日なのだがなぜか出港日は演奏したくなる。
して懸案だったシュノーケル に挑戦してみる。道具は7月中に入手したのだ。安めのシュノーケルセット
港のスロープの横の砂浜が浅くて練習しやすそう。
サンゴで足を切った。綺麗だけれどサンゴは切れる。そしてその傷は治りが遅い。
海鮮丼的。
今日も堤防へ向かう。昨日青年と「また明日」と、約束したので。
スピニングタックルにて挑む。糸もいつもより細め。青年のタックルスペックに近づけたのだ。勝負である(笑)
青年ついにやった。ちゃんと考えてファイトした釣った1匹。そこに釣り名人スクーターに乗って登場。60センチくらいだな、と言って去っていった。測ってみると75センチ、4.6キロ。「人の魚を低く見積もるんじゃない!」と2人で毒ついてみた(笑)。持って帰るとアタフタ捌く青年である。
ワタクシもアカマス1匹。さっさとリリース。無事海に帰った模様。
ここから夜更かしせず時間を大切にしてさっさと寝るのだ。明日は磯に行く!
8月2日
今日は準備万端、まずは小磯へ。333釣り開始。
比較的中道だと思う変な名前のルアーにて。
赤ランプの下、実釣開始。やはり磯が似合うね。
やはり磯が似合う。投げ込んでみるが以前ほど飛ばない…筋力が落ちたか、何かを取り違えて投げているか。
投げ込む投げ込む。
先日購入したロッドカバーをカットして使用。少し生地が硬い。使い込めは柔らかくなるのだろうか?まあこの磯ではここまでしなくても良いのだが、お試しである。少し持ちにくいが保護はバッチリである。
海に向かって「ありがとうございました」、と一礼して帰る。港を見に行く。桟橋にはイカップル男。「魚っけがないべぇ」と嘆く。彼は釣りが趣味!というほどではない。暇だから釣りをしている感じ。意外にもこういう島民も結構多い。
帰宅してうどんを食って寝る。
起きたから軽食。そして昨日の泳ぐポイントへ。するとイカップルが。ライトつけっぱなしなので消してやる。邪魔しないように砂浜部でシュノーケル の練習。別にシュノーケリングベスト
夕刻、今日も堤防へ。今日はサメのみ。早めに帰宅。
一杯ひっかけて早めに寝る。ちなみにポテサラはパックで売っていたものだ。
エビスは実家からの支援物資、というか父はほとんど酒を飲まないのにお中元で送られてくるのだ。
8月3日
おや思ったより疲れがある。考えた末朝釣行はやめ、二度寝。
起きてブログを見、書きしていると先日お会いした遠征若旦那が遠征記事を書いている。残しておきたい想いが沢山書き記してあった。(注:遠征若旦那さんブログは閉鎖してしまった模様)
天候は曇り?
写真をまとめて。業後は港へ。釣り名人あり。
かつては磯大物ルアーもしていた島民もお子様と現れた。某竿もオーダーされ使っていた方だが今は忙しいとのこと。それも時間の流れか。大物釣りができなくなる日は来る。体力、環境、そして気持ち。まあ義務ではないのだから情熱が落ちたら辞めるのは普通の流れだし、恥ずかしいことでもない。自分の意志だもの。やりたいことをやればよいのだ。
さて今日のトピックは泳ぐ魚っぽいアタリの時。140lbリーダーでやっていたのだが合わせたところでラインブレイク。間違いなくサメではない。最近このようなパターンが多い。原因は泳がせるメアジが小さくなったことで飲み込みやすく針も深く入ってしまうのではないか、と。そこから合わせても歯でブレイク、と。本格的に対策せねば。思えばルアーでも同様な現象起きているのかもしれない。先輩は小さいルアーを使わなかったのもこの辺りからか?しかしリーダーに細工すると食いが悪くなる気もする。統計をとったわけではないのでわからないが特にロウニンアジの食べ方は吸い込みと齧るのが7:3くらいのイメージをワタクシは持っているのでなんとかせねば、と思う。
サンゴの傷、本格化。
8月4日 ギンガメアジ
なんとか起きたものの4時である。遠くの港へ135ZGを持って向かう。時間は短くなってしまったが投げておきたいのだ。
今日もこの界隈はガスがかかったようになっている。西之島の噴煙の影響だろうか。普段見通しの良い視界が霞んでいる。
さて投げ練。なんとか飛ばそうと初速から速く振ろうとしていたことに気づく。しっかりウエイトを乗せてからスピードを上げてみたら好感触。最もリストが強い人なら問題ないのかもしれないが。
帰り道、目玉焼き丼が食べたくなって帰寮してすぐに作る。
今日は草刈り。業務割合で結構草刈りがある。南の島の草の成長はすざまじい。
久しぶりのルシエルの弁当。
草刈りで奥地の滝を見る。チョロチョロ。後半メンバーの息が合わずイラッとする。
さて業後。泳ぎに行こうかと思いきや曇り。釣具の整理と昨日の懸案であるバイトリーダーを作ってみる。今日も釣り名人がいる。子分も合流してワタクシのことを何か言っている。大変不快である。
釣りに関してはやはり食いが悪くなるのか?アタリは暗くなってから一回のみ。結局テトラに潜られてバイトリーダーの結び目でブレイク。
青年の釣ったギンガメアジ。リリースとした。あまり引かなかったな。小さく見えるが70センチは超えている。しかし今日はボイルが無かった。久しぶりにP氏も現れたが仕事が忙しくて大変そうである。
キャベツを食べたい。そのあとはエビスを飲んで音楽を聴きつつ影竿使いさんとLINE。忙しいエリートビジネスマンでありハイレベルの釣り人だがこちらにも敬意を持って接してくださり感謝。
8月5日
寝るのも遅い。そりゃ起きられない。昨日の釣り名人の無礼ぶりを飲酒で散らしてしまった。ともかく5時半起床。朝食をとり、ブログを書く。中々文章を書くのは難しいものだ。印象的だったことはその日のうちに書いて翌日まとめる感じになっている。今日は週始めの予定と異なった。問題の多い現場である。
昼は家系。本物が食べたいがこのインスタントも、結構いける。ありがたいことだ。
業後。まずは入港日買い出し。そして釣りへ。今日はメアジの動向が最近のパターンと違う。中々釣れない、とそこへ自然保護関連の仕事をしている爽やかマンが登場。今日は泳がせをするのだと。彼は先月デカイのに二回やられている。全く持って泳がせ釣りを初めてやるにはこの島は相手が手強すぎる。
今日もスピニング。ザイロン40号のバイトリーダー。
爽やかマンからいただいたメアジを流していたらヒット。
30秒ほとファイトしたところでラインブレイク。サメだろうか?バラクーダ?イソマグロ?果たして切れたのは新たに仕込んだザイロン40号。ザイロン40号でもダメなのか…。
今日会った爽やかマン、文字通り爽やか人物。気分が良い。釣り場の人間がらみでちと気負っていたが、おかげで楽しく釣りが出来た。磯釣りの事を聞かれたのでLINEを交換しておく。我を振り返って1人が解消されたから気分が良かったのか?群れると安らぐのか?
夕食。ポイントはキャベツ。丸々一個のキャベツの方がもちは良い気がする。ヘルシーなメニュー。
またもや影竿使いさんとLINE。内容は「大型タマンってどれくらいから?」と、「オスカーって何の意味?」でした。彼はタマン専用にロッドを新調したい様子。感覚のレベルがワタクシより遥かに高い。良い意味での道楽を追求している。その点ワタクシはかなり大雑把で理解深度が浅いと感じるのである。
8月6日
朝食。チーズを挟んだ。
内地はいよいよ猛暑本番だそうだが。こちらはなんと完全に空が霞んでいる。伝え聞いたところによるとやはり西之島の噴煙の影響で化学反応が起きてるらしい。
例年と違う空。旅行者はちとかわいそうかも。4時半起きというのんびりだったので近場で投げ練。30分ほど投げ込む。
メモ書き的に、大物釣りに関して。
状況を切り分けて白黒で仕方ないと切り捨てるのもあり。何とかならないかと足掻くのもよし。ワタクシはとことん足掻うと思う。ただ手持ちという範疇でタックルシステムを強化しても限界がある。そして弱点がある。最終的に技術を磨き経験を重ねなくてはいけない。
また体格、体力、反射、感覚とか色々人様々。自分の要素を見てそれぞれの対応するしかのだ。無い物ねだりをしたり、自分にないものに目が眩んでも目標から遠ざかってしまう気がする。あと自戒を込めて書いておくと例年そうだったという基準を重視しすぎないようにしたい。状況をよく見なくては。
ふと思い立ったので忘備録として書いておく。
さて。仕事は枠作り。コンクリートの枠って奥が深い。現代のどんな建造物も誰かの作った枠がその根幹を担っているのだ。この仕事をするまで気づかなかった。
昼。胸焼けした(汗)。
業後。投げ練8割期待値2割で。冬の間の修行場所へ。ウネリが入っている。この時期なのに海と空の境目がなくなっているように見える。
飛距離を出すならライナーでなく射出角度を気をつけないと、という当たり前のことを思い出した。
いつか動き出すかも(笑)日没直後に一度水柱が立った以外はハタ系のアタリがあったのみ。
味噌ラーメン、高菜、エビス。エビスは実家からの支給品である、ありがたや。
8月7日 ギンガメアジ
今日の仕事は納期に間に合うのか?と、ちと不安に思いつつ目覚める。
食事をとり、リールをメンテ。リールをニコイチした。
結果として順調に仕事は進んだ。よかった。
ふと閃いて肉つけ麺風そうめん。
業後はいつもの堤防へ。最近磯は?と読者諸氏は思われるかもですがこの時期夕方の地磯は、無、な事がほとんどなのである。
さて乗っている青年がやりました。
80オーバーの立派なギンガメアジ。しかし。
青年の竿ソルパラには無理がたたったようで粉砕した。最近のショアジギロッドってこういう折れ方が多い気がする。竿の名誉のために付け加えると魚が竿の対応範囲を超えた相手であるので致し方ないのである。
青年ガックリきていたのでabuの黒鮪!でおなじみの?ツナロッド
欲張りサラダハーフと、ハイボール。
そして唐揚げである。お店で食べる出来立てから揚げと業務用ドレッシングの付け合わせキャベツ。とにかくかぶりつく。このありがたみは内地で暮らしていると分からなかったな。元来なら入港中はいつも満席近いお店だが今日は静か。コロナ禍の影響は大きい。
8月8日アカマス 子GT
今日は明日に備える日とする。明日には色々あるのだ。
朝、港にてライトタックルで投げてみた。ライトと言っても5〜6キロは相手できるタックルである。この島ではシーバスロッドでメアジかアオリイカぐらいが限界で間違えてちょっと大きめのルアー投げたら粉砕されてしまう事態があり得るのである。オキサヨリの2アタックとショゴの1追尾だけであったが。東北弁の男が近くで泳がせしてる。海はまったりしており、釣れなさそうである。
飯を食ったらラインを巻き返え。スプール5個とアベットを巻き替えたら時間がかなりかかる。ラインシステムもやり直して。ルアーの選定はそこまで時間は掛からず。ギャフは二本持って行った方が良いか。
さて堤防に行き青年にツナロッド を貸し出しする。もうすぐ青年も内地に戻る。その前に良い魚を釣って欲しい。そしてそれを動画に撮って皆で鑑賞しつつ一杯やるのだ。堤防に青年と向かうと橙色のポロシャツの青年。先月も来ていた隣の島のR君である。目標はGTを釣る、とのこと。実は明日は職場のベテラン先輩とRくん、ワタクシの3人で沖磯に行くのだ。さて今日は青年がサメサメアタックで撃沈。
ワタクシは久しぶりのスタンディングロックにて、よく引いたアカマス。
新規作成のザイロンハリス良さげで良かった。いやテストにはなってないかな?
そしてすっかり日も落ちた。R君はメアジを釣るのに苦心しているので1匹釣り、使ってもらう。暗くなってもメアジが留まっている。するとR君に何かヒット。若いながら実戦経験豊富なR君。小気味よくポンピングしてくると上がってきたのは。
なんと、子GT!85センチ7キロ超え。手繰りで水揚げ。こりゃ際先良いぞ!皆で喜ぶのでありました。
ブツ持ち写真、上手く写真が撮れなくてスマヌ。丁寧に魚を支えるR君に好感が持てるのである。
23時すぎまで用意をし、ラーメンをざっと作りかき込む。明日がこの島最後の沖磯になるかも、と思う。ちと切ない。
8月9日
今日は沖磯の日。3時起床で弁当を作る。前日就寝が遅くなってしまった。これが最後の大遠征沖磯かもと、また思う。
詳細は別ページに。
[blogcard url="https://remember-fish.blog/2020-8-9/"]
結果は惜しい、残念!だが楽しい沖磯であった。
さて帰寮して釣り具の掃除をする。今日同礁したR君は夕まず目も釣りに行くとのこと。
ヘッドライトだけ持ってその様子を見に行くことにする。堤防には釣り名人のみ。いつもの青年や先輩などのメンバーは昼間釣りに出かけてビックゲームしてきたようなので休みだ。特に青年はデカいイソマグロとやりあったらしい。
ふと見るとR君は手袋とギンバルを忘れてきたと。しかもバケツもなく、生きたメアジがキープできずに釣りをする。いやR君自身はこの滞在中をやりきろうと疲労ありながらも釣りに来たのだ。
今日は波の音が全くしない。珍しいことである。しかしこういう時に何か起きたりするのだ。R君、最後19時すぎにデットメアジを投げ込んでしばらくフォールさせていると何か当たった。合わせてから、ん?としばらく様子を見るR君。小さい?いや数秒して少し速目で重く走り出した。サメやエイではない。GTっぽい!一気に港の出口に行こうとする。動画を撮りつつ僭越ながらアドバイスさせてもらう。しかし今彼はグローブもギンバルもしていないのだ。後で確認したら最終手元で12キロ以上は掛けているドラグが普通に出て行く。リールが熱いと驚くR君。それがリールの仕事の結果だよ、と毎度の突っ込み(笑)。
ラインは80メートル近くは出ただろうか。厳しい状態だがちゃんとポンピングをし立ち位置を変えて反撃。しかしちょっとしたポンピングが止まった隙に巨魚は右側のテトラ部に身体を張り付かせた。ここで技を使い、我慢しなんとか剥がすことに成功した。
しかしもうリーダーに深い傷が入っていたのだろう、R君焦ったのか速目のポンピングにリーダーが限界を迎えた。ブレイク…。
しゃがみ込むR君。いつもながら道のりは遠い…。装備を忘れてなければ、もっと早く安全エリアに巻き込めていれば、獲れたかもしれない。いや、大きく育つ魚は皆強運の持ち主なのだ。それを上回る準備と技術、運を備えないと獲れない。先人の言った通りだろう。昼間のワタクシ自身のファイトも含めて反省しきりの2人である。
そこで?アウストロにて反省会を開くことにした。しかし彼は今日も激投Tシャツ。よっぽどカルティバ好きなのだな、吉◯さんも喜ぶことだろう(笑)。
チャーハン。21時すぎ解散。例によって見送りには行けないのでここでお別れの握手。明日の仕事はハードそうなのですぐに布団をかぶり眠りについた。
8月10日
5時半起床。ありゃ、筋肉痛だ。
今日の現場は体力的にきつい。加えて仕事前に集団生活の難しさを感じることもあり。少し気も沈む。昨日バラした魚のことも思い出して多重でローである。
結局仕事は無事終わり。帰寮してとにかく休む。こういう時は休むのが良い。一眠りしたら今度の連休の手配。何とか完了。
夕方は桟橋へ。メアジの群れあり、先輩あり。寮に帰り泳がせをしてみる。後から島の若者も現れ皆で集まってワイワイ。堤防釣りはこういうのも楽しい。結局釣れたのはエイだけであったが。
お向かいさんから頂いた白焼きを温める。美味い。もちろん島では売っておらず、お向かいさんの親御さんが送ってくださったのだという。昔を思い出す。しかし島で白焼きを食せるなんて。感謝感謝である。
夜、お気に入りポッパーについて影竿使いさんとやりとり。
夜も更けて風が強くなってきた。島の東に熱低がいるのだ。つられて雨が降れば濁りが来るかもしれない。そうするとあの魚が期待できそうである。
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8月11日 子GT アカマス 子ギンガメアジ
夜半過ぎに島の上を熱低が通過。轟々と風雨が通り過ぎてゆく。雨が残り午前の仕事はお休み。ならばと濁りを期待して港へ。しかし思ったより濁り少なく。とりあえず色々投げてみたらバックラッシュして油断して梅雨ブギィD7ロスト。
中華かた焼きそば作ったらソース味だった。肩透かしで苦笑いである。
午後は晴れて仕事。海が気になる。ウネリがあるので期待できる。
業後いつもの青年とならんで釣り。すると、
青年、子GTをキャッチ。声には出さないが嬉しそうである。
アカマスも掛ける。腕を上げたな青年!
ワタクシはアカマス。最後のメアジだったのに。しかし青年がメアジをくれた。
ありゃ、子ギンガメアジ。最後のメアジは何かに喰われて根に持っていかれた。タマンかな?
前田商店で売れ残っていたチコちゃんカレーを食す。
辛さを追加する小袋がついていたがベースは抑え目なカレーだった。子供向けだもんね(笑)
8月12日
お盆休み前最後の勤務。風はだいぶ落ち着いた。明日から隣の島へ行くので落ち着くのはよい。去年は荒れていたもんな。
もええしゃんどん→シャンパンの一種?
tfcc損傷→三角線維軟骨複合体損傷、手首の外側、ひねるような動作の時に痛むという。
F1層→マーケティング用語で20~34歳の女性のことを指す。
今日聞いた知らない言葉である。まだまだ知らない言葉がいっぱいあるものだ。島にいると情報から孤立しそうなもやもやとした不安感を感じることがある。
今日は入港日。なんと去年のGWに同船したルアーマンが今日の便で来島するというメッセを送ってきた。なんと!もう少し早めに言ってくださればと思うがまぁ致し方なし。最近の状況をお伝えする。この方は前回もお一人で来ていた。初めての母島だったようだが4mくらいの竿を東京の三越近くのショップサバロでオーダーして持参していたがベキリと折れてしまっていた。今回はそれを修理して遠征に来たということなのだ。
無性に食べたくなった。
久しぶりにガスが取れた。青い空である。
ガリガリ君。島に来るまでは食べることなかったな。
カツ丼。島のお寿司屋、大漁寿司の作るカツ丼が懐かしい。営業再開してくれると良いのだが。
入港日なので買い出しして、手前で釣り。堤防には旅行者だろうか?ワタクシは何も釣れず。
試してみたいビックベイト
ざっとした夕飯。明日は隣の島、父島へ旅行に行くのだ。
8月13日
今日からお盆休みである。
釣りはさておいて隣の島へ観光へ行こうと思う。気分転換である。あまり隣の島に旅行に行く人なんていないがお金をかける価値ありと自分に言い聞かせる。朝は遅めに起きて(4時)各港を見つつライトタックルを持参する。桟橋に東北弁の男やら釣り名人やら観光さんやら。続いて北港、東港と回る。しかし今日も空気が良い。
穏やかだ。釣りにはどうかな?
戻ってみるとカタツムリが!さっきまでは、全くいなかったのに!這った後も途中で切れている。テレポーテーションだろうか?と思ってしまう。カタツムリはたまに神出鬼没である。
そば飯である。
昼飯の焼き肉飯である。
さて13時、乗船1時間前にまずはスクーターをチッキで預ける。往復運賃(村民割引)と片道スクーターで8700円なり。そして自室の荷物を取りに帰り、桟橋に向かおうと歩いていると海徳丸の大船長が送ってくれた。感謝。
今日は駐在さんが島を離れる様子、見送りの人も多い。島で暮らすと子供の頃から別れをたくさん経験することになる。船には知り合い島民も乗っていたので少し雑談。島民はアコースティックギターにハマっているとのこと。コロナ禍で自宅で練習できる趣味である。
はは丸は14時に出港して16時くらいに到着。
隣の島は少し乾燥しているように感じる。すぐにチェックイン。結局去年と同じ宿民宿ささもとにした。宿のヘルパーさんが背の高い女子。おお、と思う(笑)。ちなみに父島は人口構成で言うと女性の方が多いそうである。母島は逆である(笑)。
そして島をスクーターで散策。馴染みのない久しぶりのアスファルトの道を走るのは気持ち良い。軽い高揚感。旅に出ている感じた。
かつて泊まったユースが見える。
ウエザーステイション展望台から。ザトウクジラのシーズンにはここからも姿を確認できる。
のち周囲の遊歩道を散策。
あっ、母島がくっきり見える。近くに見えるなぁ。
崖。起伏の目立ちやすさでいうとやはり父島の方がキャッチーである。
集落。街らしい?
坂道を下りつつ周囲を見て回る。少し下ると戦跡や大規模墓地がある。
コペペ~小港海岸と回る。だれもいない静かな砂浜。
一通りチェックすると道沿いに夕日を見る人々。
別場所で見ていたオガトモによるとグリーンフラッシュしたらしいがその一瞬を見逃した。残念…。
宿のオヤジさんに挨拶してから居酒屋めぐり。
①洋風居酒屋チャラ。3300円くらい、2品食べた。天井には魚拓がいっぱい。小笠原の巨魚を実感するには良い掲示だなぁ。あと船釣りなら隣の島の方が良いのかも。ディープエリアが島の近くにあるからなのかな。
②ニアリースナックなブーゲン。1700円くらい。一品のみ。竹の子の煮物を食す。一発で島民だとばれた。カウンターのお姉さんと少し話す。ちなみに小笠原は諸島全域が国立公園なので風俗店やパチンコ屋がないのだ。雀荘もないかな?ただ島の男たちは自前で雀卓を用意して楽しんでいる模様である。
③1600円くらい。メインストリート沿いのお店(名前失念)。店員さん母島にも仕事で来たことあるという。お客は自分だけ。閉店作業始まったので早めに店を出ることにした。
なんかコロナの影響か全体的に早仕舞いっぽいのでもうお店は回らず、自販機でストロング缶を買って青灯台へ。やはりコロナ禍でピリピリかもしれない。
青灯台。入港中だが人影はなし。
港には色々な化学的な匂いとワサワサとした人の気配。すれ違う人とは挨拶することもなく、いやそれが日本では普通だ。1人で釣りにいく夜の母島の釣り場より都会の方が孤独を感じるのだ。孤独って対比なのかも。
とそこへR君登場。ツイートを見て顔を出してくれたのだ。少し話をして星を見に去っていった。律儀な若者だ。
続いて長期滞在中のオガ友が現れた。滞在時間は貴重だから来なくて良い、と言ったのだがこれまた律儀にフルーツ持参で顔を出してくれたのだ。オガ友は外見と中身が噛み合わない不思議な人間だ。1時間くらい島の事などを話して解散とした。
ほろ酔いで帰宿。明日は何度か企画しながらも行ったことの無い海岸を目指すのだ!
8月14日
隣の島2日目。早起き、と言っても5時とかなのだが、村落内をバイクで走ってみる。
泊まった宿、 民宿ささもと 。必要十分である。料金と十分な施設。綺麗な布団、エアコン、冷蔵庫。
父島にはいろいろなタイプの宿があるから離島旅で求めるものを明確にしてから選択すると良いだろう。旅人同士の交流か、ゆったり高級リゾートか、自然の中で過ごしたいか、人と触れ合いたくないか、安く上げたいか。
朝のウエザーステイション展望台。なんか涼しい。母島から北上したからかな?
7時朝食。
ベリー昭和的な朝食、懐かしい。 民宿ささもと はコーヒーがポイントなのだ。団体客も多い宿である。旅人同士の出会いを求めるタイプの宿ではないかな。
思ったこと。バイクで、いやスクーターでなのだけどアスファルトの道をスピードを乗せて旋回していく時の楽しさ。ワタクシは旅がしたかったのだ。目的はその過程にある。目的地はそこまで深い意味はなかった。あぁ、果てしなく旅をしてみたい気もする。いや、帰る家がないと困るのだが(笑)。
やはり隣の島は空気が乾いている気がする。
さて目的である今まで行ったことの無い場所に行くこと。
都道から3〜40分降ったところにあるという海岸を目指す。何度も父島に来ていたのにちょっと遠くて今まで後周しにしてきたのだが。さてどうだろうか。
中間地点、ここから急な階段。身構える。行きで40分、帰りで70分かかると噂だったのだ。70分て1時間超えだものね。
いつもの黒い鳩。ボーボーと鳴く。横のフェンスはこの黒鳩用のサンクチュアリであるそう。だいぶ増えたのだな。しかし階段の工事やフェンスに、土留めにお金が掛かっている。今の仕事柄そういうところをしげしげと観察してしまう。
着いた!
足跡のない綺麗な砂浜である。
ワタシの足跡~♪
こういうところはビキニの姉ちゃんが似合いそうだが、今日はいませんでした。島でリゾートバイトする女の子たちはボートで上陸するらしい。かつては釣りはどうかなと想像していたが浅くてやる気は起きないな(笑)。
これが砕けると緑色の砂になるのだろうか。隣にはメノウビーチと言うのがあるらしいが道がわからず。サンクチュアリの中かな?
こういうところで食べるご飯は旨いに決まっている。これは7時ごろにやっていたお店で購入したがアクティビティツアーに申し込む人は宿でお弁当を頼むとか前日に手配した方が良いだろう。集合時間が意外と早いのだ。
帰り道は杖を作って登った。かなり楽になる。蜂を追い払う目的もあるのだが。
結局行きが20分帰りが30分だった。あれれ?体力というより山道慣れが効いていると思う。ん、メノウビーチはガイド必要なんだね。
移動である。周回道路から少し山の方にも寄り道してみる。ハートロック(千尋岩)への道もあるようだが?
こういう道も良い感じだよな。ちょっと南の島と言うかハワイとかを連想するとか。まあ日本の島でハワイ風にする傾向には好きではないのだけれど。各地の良さが薄れ没個性化してしまう。小笠原は元来は行き止まりではなく南洋の国々と交流があった場所なのでその多様性が意匠にも発現できればなぁ、と個人的には思ったりする。
移動した、白い砂の小港海岸である。
この島は砂の海岸が多くて海水浴にも良い。
境浦である。沈船は濱江丸(ひんこうまる)である。スクーターを停めて脇道から海に降りてみる。
海岸を歩いてゆくとよく小笠原の写真に出るブランコである。泳いでるお姉さんの中に見た顔のような人が。あれ?
さて市街地に戻ってきた。中華料理屋海遊さんに行く。ちゃんと炒めた炒飯とつけ麺が嬉しい。
午後は釣具屋のおつかめ屋に行く。狙ってたキャタリナLD30はなく残念。廃盤の興味深いフックなど買い込む。そして人の少ない海岸を探して宮の浜から右往左往。
結局沈船濱江丸のある境浦でピチャピチャした。やはりフィンが苦手。 濱江丸の所まで泳ぐほどの度胸はない。帰宿しシャワーを浴びてから買い出し。冷凍でない肉が嬉しい。あとはそこまで目新しくない。
またもや ウエザーステイション展望台 に夕日を見に行く。今日はグリーンフラッシュ見れるかな?すると仕事を終えたR君と料理人釣り人のK君が現れた。
今日はフラッシュ不発である(笑)。二人と釣り談義をしてたら日が暮れた。飯を食いに行こう、ということに。あめのひ食堂に行くもお休みだったので波食波食(ぱくぱく)に行くことにした。
R君。今日も激投Tシャツ(笑)。こないだのバラしのことを色々考えているようだ。
料理人釣り人のK君。実は去年の9月13日に一緒に釣りをして取り込みを手伝っているのだ。コロナの影響で本業が一時出来なくなりR君の伝手でこの島で働いているとのこと。ゆくゆくは海外で働きたいと。若者の勢いが眩しい。話しつつ大物釣りの終わりを考えたり話したり。まだワタクシの人生が終わりの訳ではないのだが。2人のおかげで楽しい夕食となった。
明日は父島旅行最終日である。
8月15日
出発の日。
連絡船の船中にて記す。2日前のこと、誰彼ということではなく人と話すことがつまらなくなっている。考えすぎて話すからか。結局助平なだけか。諦観や萎みつつある情熱の行き先か。先行きの不安さか、足踏みしている自分か。
…。なんのこっちゃ。
さて早起き(3時くらい)して流星群を見に行くも見えず。二度寝。5時ごろ起きて缶コーヒー片手にブラブラ。
相棒とウエザーステイション展望台。
去年も出発の日に来ているのだ。
昨日買ったもの。
朝食。
納豆にタマネギとは。初めてである。
やっと買えた手作りパン屋さん。しかし少ししか残ってなかった。
730出港。どこかの人が見送り。と、手を振る人の中にかつて母島で働いていたお姉さんが!昨日の見かけた人は他人の空似ではなかったのだ!
船中では行きの船で一緒だった島民の子と少し話してうとうと。
去年のGWに来た釣り人。厳しい遠征だったようだ。しかしそこでデカいのかけても危ないですよ~。
9時帰寮。とりあえず買ってきたパンを食べてみた。
パスタは茹ですぎた。
夕方は堤防へ。釣果なくサメのみ。しかしまったりとしており良いな、と思う。
買ってきたお肉で早速鳥そばを作ってみた。
やはり居心地としては母島の方が落ち着くなぁ。慣れているのもあるし、人それぞれだとは思うが。そして暑い気がする。
今回の旅、結局宿代、買い物、総額で5万オーバーだった。外食のみは金が掛かる。
8月16日 カッポレ
まだお休みである遠くの港で釣りをしようと企んで2時半起きしたのにまとまった雨に戦意喪失。二度寝する。
起きたらいい加減に作ったご飯を食い、投げ練しようと東港に行く。
いい加減飯。
イカップルの男が呼ぶので行ってみたらまあまあの良型カッポレ。手繰りにて取り込みしてあげる。別に魚を食べるわけでもなく、暇つぶしなので逃してあげるそう。
イカップルども、男は釣りをして女はその後ろでウクレレの練習。暇だからかなぜか話しかけら続けるので投げ練しつつ長居してしまった。いやこちらが気をかけてもらったのかも。
帰寮して隣の島で買った肉を焼いたら胸焼けした。豊潤な食材がきつかったか?おかげて夕方の磯釣行は断念。
スープである。
部屋でウダウダしていたら港で釣りを並んでするちびっ子釣り師(漁師の子供)が寮に訪ねてきて本がつおをくれた。ワタクシの名前を間違えて覚えていたようだったが。お父さんと船釣りに出て本カツオが沢山釣れた模様である。今日はオフショアに行った先輩達も大漁だった模様。ちなみに島の子供で本格的に釣りをするのはこの子だけである。
夕暮れの東港に行ってみた。イカップル男から聞いたお化けは出なかった(笑)。ちなみに北港、東港も携帯の圏外である。そもそも電線が通っていない。集落に戻ると東北弁の男から電話あり。登録する。帰寮してアウシュビッツの特集を見る。
8月17日
今日から仕事。モヤモヤとした気分で起床である。休み明けなんて皆こんなものだろうがしかしワタクシの頭は漠然とした不安に囲まれている。
昼飯。こってりしすぎは体が受け付けないな。外食続きはきついのかもしれない。
業後は昨日貰った本がつおをタタキにして今日食べない分は冷凍した。たたきにすると冷凍でも持つ気がする。アラはコマセにするのでこれまた冷凍。そして釣りへ。
恐ろしく何も当たらない。水も動かない。海ケムシが何匹もスイスイ。メアジはいるのだが。そして生臭い。サンゴの産卵か、魚の死骸か。
夕食。早速本カツオを食す。
大変うまし!しかしニンニクが強くて少し胸焼けした。本カツオ、島周りではたまに釣れる魚のイメージ、通りすがることもあるのだろうけどそれなりにレアである。もちろん漁師が広範囲に探せば獲れるのだろうが。
色々考えてていたら午前様だった。
8月18日
早起きは失敗。いや怠慢だろう。しかし魚の気配がしない時に苦行のように磯に向かうのはきつい。それでも少しだけ試したいことがあり港へ。先日買ったルアーを試すのだ。
なるほどビックベイトとはこのように泳ぐのか。細かく振動もしてるし面白い。素材の特性というやつだろうか。よくワーム素材のルアーで釣るとレベル低いとか引け目を感じるという人がいるが、そんな事を言ってくるのはのは分かっていない愚かな人間だから気にすることはないのである。
仕事はなぜかうまく進まず、お向かいさんと話し合い。しかし話し合いができる人は建設的で良い。
昼飯は簡単に。
業後は東港へ。道中痩せた黒猫が。メアジの切り身をつい与えてしまった。さて海。しかし何も音沙汰がない。
水温が高い!チラチラとベイトは見えるのだが。大型魚は高水温が苦手なイメージである。
ルアーやらデットメアジやら投げ込んでみるがやっぱり音沙汰なし。すると青年がドライブがてら現れた。青年は大学の授業をオンラインで受けている模様。よく投げださないもんだ。昨日聞いたお化けの話を外灯のところでして帰寮。帰り道にも黒猫がちらほら。しかしお化けより生きてる人間の方がよっぽど怖いな(笑)。
牛肉を入れた賞味期限切れ豆腐の麻婆豆腐。めちゃくちゃ美味かった。
8月19日
夜中に腹が下って目が覚めた。やはり古い豆腐のせいか?今日は明日の仕事のための下準備。しっかりやらねば。何か忘れてしまっている気がしてしまう。
ナイフがストン。
用事を済ませたらちゃんと作りたくなった昼飯、スコールが通り過ぎる。入港日、今日は知り合い釣り人が来島、遠征である。撮影である様子。撮影の仕事で釣りって辛そう。必ず成果を出さなくてはいけないし、日程に締め切りはあるし。プレッシャーは相当なものだろう。
ガンマの傷を補修しつつ隣の島の料理人釣り人K君とDM。ちょっと日程とワタクシの休みが合致しないようだ。テレ東では隣の島のことをやっている。こういう取材もあまり母島までは来ないなぁ。
食後に夜釣りに出掛けたがめぼしい釣果なしである。
8月20日 ギンガメアジ アカマス
ゆるゆると遅起き。今日は仕事がハードな日である。
覚書として釣りに関して言えばネットの情報なんて一般の人が手に入れられる情報の3割くらいではないだろうか。情報が欲しかったらやはり通い続けるしかない気がする。
昨日夜釣りをしていて虫に刺された。痛々しい。なにか刺す虫にやられた?
夕暮れ。
久しぶりのギンガメアジ。
久しぶりのアカマス。久しぶりの手ごたえある魚にホクホクした。
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8月21日
今日はこんなものを食べたくなった。
久しぶりに魚を釣った翌日、ホワホワとした幸福感が。そう釣りとは幸せなことなのだなぁ。
そういえば愛用しているロッドビルダーさんのブログ記事に出ていたシンプルなオーダー、そういう方向でオーダーしたくなる気持ちすごく共感してしまう。もちろんセンスの良いラッピングを否定するわけではないが極力シンプルで機能のみがカッコ良いとワタクシは思うのだ。値段の問題ではなく。それに綺麗なスレッド巻いてあっても釣果には関係ないし。
安定の焼きそばライス。午後はコンクリート打ち。進行が荒れ模様。なんとか終了。スムーズな仕事とは?正直者が馬鹿を見るのはなんか許せないのだ。
業後は先輩の気まぐれお誘いに乗ってボートGTフィッシングへ。ボイルが出たりして雰囲気は良いのだが。他の船の先輩のルアー にはGTが出た模様だが。
しかし釣れなくともボートの上から見る夕暮れの海は美しいのだ。胸いっぱいになる。
なんとかグリーンフラッシュを撮りたかったが。今日もスカである。もしかしたらフラッシュしたかも?
夕食、餃子。蕎麦は茹ですぎた。先輩明日も船を出すとのこと。
8月22日
5時のアラームで目覚めたら、先輩のLINEが!5時出船とのこと。急いで用意して港に行くも出港してしまっていた。あぁ。またやってしまった。
もう今日はぐうたらだ。好物の納豆食って一眠り、スコールがザーッ。先輩はノーバイトだった模様。また一眠り。目覚めてカップヌードルを食べていたら来島していたO氏が出港とのこと。港にはあまり行きたくないがご挨拶をしないのは人の道に反するなぁ、と食いかけのそれを置いといて港まで駆けつける。
O氏。ショアルアー業界では有名人だが一応顔は出さないでおく。後はカメラマンだ。そのうち某ロッドメーカーの動画で使われるのだろうか。とにかくなんとか挨拶する事はできた。ワタクシの思うショア大物ルアー釣り人の全国ランキング上位10人に入る実力者ながらめちゃ物腰が柔らかく握力が強い(笑)今回も色々お魚さんとあったようだ。
帰寮し、チャーハンを作り、ギターの練習。そこにグループLINEあり。犯罪ではないが事件が。南の方に出かけた観光客が出港の時間になっても戻らないのだ。島民有志で組織されている消防団が捜索に出た模様。当然こんな最果ての島の出来事なんてそうそう報道には乗らないのだ。報道って報道機関が拾ったものだけが公になっているのが実際なのだ。犯罪や事件はどこでも起きている。まあ母島では詐欺とか殺人とか誘拐などは起きていないが。
さて夕まずめは先輩と港で釣り。色々考えつつ話しつつする釣りも楽しい。集落に戻ると顛末が少し伝わる。どういった事かは詳細不明だが遭難者は亡くなっていたとのこと。ここは人間が主役の領域ではないのだ。専門家でない島民が遺体を引き揚げてきたのだろう…。
さて夕食はガッツリと。
食い過ぎ。そしてブログを書いている。今日は長渕さんが無観客ライブをするらしい。見てみたい気もするがお値段高めなのでやめた。Pさんと情報のやり取りをして就寝。
8月23日 カッポレ
早起き出来た!さてどうする。堤防でデットメアジだ。
投げ込んでみると魚がついてくる。サメだ。しかしその後ろに尖ったヒレの魚が。ヒラアジ属だな、とデットメアジを切り身にして投げてみる。と喰った!素早く寄せて反撃する隙与えずにごぼう抜きしてみた。
やったやった。クロカッポレだ。体高のある個体。カッポレ好き先輩にあげよう、と持ち帰ることにする。この竿
メアジの水晶体。デットメアジからこぼれ落ちた。
クーラーBOX、これを愛用している。値段の割に氷持ちが良くて軽めなのがお気に入りである。
スタミナ丼的な朝飯。
昼はインスタント豚骨ラーメン。さて一休みしているとTwitterにリリース関連のツイート。思わずレスポンスしてしまう。そしてシュノーケル の練習に。が、お目当てのいつもの海岸は先客が。他を当たる。
この間餌をあげた黒猫がいた。
なんとか海岸を見つけ、海中散策。魚もおり楽しい限り。その後はいつもの港に行くもサメサメサメ。Pさんは早めに帰宅。
飯はなく、飲み。
酒を飲んでの戯言。酔っぱらいながら言葉を打ってみる。
「リリースを公言するならばファイトタイムを短くしないと。またラインブレイクをしないようにしないと。GTを例にするのなら10分もかけたら厳しい印象。酸素負債と内臓の処理の限界などやられてしまう。30キロオーバーのGTをオカッパリで10分以内で問答無用で揚げられるアングラーがどれだけ日本国内にいるのか?そしてそれを最低2分以内でリリース出来る技術とメンタル的余裕。…。(過激な内容なので割愛)
誰かを責めているわけではない。認識してほしいのだ、我々は原始時代の人々と同じく根本的な本能に従って大物を釣りたいのだ。そして釣りは魚を殺めるに近い行為なのだ。いやどんな形になろうと魚からしたら釣りなんて残酷な行為に違いないな…。客観的に見れば完全にファイトをコントロールし切れない食べない魚を釣る事は残虐な行為であることを忘れてはいけない。釣果は釣った人の責任と自由だがせめて罪の意識と…。 (過激な内容なので割愛)
過去にサメをぶん投げたりしたワタクシが言える義理だはないのだが、どうか釣れた魚を大切に扱ってほしい。それは個人の自覚の問題なのだが。釣った魚を乱暴に扱ったり堤防にクサフグや小鯖を放置するのはやめてほしい。そんなことをしてもフグも小鯖もいなくならない。意味のない虐殺行為だ。自分が魚だったらどうなのか?
…。(飲み過ぎたようだ。話が脱線してるな。)
8月24日 外洋性の子サメ マダラエイ
昨晩はつい飲み過ぎてしまった。それでも3時半起床して堤防へ。果たして。
二日酔いなんて若い時以来だ。それでもキープしたメアジを流してみる。不発だったが。帰宅してスッキリする朝食を食べようと。納豆としじみ味噌汁(もちろん即席インスタント)である。
少し休んでから仕事へ。風が涼しい。秋の気配か?なんて思っているとスタンドのお姉さんも「風が軽い、秋っぽい、でもまだ早いよなぁ」と。風が軽いなんて詩的な表現だ。ちと脱線するが島での元来の余暇の過ごし方で多数を占めるのは読書である。島民は読書家、漫画愛好家が多い。引っ越しや家仕舞などでは大量の書籍がリレーセンターに出される。
昼は久しぶりのルシエル弁当である。付け合わせに飲むヨーグルトがポイントである(?)。
業後、九州の憧れのアングラーのお一人であるFさんとDMでやりとり。やはりリリースについて、で色々思慮しているようである。
さて釣り。今日は料理人釣り人K君が隣の島からやってきた。並んで釣り。去年はカンパチを釣った彼だが果たして。
今日のワタクシの獲物は巨エイ先輩ことマダラエイ。強いタックルだったのでつい針が惜しくて引き上げてしまった。シッポが切れているので再捕獲個体かな?食べるわけでもないのですぐリリースである。怪魚ブームの昨今だが個人的には乱暴にしないであげてほしいと思ってしまう。これは懺悔な気持ちだろう。
夕飯すき焼き風。今日は酒を飲まないぞ、と。明日早起きだ!と思っていたらまとまった雨が。明日の朝マズメもだめかな~?
8月25日 子モロコ
夜半の雨では濁りはなかった様だ。
しかし仕事の準備中にまたもや雨。雨が降ったらお休みで、なのだ。
昨日から島に来ている料理人釣り人が遠くの港で釣りをしているので心配になって様子を見に行く。すると釣り場に釣り道具のみで姿が見えない。焦って周りを探してみるがいない。すると後ろからトコトコ出てきた。ずぶ濡れになって洞窟で雨宿りしたとのこと。それでも粘るとのこと。風邪ひくなよー。
さて帰寮するとTwitterでまたもや魚の扱いについて留学生の先輩がツイートしている。ついついDMしてしまう。この若者は着眼点が鋭くルアーマンたちの痛いところを突いていて良い。反感も買うだろうが、考えだしたらキリがないし楽しくないという人も居るけれどもし釣りと魚が好きならば考えなくてはいけない気がする。
昼飯を食べているとドコモからショートメール。設定をしなおさないとメールが受け取れなくなるとのこと。それは困るのでやり取りしてみたかフリーメールは受け取れず。困った。携帯電話などのトラブルの復旧に大変時間がかかってしまうのは離島の弱点である。母島にドコモショップはない。
さて今日も堤防へ。何故か公務員の皆さんはいない。外海が多少荒れており濁りもある。こんな日はGT注意報だ。先輩にも状況を知らせるが今日は行かないとのこと。勿体無い。
Twitterにはにはアベット警察がいるようだ(汗) 海魂4000T にしてみる。
さて予報は的中。PさんがGTと思われる魚を掛けた。良型そうだったが3分ほどファイトしたところで根ズレブレイク。止められる時に詰めないとダメだがデカかったのだろう。しばらくしてワタクシにも良いアタリだがすっぽ抜け。GTっぽかったが先輩にLINEしたらなんでもGTにするな、と言われた(笑)
のち青年がサメ、ワタクシが今日も巨エイ先輩、
Pさんがミナミハタンポで小型のモロコを釣って終了となった。
帰寮して雑な夕飯。早起き出来たら港へルアーを投げに行こう。
8月26日 ギンガメアジ
2時半のアラームで目覚めたが結局家を出たのは4時近くである。
港に行き魚の通り道にアプローチしやすい立ち位置から投げる。
マグナムミノーから。相変わらず外海は荒れ気味で濁りあり。4時半すぎ マグナムミノー200
今日から新しい現場。掘削。硬くて時間がかかる。
ダイビングセンターに飲食店が新装開店した。88カフェ。
(島民はハハカフェと呼んでいたがダブルエイトカフェが正式呼称だったよう。当時はテイクアウトだけだった)
お店のお弁当。完全出来立てではないがまあ美味しくいただいた。
帰り道、漁協の売店で南方強者28号
店を出たら通り雨が。しかし午後には上がる。蒸し暑くじっとしていても汗が止まらない。途中から他の現場の先輩合流。休憩中話しているとお持ちでないということでAmazon
して今日は入港日。買い出し。前田商店にてレジを並んでいると先日泳がせ釣りをサポートした郵便局の方の奥様から腕パンチされた(笑)。旦那が大物用の釣り道具を欲しがりすぎるからだそう。確かに質問されたので少し指南したがワタクシのせいか?(笑)
さて釣りである。いつもの竿
学校の先生が釣った80センチくらいのギンガメアジ。一瞬GTかと思ったが。
リールを替えて8時半まで粘ったがダメ。やはり潮が港内のゴミと汚れた水を閉じ込めてしまったのが敗因か?外海は良い雰囲気だったのだが。
夕食は賞味期限切れのレトルト牛肉シチュー。食えるのだけれどね。牛肉ってなんか大事にしてしまうなぁ。
8月27日
6時起床。昨日の夕方がパッとしなかったのでのんびり。
焼きそばライスと一度冷凍したカツオを刺身に。うむ、味は落ちていない。大丈夫そう。
業後はいつもの堤防。しかし浮いているごみが動かない。つまり潮が動いていないというかウネリと潮の上げで汚い水が港内に押し込まれて留まっている。濁りは良くても汚れは南方のお魚にはダメなのかもしれない。
カツオユッケとインスタントラーメンの富山ブラック。美味かった。富山ブラック、現地で食べてみたいものだ。
白身って捨てがちだけどチンして食べると一品になりますな。
8月28日 子ウミガメ(釣ったわけではないが)
起きると右手の浮腫は相変わらず。これはかなり安静にしないと治らないのだろう。釣りと言うより業務で慢性化させている印象。しかして海は落ち着いてきた模様。
ふと思ったこと。
ルアーで釣るということ。実は利便性と効率でのそれぞれ、条件によってルアーが有用、餌が有効なだけ。餌なら簡単とかルアーは難しいとか。実は難しいのではなく魚の都合に合っていないだけなのではないか。
ワタクシはどこか餌を使う釣りに対して見下すのは誤っていると思うのだ。ルアーだけで通す、トップだけ、それは自分の決めたルール(我)を自然の中で通す遊びというか酔狂としては良いがそこに他の釣り方との優劣を持ち込むのはおかしいと思ってしまう。拘った条件下で続けるとによる技術の向上はその通りなのだがルアーフィッシングの方が釣りとして難易度の高い上位の釣りという認識は視野の狭い見方だと思う。そういう人たちが思っているほどの釣り人の力が及ばないところで魚が釣れる釣れないが動いていることをこの島に来て実感した。具体的にはそのルアーでも食うようなノリの魚がちょうど射程圏内にいたから喰ってくるのである。そしてそういう魚は少数派であるから大事にした方が良いですよ、と。
またまだわからないことが多いから新しいアプローチのルアーが結構釣れたりする。それは今後とも研究しなくてはいけないことだろうな。
ライン、タックル強度について。
細い糸ライトなタックルで釣ること。確かに技術が優れていないと出来ないとは思う。それは凄いことなのだけど、例えば大物を釣る技術習得までにどれくらいの数の魚をラインブレイクしたのか、ライトラインで釣るためにどれだけ時間をかけてファイトして弱らせて寄せたのか。有限な魚資源、リリースを少しでも望むのならライト信仰は少し考えないといけないなと思う。タックルの適性強度って難しいのだけれど、過度なライト信仰は感心しない。
人それぞれの考えであり他人がどういう考えてもとやかく言えないないのだがふと思ったので記述。釣りだけでもまだまた考えることが多い。
さて今日も同じ現場。仕事は肉体労働ではないのだが風か動かなくで暑い。
昼飯はガパオライス。ガパオライスってこういうものなのか。初めて食べましたよ。
午後。休憩中に安倍総理が難病再発のため辞任とのニュース。難病とはいわゆる潰瘍性大腸炎。最近顔色が悪いとは思っていたが。潰瘍性大腸炎は辛い病気である。病院勤務中は何度かLCAP(白血球除去療法)に関わったが寛解までに時間のかかる病である。最近は良い薬も出てきたようだがともかく治療に専念してくださいと切に思う。彼の実績の表裏、功罪はさておいて潰瘍性大腸炎の患者さんからするとその頑張りは他の潰瘍性大腸炎の患者さんに大きな希望を与えたのではないのではと思う。しかし政治家とはとかく叩かれるものなのだと職場で話していて思う。メンタルタフでないとできないな。
さて業後。雲が綺麗である。今日はスピニングタックルにて泳がせ。
立ち上がって行った雲に陽が当たる様はすざまじく綺麗。
昨日よりゴミは減ったがメアジが少ない。トピックは一回。泳がせたメアジに何かが食いついた。バシリ!と合わせさらに追い合わせを入れると中程度にダッシュ。しかし20秒ほとでハリスが切れた。なんだ?180lbのリーダーなのだけどな。バラクーダか?外洋性のサメか?蹲み込んで針を結び直していると大腿部に不思議な痛み。30秒ほど続いた。
向きを勘違いして壁に向かってジタバタしている小亀。波打ち際に離すと泳いで行った。最近亀が孵化してよく見かける。聞きかじった話だと卵から出た直後のウミガメは体内で特殊な物質が出ていてハイテンションのまま海に向かうのだそうだ。
夕飯は麻婆豆腐と初コロナビール。ライムはない。コロナ禍をやっけてやろうという心意気である。あ、栓抜きがない!
寮の台所を捜索!栓抜き?があった!
さっぱりした味だった。
8月29日 バラクーダ
またもや夜半に雨。まとまった雨と潮の向きでほぼ地磯は厳しいと判断。
昨日はGTが釣れるかもう一つの事項が出来たら延長かと思っていたが、うーむ、そういうことではない気がする。
ちゃんと朝食。寮には一応の家電は揃っているのである。
さて今日はシュノーケル の練習。足のつかない場所で泳ぐため。恐怖の克服のため一歩づつ。
島の坂道。きっと懐かしくなると思い、一枚。
またもや黒猫。誰かが通ると様子を確認しに来るところを見ると餌をやる人が複数いるのだろう。
坦々麺、麺のみ2食分。
夕方は堤防へ。
スピニングにて。今日もバラクーダのちサメ。同業のおじさんと並んで釣り。メアジを確保するのに苦労している。大きい魚は釣りたくないとのこと。ならば泳がせはやめておいた方が良いと思うのだが。
うどんが食べたくなった。入港日に買っておきたい総菜かき揚げ。
今日意識した言葉。エゴサーチ。深い意味はない。
8月30日 チギ
2時起床。今日は磯に行く。久しぶりの地磯道は草茫々。
天の川の下、釣り開始。しかし空気がむっとして暑い。もちろん竿は135ZGにて。しかし今日は珍しくライントラブルが出る。投げ方か?結び目周辺がへたっていたか?
今日は選んだ理由を書き残してみる。
マグナムミノー200
325、330、 マグナムミノー200
アピール。
ショートバイト対策にてサイズダウンしてみる。
ボアーで飛距離。
またもやアピール。
波動?
日の出。なんとか電波の入る。Twitterを見ると同じく釣りに向かう方々。また台風で遠征を諦める方々のツイートに切なさ。釣りができるとはなんと幸せなことだろう。
ここでデットメアジを試してみる。良型のチギがワラワラとついてくる。しかし本気で食いつくわけでもなく。小魚は見えるのだが。まあチギがのんびり付いてくるなら大型魚は近くにいないのかもしれない。
お気に入りの変な名前のルアー。飛距離といい1番マッチする。
ザ定番。
遠くまで広範囲に誘いたい。
泡が良い?
7時過ぎまで投げ続けたがあたりなし。なんか体調も下降気味。帰寮し休息を取るが優れず。
昼過ぎ島内ツーリングへ。
走りつつ内証してみる。内地だから自由というのは勘違いな気もする。島だから閉塞も見方捉え方次第?
高台より南方面を望む。ここより国境まで日本の民間人の住める島はなく。うまく写真に撮れていないがこの風景に何か締め付けられるというかジーンとするというか。
さて北端まで走る。ワタクシの数少ない高級品TALEXの偏光グラスをして緑や山を見るとすざまじく綺麗に見渡せる。どこでもそうだが特に小笠原に来る方はちゃんとしたレンズのサングラスを持参することをお勧めする。視力の低い方は矯正の入ったちゃんとしたレンズのサングラスを。サングラスは空気の綺麗な小笠原では重宝する。ホエールウォッチングなどマリンアクティビティに参加する人は必携だと思う。
高台から東港を望む。
帰り、今まで行ったことのなかった砲台跡を見る。
他にも数門残っている。母島に来た方には是非とも見てほしい。うーむ、やはり母島旅行は日帰りでは厳しいかなと思う。良いところ、ここしかない感覚の場所が沢山ある。
さて夕方。お天気アプリを信じて東側に降るもアウトなウネリ。これも運動になると思いつつ踵を返して港へ。釣り名人が何か掛けたがフックアウト。他音沙汰なく。暗くなってから来たのが。
傷だらけのチギ。逃す。Pさんと色々話しつつ釣りをする。釣りをしたくて移住するところや近い年齢など共通項が多い。為になる情報もちらり。
日曜日はカレー(?)。
夜中目が覚めて暗闇を見ていると、ふと、この島は太平洋にポツンと浮かぶ船みたいだなと感じた。
今日の一言。足枷であり命綱。(←出典は不明だが家族か配偶者のことだろうか )
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8月31日
6時起床。果たして今熱低の台風は来るのか?昨日のPさんとの話を反芻する。
仕事の休憩時間に先輩に立て替えてもらってスパム握りを購入。数少ないこの島の名物。毎日食べていたら太ってしまった、と先輩。そして後ろの草、ギンネムもこの島を代表する移入種である。
そういえばこの島固有の蝶、オガサワラシジミが研究所内の個体全滅したらしい。野生では確認されておらず絶滅か、なんてニュースが。確かに見たことないもんな。
今日はお隣の宿の日替わりランチ。とりトマトらしい。付け合わせにインスタントラーメンとマルチビタミン的飲料。実際はどうなのかな?
ありがたきインスタントラーメン。この島には魚介とんこつラーメンのお店はないからなぁ。要望はあると思うが煮出すのが難しいかな?あと焼き立てパン屋さん。
業後は休憩取らずにすぐ海へ。釣り名人はおらず、ワタクシ1人とあとからたまにメアジを釣りに来るお爺さんだけ。すると浅瀬の方で良型のカンパチのボイル。こりゃGTも、と思うが抜けるのが早くその後は音沙汰なしであった。
また鳥を食べてしまった。今日はとりとりになってしまったな。
いよいよ!9月に続く!
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