離島移住記⑮2020年4月の小笠原母島

2022-01-10離島移住記録

冬もようやく終わりに。磯はシーズンイン。早朝から磯に通う日々。そしてついに大物と対峙。一方新型コロナはますます感染範囲を広げてゆく。内地の遠征人たちもGW計画中止が相次ぐ。なんと残酷な感染症なのか。2020年代の危機は感染症だったのか。まさにそう来たか!という感じで想定外である。新たに島にやって来た者とのトラブルもあったり複雑な気分で過ぎた一カ月でした。

※本編をお読みになる前に注釈にお目通し推奨です。https://remember-fish.blog/emigration-preambl/

4月1日

めし

昨日は何度も寝たのでリズムがずれて起床。目玉焼きを焼いてみる。

外は曇りからの霧。しかし昼前には日差しが顔を出す。草刈りに精を出す。南国の草刈りは闘いである。小まめに切れば良いのだがそこまで人員も予算もない。

LINEで影竿使いさんから連絡が。悩むところしきりであるが遠征中止を決断されたようである。

GW離島に行こうと計画されてる方はもう一度考えてみてほしい。大抵の小さな離島には充分な高度医療設備はなく感染が広がれば老人、高血圧、糖尿病などの易感染者に悲劇が起きることを島民は心配している。(当時

めし

今日も中食である。おばあちゃんのかき揚げの味である。

午後も草刈り。

そして業後は釣り。小物釣りしようかと思ったがやはりいつもの影竿を持参。釣り場には島で働き始めたカイエンの人がお客さんと釣りをしていた。多分ガイドも兼ねているのだろう。色々話す。面白そうなキャリアなのだ。久しぶりに学びたいと思う意欲が出てきた。そのうち先輩と磯に行くだろうな。ワタクシと関わるには様々要素がネックなのだが。ワタクシのブログ探します!って言っていたが恥ずかしいのでやめてくれ(笑)

うみ

ウキ釣り。しかし音沙汰なし…のち根掛かりでロスト。いつものデットメアジでサメが。しかし食い込みが甘く、乗らない。活性が低いのだな。(ありゃ横文字使ってるな(笑) でもロックショアは苦手

めし

久しぶりに自作。肉がネック。色々考えつつ就寝。父にLINEをしてみる。一週間に一度は定期連絡をしている。もっと頻度を上げた方が良いかもだが。

4月2日 オジサン カンパチ ホウセキキントキ

天候の微妙さに負けて釣りには行かず。気付いたらカイエンの人にInstagramでfollowされていたのに今日気づいた。ブログにはたどり着いていないことだろう?こちらもインスタはフォローしておいた。

今日は入港日。買い出しの時はマスクをしようかと思う。この便で公務員の新規着任者が来島する予定。リスク管理はどうなのだろうか?旅行者より仕事の一定期間滞在したりする人の方がより保菌者?としてのリスクは高いだろう。こちらも防御を考えねばいけないな。遅かれ早かれ伝播はしてしまう気もしている。人の動きと流通のことを考えると隔離は難しいかも、と。

朝の港で先輩が泳がせにてカンパチを釣ってきた。流石である。

山

パラパラと雨が降る。待機のち業務開始。

酢

入港前に保存品の買い出し、ついでに鮨酢を購入…ちょびっとづつでもちゃんと作れるか試す。

飯

昼。ミックスモヤシを廃棄してしまった。もったいない。

肉
ピンボケ失礼

お向かいさんの内地より購入したランプ肉。送ってくれるお店があるよう。早速牛のタタキを作成しておられた。

業後は買い出し。マスク着用しておいた。

魚

久しぶりのサビキにはオジサン。のち移動してメアジ泳がせにて。何かかかったようだが2度ともブレイク。

防波堤

ヘリが2度来島。ヘリコプターが来るということは要人か急病人のどちらかである。

魚

ホウセキキントキ?母島での思い出の魚と言ったらこの魚とメアジであるなぁ。
帰宅して島の仲間と会話。面白い。島のスピアガールが港近くでカンパチを突いたらしい。単純にすごいなぁ、と思う。港はめっきりチェックしていなかったからなぁ。

飯

先輩が釣ったカンパチをいただいて塩焼きに。これが一番お気に入りの調理法である。明日はどうしようかな。

4月3日

4時に一度目覚めるも寝た。あまりにも音沙汰なくてモチベーションが落ち気味かもしれない。「いやそれはもったいない事だな」と、都会のアングラーのツイートを見て襟を正す。朝食後港を見にゆく。

釣り竿

ライトベイトタックル。リールは先日メンテして飛距離復活。ラインはPE6号にフロロ14号である。大型スピニングにPE6号とか巻くとどうしても最後は帯に短くタスキに長くになってしまうのでその余りの綺麗な真ん中を巻いてみたのだ。それでも飛距離が変わらないのがベイトの良いところ。先輩は磯に行った模様。しかしきびしそう。予報では行けるかもと踏んでいたのだが。アプリの予想も100%とはいかないな。アプリといえば、海図のアプリが面白い。自分の予想と当たる面もあったりして。

ダム

仕事はダムの法面での草刈り。ちゃんと整備しておかないと荒れた時にダム内にゴミが溜まってしまう。先輩方でもたまに滑るがワタクシなどはさらに慣れない。

休憩中に釣りたい魚の話などする。海外だとルースターフィッシュやターポンだろうか。希少種はちょこっと釣ってみたい気もするが罪悪感が勝って挑戦すらしていないのだ。

ダム

こんな感じの場所である。

飯

夜店の焼きそばが食いたくなる。

海

仕事で多少足腰疲れたが磯へ行ってみる。もう時期的にはいつシーズンに入ってもおかしくない。竿はあえて106XX。
しかし、軽い向い風なのに飛ばなく感じる。こんなにも違うのか。もちろん竿の前に自分の技術、スペックを考慮すべきだが、ここまでとは。また竿先の置き場所もしかり。この島の磯ではもう135ZG一択かもしれない。もちろん操作は106XXの方が楽なのだ。どちらのメーカー様にもヨイショはない。

時折デカイうねりがくるがギリギリやれそう。と、粘るも一回吸い込む様なアタリがあったのみ。

飯

味噌豚が食べたくなったのだ。

4月4日

海

今日は磯には入れなそうなので東港へ。

釣り

デッドメアジの習熟に努める。ただ放り込んで沈めてるだけじゃないんだよ~。しかしメアジにも当たらず。

そういえば新型コロナの影響すざまじ。テレビで見る長く続く名所の桜堤に人影まばら。ありえない風景…人類が総数を減らす流れなのか?ここまでを想像しなかったな。というかここまで爆発的に増えた感染力高く、半数以上は発症しないが発症するとわずかなパーセンテージでも重症化するウィルス。今までのウィルスのようにすぐわかるものなら隔離も容易いのだろうが。全人類の久しぶりの強敵ということか。

釣り場にはイカ釣りの人影が。多少なりど釣れている模様。久しぶりにボイルも見た。

飯

焼きそば好きだな~。

釣り竿

ピュンピュンベイトタックルにて。帰り道お向かいさんとすれ違う。帰宅すると彼は有言実行で良型イカを釣ってきた。流石である。彼は島に移住してからイカ釣りを始めたのだ。ほぼ実践+ネットで独学でそこまで行けるというのが地頭の良さというか勘所のよさというかデキる人間というか。

飯

カレーの下にはカツが。
明日は先輩と磯探索だ。
桜堤で関連して検索してたら引っかかった曲を残しておこう。春の曲で旅立ちと前向きな歌詞の内容なのになぜか空さみしく感じるのが今年の春とリンクしてしまった。誰もお花見のできない桜堤って令和の記憶として引っかかることだろう。ちなみにI gotta goは「行かなくちゃ」の意味だそう。

4月5日

海

今日は先輩と磯探索。人とはまったく会わずに目的地へ。地図上の距離は数キロだが道が全くない。しかし森の奥には戦前の遺構が。さらに崖の上には境界を示す林野庁の杭が。林野庁すごいな。

森の中を色々進む。

崖

降りれても今日は釣りは無理そう。

先輩は降りていったがワタクシには無理そうだし、なにより二人とも遭難したら誰も助けに呼べなくなってしまう。彼はなんとかワタクシのロープで保持しつつ海岸線まで降りたが帰りに2メートルほど滑ったらしい。ふと八丈のあの磯を思い出す。あそこも凄かった。地元の人が整えてくれていたから行けた磯。ここも整えないと無理だろうがそういう土地ではない。

飯

ちゃんとしたラーメンは成功。

今日も上に写るロープが活躍した。この石鯛用品カテゴリーのロープ。人間が体重かけても大丈夫な強度のもの。あのイソマグロを保持したのもこのロープ。20mのものを愛用している。まあこれでなくても良いのだが人間がぶら下がっても大丈夫な摩擦に強くて携行出来るロープは磯釣りでは必携だろう。

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午後は雨雨雨。部屋の片付けに専念。ホコリで鼻水が出る。

飯

お好み焼き定食。しかしイマイチ。

お好み焼き

明日は磯には行かない予定。

※この記事、母島にも来たことがあるという影竿ビルダーさんからコメントをいただく。やはり彼ほどの手練れでも手強い地質なのだ。

4月6日 イソマグロ スジアラ

海

ぬかるんだ山道ではきついと何時もの釣り場へ。到着するといつもの現場監督さん。挨拶すると足元のギャフが伸びている。むむっ?とよく見るとイカ。しかもデカい。3.4キロとのこと。

釣り竿

XR2/Bでやって見るがベイトが居なければ何も居ない。先輩は朝イソマグロを釣ったようだ。

今日は先輩と仕事。朝食道炎からみの咳えずきが出る。ふと感染症かと思うがそのうちあっさり収まるので何時ものだと判断する。万が一を考えて社会的距離を取るよう心がける。寮には肺疾患のメンバーもいるし集落にはお年寄りも多い。自分は症状が出なくてもキャリアになることも考えられる。気を付けねば

めし

昼。冷凍ミートソースをフライパンで調理したら不味くなった。トホホ。

イカ

業後見せていただいたおむかいさんのイカ。これまたデカい。一度凍らせてからさばくとのこと。
買い物にゆくと漁協売店のスタッフ達が話し合い中。やはり新型コロナのこと。かなり先のことも恐れている様子。ワタクシもつられて?キレイキレイを購入しておく。

ふとこの島は輸入に頼る日本みたいだなと思う。いや島の資源だけでは今の島の人口が人間が暮らしていくのが難しいだろう。離島で人が暮らせるのはストレートに言えば公共資金があるからである。そしてその金額が政治家の働きで簡単に上下動してしまう。それが辺境の地の真実だ。

さて。

夜は久々のメアジ釣りからの泳がせへ。そういえば夕方、島の子供が5キロほどのスジアラを釣っていた。サメに尾っぽをかじられていたが。してワタクシもと釣り開始。何かにぶっちぎられた。まさかスジアラ?いやサメかな?

4月7日 チギ

内地の不要不急の外出制限の喧々諤々がTwitterで伝わってくる。ワタクシとしてはこの島での釣りに行くことに関しては人と接触しないスポーツのイメージで行っている。実際誰とも会わない。もちろんこれは超過疎の離島ならではで、内地の混んだ釣り場なら自粛が妥当だろうと思う。
島でも人の多いところには買い出し以外行かないようにして、マスクの着用をしている。まあ、ついに飲み屋等は全て閉店しているのだし自分の普段の生活と買い物時のマスク以外変わらないのだが。

今朝も釣り、そういえば先輩がチギが欲しいと仰っていたので持ち帰ることにした。

今日の仕事は法面での草集め。足腰にくる。先輩はワタクシの働きにケチをつけてくる。真面目にはやるが燃え尽きるまで働くわけなかろう。もちろん手は抜いていない。八つ当たり?

飯

昼飯は味噌ラーメン。昼に去年ご一緒した大阪組よりGW遠征予定の中止を告げるLINEが。辛い決断だろう。

午後もダムの法面での草刈り。水に落ちそうになる。

トンネル

北進線の途中にあるトンネルである。まさか通いなれた道になるとは。

業後はいつもの釣り場へイカ狙い。しかし全く集中できないのである。早めに帰宅。帰宅すると緊急事態宣言が発令された。あまり強い施策ではない印象だがせめて経済的支援を有効かつわかりやすいものを実施してほしいと願う。夜は遠征を迷っている釣り戦友の龍さんからのLINE。こちらの意見と島の状況を伝える。

飯


夕飯。釣りに行くときに持参したオランジーナ。(やはり箱買いすべきだったな。)先輩にいただいた松屋ふりかけで牛丼の味を代用(笑)。美味しいけど益々牛丼食べたくなるよ(笑)。

釣り具の手入れをしつつ定例の父とLINEのやりとり。無事を確認する。高齢である父とコロナ感染の流行。心配の種は尽きない。正体が見えない新型コロナに誰もかれも判断を迷わされている。

4月8日 メアジ

篩←読めなかった。「ふるい」と読むそう。雨で朝の釣りはお休み。

案の定仕事も休み。雨が降ったり止んだり。自宅からは出られず。まさにコロナで自宅で待機している人の状態の縮小版。実際の方々はかなり辛いことだろうと想像してみる。

飯

とりあえずカップラーメンを食して残りスープにシーフードミックスとニンニクチューブを入れさらに食す…そして就寝。

飯

チャーハンの素にシーフードミックスとニンニクをぶち込んで。

メアジ

夕方メアジを釣った。もちろん?餌用である。内地のマアジより黄色みがかっている。

めし

餃子にキノコスープ。
明日は晴れるか?

4月9日

早起きして軽食持って朝釣行。帰宅すると腹が減って玉子ご飯。
今日も法面での草刈り、回収。足腰に微妙にくる。

めし

餡掛けラーメン。この島の休憩時間は1時間半。何度も言うがほぼ皆自炊。公務員は食堂があるようだが。い~な~。

海
万年青浜←字が素敵

業後は入港日買い出し、のち散策へ。

海洋ごみ

海岸から地元の名物おじさんが自発的に集めた海洋ゴミ。漁業のゴミが多いのはどういうことなんだ?意外と漁師の中には海洋投棄をするを平然とする人がいるようだ。海流に乗ってこの島まで来たりするものもあるのだ。

島
新ヘリより高いところ
島
北進線 新夕日ヶ丘

色々高いところから観る。不思議な島だ。いまだに住んでいることが不思議で現実味がなくて堪らなくなる時がある。

飯

ニンニク攻めで夕食。明日は先輩と磯へ。

4月10日

今朝も朝釣行。先輩と仕事は法面、危険がいっぱいである。

アクションカメラ

使ってる中華製アクションカメラ。よく冗談で「YouTubeに動画上げてガッポガッポじゃー!」とか言い合うが実際はファイトの反省に使うのだが少し暗いとだめである。たしか3000円以下だったはず。

飯

昼飯は惣菜と、またもや野菜ラーメン。
午後は道路のミラー取り付け。両側から見てちゃんと見えるかを確認するのが重要。

業後は自前で散髪。バリカンしまくる。前から横から。iphoneで動画で確認してみる。

そして改めてフルベント状態を確認。思えば135ZGでは数値的なドラグ測定やっていなかった気がする。こんなの使って手元のドラグ値で10キロ超えで曲げてみる。大物竿はテンションが乗った時どう対応することができるかが大事な気がする。あとベントが緩み始めた時の圧の抜け具合も再確認。まあしかし135ZG強い強い。外見で見ると曲がるけどトルクがあって曲がっちゃいけない場所はきっちり芯が残る。しかしベントカーブからの頂点の長さも欲しくてこの竿をオーダーしたのだから使いこなせるようになりたい、方策も身につけたい。
ついつい今までの竿の感覚でドラグを強めにしてのされ気味になってしまうのはなんとかできるのではないか。身体を鍛えることもしなくてはいけないがもうシーズンインである。

イカ

お向かいさんからいただいたイカで刺身とバターソテー。この切り身サイズから想像していただけるように大物の身なのである。

4月11日

今日も朝釣行へ。自分の甘さに反省しきりの帰路である。

めし

改めて見ると味気なく見えるが納豆とシーチキンと目玉焼きのコンボは大好物。

海

業後は小磯へ。明日入る磯の選択も兼ねて回る。タックルはライトなベイトタックル、しかしメインラインはPE6号にリーダーはフロロの20号。強めにしても使えるのがベイトの良いところ。

この時期この島では島でイワシと言われるベイトが湾に入ってくる。このイワシについて来る魚は特に美味しいので狙いたいところである。果たして小さめのハタ族っぽいあたりが何発が出るが乗せられず。活性が微妙なのか。ウネリによる底あれもあり。のち釣り場を移動してチェック。イカ釣りの釣り人がポツポツと。早々に退散した。

夜カイエンの人から釣りのお誘いLINEが。明日も他の磯にピンで入りたいのと諸事情によりと丁重にお断りをする。聞けば彼の入った場所で良い魚が出たらしい。是非ともあげてほしいと思う。先輩はどこかの磯に入るようだが秘密とのこと。微笑。のちにどこに入ったかは分かってしまうだろうが。彼は入れ込んでしまうと突っ込んでしまうタイプなので気をつけてほしい。

夕飯撮り忘れた。焼きそばだ!焼きそばに鶏肉を入れたのだ!(焼きそば好きすぎである

4月12日 アオチビキ チギ

今日は唯一の休日日曜日。 一日中釣りに集中である(笑)。

朝釣行はアオチビキにチギ。そんなもんである。

最近iPhoneから音楽を流して釣りしている。この時はこの曲が流れていた。一応記録として残しておく。

帰寮すると南に向かったカイエンの人よりLINEあり。何かが当たった模様。ガッツリ汁なしラーメンを2食分食しお昼寝。

起きると寮の前ではお向かいさんがマリンジェットの整備中。やはり中の水を抜かないといけないのだ。しかし母島の海をマリンジェットで疾走するなんて何たる悦楽!リスクもあるけれど。

そうそう寮は水光熱費込みなので(もちろん無駄使いは注意されるが)島の住居水光熱費のコストパフオーマンスという意味では実に経済的である。島で働いているとお金を貯めやすいとかつてオガ友は言っていた。

またカイエンの人よりLINEあり。午後も南に入るとのこと。諸事情もあったが同行することになった。もちろん距離には気をつけておく。例の感染症のソーシャルディスタンスである。少し離れて歩き磯へ向かう。彼も身体を鍛えているとのこと。道中先輩よりメアジが港で固まってるとのグループLINEが入る。追い込みをかけたお魚はなんであろうか?磯に行くと告げる。

海

干潮直後。一か八かで向かったが思ったよりウネリは来てない。われらと違ったルートを見つけた模様。なんとか釣りできそうである。

海

カイエンの人、オカッパリはリーフGTの経験が多い様子。伝道師に師事した、いわゆる業界の人だ。自分とは違う環境で育った人なので色々と気付きもある。ショアGTという言い方の範囲ならば岩ゴツゴツの磯GTの人とトロピカルなリーフGT。腰まで立ち込んでやるリーフGT。足場の不安定な磯GT。注意ポイントが少し違くて面白い。ノットは伝え聞く伝道師のノットしかり。
彼は取り込みにはギャフを使わないそう。どうやるのだろう?リリースに関しては人間側に圧倒的アドバンテージがないと難しい気がする。リーフなら水揚げしなくても良いからそれがあるのか?

ワタクシはデカイ魚には躊躇なくギャフを使う予定なので取り込みは彼には頼めない。人それぞれで良い。押しつけなければ良い。

ワタクシとしては個人で釣りを完結したいのだ。もちろん磯大物釣りは複数で釣りをするほうが安全性や確実性は上がる。単独でも相方がいてもファイト中の力的ヘルプをしなければ成果に対する他者からの評価に差はないとワタクシは思っている。危険性のプラス、ママイナスを考えれば自力単独完遂は推奨されるものではないからだ。

それでも海と自分の間をシンプルにして目標とする魚と対したい。マッチョ思想ではない。強い生き物を倒したいなんて格闘技的なものでない。欲望?悦楽?夢?しいてゆうなら希求(そのまんまだな)だろうか。明確に言い当てる言葉がないのだ。

それがこの島にずっと通い続けた理由なのだ。渡船の船長の兼業としての構造上釣り人に海況以外の情報を入れないのも距離感として良かったのだ。そして一人沖磯に向かい自分のルールで磯に立つ磯の作法の人物に憧憬を持ったのだ。

釣りの方はといえばやはり風波の強い時はこの島の魚達は岸に寄り付かないというパターン発令で何も当たらなかった。
色々話しつつ帰路に着く。そして駐車場でもまた話す。水温のこととかリーフのGT釣りとか、磯では御法度の膨張式ライフジャケットとか、強いカレントの釣り、など。

夕飯はカレー。もちろんレトルトである。(写真はなし)

明日は天気が悪そうなので釣りはお休みである。

4月13日

昨晩からの大雨で枯れた沢にも清流が。風も突風が吹く状況に朝釣行はお休み。溜まっていたブログを書く。やっとスッキリした。仕事も予定変更あり。

めし

肉を焼く。午後は仕事開始するもまとまった雨で中止。先輩とカイエンの人の会話を話す。さて雨が降ったらお休みで、なのだ。内地に行っていた爺がスマホに替えたのでわからないことを教えてくれと言われた。適当に返事しておいた。しかし内地に行っていた人は期間を置いてもらわないと怖いな。

釣り具

と、いうことで港で投げてみた。強風下だとショートロッドの方が扱い易くはある。というか10.6フィートがショートロッドに感じる日が来るとは。すごく軽く感じる。硬さは相変わらずだが。

人生何が起こるかわからない、時間は有限、身体が動くのも有限と思い今の生活を始めたのだがまさかコロナ禍という事態になるとは、と運命の不思議さを痛感せずにはいられないのだ。

帰宅後シャワー浴びてのち爆睡。夜中に風音で目覚めてしまい、インスタントラーメン。

めし

ラーメンを啜りつつこの新型コロナの事態の終着点を考えてみる。感染者数に対しての死亡者の少なさは民族性要素なのか、国民皆保険制のお陰なのか。島に感染が始まった時の対応とか。島としては対応方法が確立するまで感染の流入を食い止め切れればベストだが可能だろうか…。感染が流行すれば小さな集落などはアウトであるし、自粛が続けば観光業は餓死してしまう。あとやはり人間は群れて遊ぶのが好きなのだな。とある海釣り公園にいる大勢の人々に寒気がしたが自宅待機に限界がきているとも言えるし。せめてこの禍が今までのネガの部分を改善するきっかけになってくれればと思う。満員電車とか、過労とか。

4月14日

夜半は台風に近いクラスの風が轟々。もちろん朝も余波が残っている。朝釣行はせず、ゆっくり起きてブログを書く。
このブログも習慣化してしまって書かないと落ち着かなくなってしまった。溜めたりすることもあるけど。

仕事は木の伐採、回収。休憩中、聞けば先輩はまたもやギャフを海に奉納したらしい。何本目だ!(汗)

めし

昼はチャンプルー風。年金料金を半年分払ってきた。口内炎が痛いが薬を持ってきていなかった、イタタタ。離島の友にて口内炎の薬を購入。

ちなみに島には薬局はない。ネットで買えるものは買い、ちょっとしたものは診療所に行って診察受けて処方してもらうしかない。院内処方である。

鳥

オガサワラノスリ。固有種の猛禽類。営巣地が真近だと工事が中断になるという噂。自然保護は難しい。自然保護はビジネスか?実効果か?金の問題か?この島にいると直接を見てしまうので色々考えてしまう。

業後は先輩と磯海をチェックに行ってから港へ。そういえば愛車のリアタイヤがズルズルで繊維が見えてしまった。整備工場に注文しに行く。もちろん在庫はない。到着までしばらくかかるだろう。軽自動車などはあるものもある。

さて釣りである(笑)。今日も濁りのある港、強風が少し残る中での向かい風で投げてみる。さすがにショートロッドの方が楽だしスイングスピードをあげやすい。適材適所で良いのだな。

ルアー

あとマグナムミノー 休みなく投げて速巻してみる。なかなかしんどいが同行者1はかつては一日中マグナムミノー のみで通していた。マシンガンキャストではないが彼は結構体力あったなぁ。若かったし。港近くの公園ではカイエンの人がトレーニング中。ワタクシとしては海を目の前にしてトレーニングしている余裕は中々なくて(笑)いや毎日釣りに行くことがトレーニングだ。釣りは結局何も出なかった。

めし

もつ煮鍋的夕食を腹一杯食べてやった。明日から全ての飲食店はお休みに入るのである。テイクアウトはやってるお店もあるようだが。なんとか方策が決まるまで感染者が出ないことを祈るのである。同寮の人に出かける時はマスクをするよう勧める。

4月15日

湿布

あら、手が痛い。心当たりがないのに。(いや昨日釣りしてたでしょ。手の色が南のオジサンみたい(笑)

とりあえず湿布をしてみる。風は落ち着いたが海はまだウネリが残っているだろう。先輩は出陣したようだが。釣れなかった様子。釣れたらグループラインに上げてくることだろう。

めし

焼きそばライス。メニュー頻度高い。美味しくて野菜を盛り込みやすい。炭水化物多めか。

業後は磯釣りへ。しかし色々苦慮する。釣果はなし。

道中虫が耳に入らない様気をつけながら帰寮した。帰寮前に先輩から聞いた電光掲示板そばのオガサワラオオコウモリが来ているという植物のところへ見にゆく。コウモリが見られたら上がり決定だと思っていた。(簡単に見れるじゃないか?)一応見ることが出来たが小さいというのが感想。

めし

ガッツリ行こうとパスタ二束。玉子二個。明日は海も落ち着いているだろうか。

4月16日 イソマグロ?

今日は朝釣行から。行って釣り場でパンをかじったりする。イソマグロが姿を見せてバイトしたが口切れである。

めし

あ、小腹が減ったので卵納豆ご飯を食べたのだ。

弁当

昼は諸事情により弁当。雨に追われる。

入港日で内地からは38人の乗客らしい。問題は何人来るかで観光客はほどんど来ないので島民の帰島と仕事の来島者である。意識の低い島民はあまり考えずにマスクもせずに来てしまうので実はこれが一番危ないかもしれない。帰宅島民の中には自宅ということで村の要請を適当に聞き流して対策してない人もあるようだ。一般の方はに自分が一番大丈夫とか、感染的清潔だと思う傾向がある。医療従事者になるとこれがガラッと逆転する。感染のしつこさを痛感するからだ。

ちなみに村の要請とは帰島した島民は二週間自宅待機というものである。基本的に緊急でない仕事で来る方も二週間宿舎なりで待機すれば良いと思うのだが。

さて今日は入港日であるからマスクをして買い出しを済ませる。

鳥

港に来るといつもの鳥がやってくる。何もないぞ。

ルアー

針を色々組み合わせて試してみる。どの針を付けるかどう付けるか、釣り針だけでないのだが釣り人は様々なことを創意工夫しているのだ。釣りだけではないが人の創意工夫を軽はずみに聞くのは無礼なことだと思う。

めし

すき焼き的夕食。明日は先輩と朝釣行の約束だ。

4月17日

夜明け前から朝釣行。天気は良い。失意で帰宅。
仕事は砂防ダムに溜まった泥を掻き出すという重労働。先輩は鬼神の様な勢いでツルハシを振るっていた。あかん、この人と体力で対決してはイカン、と思う。ワタクシはヘナチョコ道で鍛えて行こう、と思う。

急に変わった人員配置なので帰寮して飯。

めし
釣り針

今業界で噂のBKKをAmazonで頼んでみたらなんと一昨年の夏伺った輪島のシークレットさんであった。あの時は大変お世話になったので、やっと僅かながらお礼が出来たかも、と思う。

そういえばワタクシの体重75キロくらいだった。痩せてる?腹回りが少しある様な。

飯食って始業時間に間に合うように現場に戻る。後半も砂防ダムに溜まった泥を掻き出す 。休憩中のベテラン先輩の昔話はとても興味深く面白い。

めし

肉、肉である。

4月18日

シーズンなもんで連続朝釣行。

めし

帰寮してあまりの空腹でがつり。昨日の残りである。

めし

天丼と、そば。昨日のハードな仕事が尾を引いて疲れがのこっている。掛け声しないと動けないのである。業後は動けなくなったので部屋でグタグタしてから釣り具をいじる。

めし

焼き肉とワカメそば。

4月19日

今日も朝釣行。帰寮して、カップヌードルカレー味を食べて一眠り。疲れが溜まっているな…。しかし休んではいられぬ。日曜日だけど(笑)

めし

起きてまたもやラーメン。釣具のメンテをしてのんびり。今日は夕釣りをせず休息に当てよう。

島内をドライブ。東の釣り場を覗くとお向かいさん。釣りをしないで休息に当てていると「それも良いですね」と仰られる。

ゆうやけ

夕景。綺麗だなぁ…。ここから景色を見ることができるのもあとどれくらいか。

よる

電光掲示板そばの木。蝙蝠を見ていたら農業のお姉さんが車から出てきた。少し話す。蝙蝠は農家にとっては頭の痛い相手である。フルーツを食うからだが特別天然記念物なので積極的な攻撃は出来ない。防護ネットを張るのみ。

めし

夜はサバカレー。早めに寝る。ハードだが恵まれた日々に感謝。楽しんでいるワタクシを妬む人もいるかもしれない。

4月20日 GT 子GT

朝釣行。一匹GTを釣るもすぐ波に浚われてしまった。

GT

のち子GTを一匹。

Tシャツ

海水かぶったので霞んでいるが少しはこのTシャツを着る資格は付いてきただろうか?朝から沖に出た職場の人々にも良い魚が出た模様。シーズンだなぁ。

めし

昼はガーリックシーフードチャーハン?にした。昼過ぎカイエンの人よりLINEあり。Instagramを見たのだろう。ワタクシの行った釣り場を探していた。僭越ながら助言をさせていただく。地域によってノリみたいなものが違うのだ。

留学生からもLINEあり。思えばこの磯に初めて来た時は留学生も一緒だった。あれからかなりの時間が流れた。何度も共に釣りに通った事を思い出して少ししみじみしたものを感じる。

業後、職場の方々は船で釣りに。ワタクシは海岸を散策。夕陽の見えるポイントにはウクレレを弾く人も。気分よさげ。悦に入っているのかな?「そういう自分に酔っているんだ」と言っている人もいたな(笑)

めし

夜は豚しゃぶ的に。平均的に早起きが習慣化である。

4月21日 ギンガメアジ

今日も早起き、朝釣行。釣り場にて軽食休憩。影竿ビルダーさんからのコメントを確認。心配されていたようである(笑)。釣りはデカいのとやりあってあって体を傷めた。

今日流れていた曲。

めし

昼飯。とにかくタンパク質を摂って筋肉を治さねば。

釣り竿

業後、もしかして外れたルアーが流れ着いてないかなぁ、なんて虫の良い事を考えつつピュンタックルを持って散策。マグナムミノー(←基本は200のフローティング)の160スローシンキングを投げてみると小バラクーダのアタック、のちネムリブカが食ってしまった。

魚

浜巡りをしつつ浜でルアーを投げると美味しそうなギンガメアジ。キープした。

鳥
鳥

固有種の鳥。もうありがたみは感じないな。もっと緊張感を持ってくれ(笑) さすがにオガサワラノスリがいる時はさっと逃げるのだが。

飯

早く食って寝なくては。明日も早起きしよう。

4月22日 GT イソマグロ

今日は先輩と朝釣行。好釣果な先輩だった。しかし今日の釣果に職場の先輩方は「ふーん( ´_ゝ`)。」といった様子、むしろイカの方が話題の中心。もっと話題になっても良いと思うのだがしょうがないか。仕事は草刈り。

その先輩と同じ現場。こんな日だからお互い怪我しないように気を付けようと声をかける。

めし

定番の焼きそばライス。ご飯の下には目玉焼きが忍ばせてある。用事がありお昼寝せずに午後の仕事へ。ボーとしないよう気をつけねば。

業後は先日釣ったギンガメアジを捌き、軽食を取ってルアーを頼まねばと思ったところで寝落ち。夕飯も取らなかった。明日も早起きしようと思う。

4月23日 オガサワラオオコウモリ(釣ってないですよ)

昨日は夕飯も食わずに寝落ちした。朝準備を済ませドアを開けるとまとまった雨。休みとした。

めし

腹が減って朝からラーメン。仕事も午前休みになり通販しまくってからこうしてブログを書く。

そして考え事。釣りって残酷な趣味だと思うし人の本性も出てしまう。人間の根源的な喜びを求めることだと思う。以前は外国の方のハンティングやスピアフィッシングを見て違和感や多少の嫌悪感を持っていたが自分も同じことをしているのだと思う。リリースしたとしても自分は残酷な趣味をしていると心に刻もうと改めて思った午前である。

昼前遠くの島にいる釣り戦友よりDMあり。嬉しい限り。

めし

カルボナーラをガッチリ。

午後。先輩よりギンガメアジは元々ギンガミアジから語変したものであり銀河目アジ的な渦巻く群れ=銀河というのは後付けの間違った由来という話を聞く。恥ずかしい。

とり
シラサギよ、あの海を越えてきたのか??

業務では少しすっきりしないこともあり。南の島だから穏やかな日々なんてことは絶対なく、むしろ人間関係では濃くなる事の方が多い。どこに行っても完全な楽園なんてないのである。お向かいさんに愚痴を聞いていただいてしまう。そして何故か色が悪くなっていたからとマグロのお刺身までお裾分けいただいてしまった。励ましてくださっているのか、感謝限りなし。

こうもり

今日も午後は散歩。明るい時間にいつもの場所でコウモリも見た。さて夕飯。(注:毎年この場所に来るわけではなくあるリュウゼツランの花が咲いたところに食べに来るのです)

寿司
寿司

久しぶりに寿司を握ったらシャリがデカ目になってしまった。先輩に寿司の写真を送り付けておく。明日も磯に行く予定。休養も取れたが少し雑念もある。

4月24日 チギ

今日で400日目らしい。しみじみとはしないが少しは向上できているだろうか?

朝釣行復活。ざわついた天気。異常なし。

今日から砂利砂の運搬。実働メンバー総出で行う。

弁当

昼飯。うまい弁当だった。

魚

業後は夕釣行。チギ一匹。チギがルアーに食う時はデカいのはいない気がする。

飯

昨日のマグロを刺身で食らう!マグロなんて島に来てからキハダくらいしか島では食ってなかったし。明日もうねりがありそうだが朝釣行する予定。

4月25日

朝釣行はトラブルがあった。気が滅入るが気を強く持つ。

飯

朝飯。

今日も4港に着いた砂利を会社総出でピストン輸送。今日も交差点の交通誘導を担当。簡単に事故になる現場。気を張るので何気にすこししんどい。

昼飯。支給弁当。海を見ながら。

はは丸入港なんとこのこのご時世に観光客が入って来た。日帰りのようだがどういう気持ちなのだ?浅はかなのか?他の島民に話しかけないように声を掛け、観光場所を教えてあげた、となぜか飲み物をもらった。島民のトゲトゲ具合にやっと気づいたかな。

虫

変な虫が付いてくる。刺したりはしないのだが。少し遅くまで業務を行う。朝の釣りでトラブルのあった人物からLINEが来る。お説教と距離をとることをを伝える。釣りは人を狂わせることがある。釣果が出ないからと

仕事は少し残業。砂利のあった場所を掃き掃除。土木業は環境整備に気を使っている。実際に働くまで知らなかった。

飯

夕食はんぺんを焼いてみた。ソーメンを茹でて暖かいつゆでいただいてみた。明日は天候次第で遠出する予定。

4月26日 GT

今朝は二度寝してしまった。3:15起床。しかし会社の寮の人は皆早起きである。ある人はジョギングにある人は早朝トレーニングにといったところ。ワタクシはいつもの朝釣行。ちょっと遠くのポイントへ。

ふと去年先輩、留学生、ワタクシで行った早朝地磯釣行のことを思い出した。楽しかったなぁと思い返すが去年は去年であり今年は内地の地磯のノリでやるしかないと気分を引き締めた。釣りの前に人間との競争だなぁ。

海

春の海という感じで気分が良い。帰寮して先輩と連絡を取ると午後は別の磯に行こうという話になった。

久しぶりの磯。ヒイコラ言ってたどりついて釣りをする。しかも持ち帰らない魚を狙う。釣りをしない人からすると「?」な事態だろうな。先輩は釣れ、ワタクシは釣れなかったが勉強にはなった。

めし

豚肉を炒めただけである。

4月27日

めし

駆け込み朝飯。

めし

やっつけ昼飯。

業後先輩が険しい磯に行こうと誘ってくださったが天候悪化が予想されるのと疲れの蓄積により辞退。小磯探索に向かおうとすると早速霧雨にてUターン。それでも先輩は険しい磯で釣りをしたそうだが何も出なかったそう。前にも書いたが、この島の魚は水面が荒れると本当に出てこない傾向があると思う。先輩は悪天候になったが無事帰還した。彼の体力は凄い。

めし

中村屋キーマカレーと野菜スープ。明日も早起きはする。どうなるかわか

4月28日

定時起床も雨である。そして風も。うねりはなさそうだがこういう時に釣れた記憶がない。おやすみとして二度寝。起きてぼうとしていると仕事休みの一斉LINE。少しホッとする。背中の凝りが抜けてないからだ。すると先輩がいじり。トホホ。

ローソク岩

Twitterで名礁画像祭りをしていたので参加。ローソク岩の写真をUP。

飯

鳥もも肉を食べたくなって総菜を一枚買って来た。これで島では700円くらいするのだ。ちなみに総菜は入港日から翌日でほぼ売り切れる。

煮物

お向かいさんからいただいたアオリイカ大根。薄味だが旨い!こういう味ってなかなか食べられない。それは島でなくワタクシの怠惰のせい。料理に時間を割けばかなりのものは普通に食べれれる。しかしワタクシに時間は少ない。こんにゃくを食べたのは何ヶ月ぶりだろう?こんにゃく美味い美味い。

ぐたぐたしながら過ぎる一日。そのうちいっぱい引っ掛けて寝て起きたら玉子焼き食いたくなったので。

めし

明日は釣りに行けるか?梅雨入りの噂もあるが。(小笠原の梅雨?は早い。感覚では5月上旬~6月)

4月29日

今日も定時(3:00)起床。朝釣行。釣果はちびカッポレのみ。しかし楽しい。起きてすぐ釣りに行けるなんて贅沢なことだ。夢の様。

今日は一日ぶりの仕事だ。朝話していると先輩がいらないギターを貸してくださるとのこと。正確には「引揚者から譲り受けたが使わないので使えば~?」みたいなノリ。

昼は味噌ラーメン。写真忘れ。

業後は先輩の家へ。4ヶ月ぶりのギター。ウキウキである。軽く練習させていただいた。よっぽどの初心者と思われていたようだか普通に弾けるじゃないかと言っていただいてほっとする。先輩はバンド経験があるのでいじられるかと構えていたのだ。

飯

カツ煮定食。そういえばどこかの磯に行った先輩はノーバイトだったと。難しい島での釣り。一般的に思われているより全然釣れないのが父島、母島本島のおかっぱりの釣りなのだ。だからネット上に情報がないともいえる。たまにはGTとか釣れたりするが果たして遠征でターゲットというには確率が低い。時間をかけないと地磯も入りにくいし入っても浅瀬ばかりで低確率でしか魚は釣れない。

やっぱり多大な費用と時間をかけて小笠原に釣りに来るなら沖磯に乗る遠征がベストだろうなぁ。

ギターケース

持ち帰ったギター。色々備品を買わねば。

4月30日 チギ

そこそこ夜更かししたと思うが定時起床。朝釣行に向かう。

今日流れていたのはこの曲。

あとはお気に入りをループで流す。空中に音が流れていても魚にはあまり聞こえない。

6時過ぎ帰寮。この春に住み込みバイトに来た新しい若者は釣りのために大学を休学して来ている模様。休学?ん?という気持ちになるのはおっさんになったからか?若者目線より親御さん目線よりだ。

先日の件から人に対する警戒心が上がっているワタクシである。去年の留学生のブログに影響を受けた模様。そっとしておこう。

さて仕事である。廃材の搬出準備である。内地の様にどかんと積めば良い、にはならず船で出すためにサイズを減少させなくてはいけないのだ。先輩との仕事だが彼がBGMで長渕を流し始めた。ついつい長渕トリビアを言ってしまったり。「また演奏を撮影しよう」と言われたりした。ワタクシの演奏は人様に聞かせるものでもないのでお茶を濁しておく。

飯

昼飯、台湾まぜそば。アタリだ。

ギター

貸与していただいたアコギの型番を調べる。ボディがデカくてとても好み。しかしエレアコだからかもしれないがほとんど弾かれてないそうで響きが若干小さい気がする。毎日弾いてまずは自分がギターだと理解してもらわねば(?)。

砂浜
蓬莱根である

業後は買い出しのちライトゲーム探索。海岸を散策する。ど干潮なのでかなり海岸線を歩くことができる。すると綺麗なビーチにたどり着いた。日が差していたらめちゃくちゃ綺麗だろう。さて目ぼしそうなところで投げてみると、

魚

やっぱりいた。迷ったがリリースした。ワタクシの好きなギンガメアジや他のハタなどならお持ち帰りしたかもしれない。

遊歩道を歩いているといつもの黒い鳩。いきなり足元から飛び出すなよう!鳴声を真似て挨拶。ウシガエルのような声。全然可愛くない鳴声である。

飯

夕飯なんと冷凍だがウナギが!奮発してしまう。しかしうまいのう。

ルアー

メルカリで初購入したルアー二点。出品者さんは受け取りに時間がかかってお待たせしてしまったことだろう。欲しいルアーが出回っていてメルカリにハマってしまいそう。

ビール

実家にあるルアーを送ってもらったのに付属しての差し入れ。小躍りする。しかし納豆は常温大丈夫なのだろうか?

夜は小さな音でギターを爪弾きつつ晩酌。ギターをお借りしてかなり生活の質が上がった。文化的な生活万歳。先輩ありがとうございます!

2020年5月に続く!

離島の友

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離島移住記録

Posted by Kamaji