2019年7月28日母島沖磯釣行 サワラ根

2021-11-18小笠原母島遠征

釣行記を読む前にご一読願います。https://remember-fish.blog/hahajima-rock-fishing-report-attention/

今日の潮回り 若潮 天候:晴れ時々スコール 日の出4:53 満潮2:13 干潮9:28

(※文字ばかりで長文ですがよろしければどうぞ。)

寝坊したワタクシ。菓子パンを昼食にして急ぎ支度をし、港へ。今日は先輩、留学生、マイウェイ君、ワタクシの四名。5時出港。船の上でコーヒーとカロリーメイトを食べる。船はサワラ根へ。

海
見えるのは向島

6時前に到着。凪である。

海
遠くに渡船が見守っている

そういえばこの島では釣りの初心者がいきなり超一級磯に乗ってしまう事がある。海には慣れているが大物釣りは全くの初心者なんてことが良くある。遠征者からするとかなり異常な感じである。

海
マイウェイ君はこっち向てるのでカット
海
長い先輩の竿

悪くなさそうな雰囲気で釣り始める。流れはそこまで激流ではない。しかし開始1時間、なんの音沙汰もない。磯際には元気なササヨやカッポレが。少し水温低めだがそこまで悪い印象はない。皆はせっせとルアーを投げ続ける。

ワタクシは早速ルアーからデットベイトに変更。磯上でメアジを刻み、コマセとしてポツリポツリと投げる。南側ではアタリなし。北側の足元に落としてみると、毎度の事ながらガツガツっと来てゆるゆるとした動きののち、押し倒されるような突っ込み。スペーサーの所で根ずれしてラインブレイク。スペーサーが嫌いになってる。

しかしデットベイトを投げてコントロールするという目的ではやはりスタンディグロックの様な竿ががしっくりくる。もう1フィート長さがあると良いのだが。

釣り竿


そして最初に掛けたのはやはり先輩。

磯
撮影8:07

カマスサワラ。これは若旦那の宿に差し入れる事になった。余談だがサワラ根、docomoの電波がかなりの頻度で入るようになった。おそらく隣の父島のアンテナが強くなったのではないかと思われる。早速船長に電話して船に収納してもらう。
しかし後が続かない。ワタクシはデットベイトを投げ続けるとその後ろから黒い影が。サメ?いや違う、イソマグロだ。30キロクラス。しかし人影に気がつくとくるっとUターン。「イソンボ!」と皆に知らせ、留学生にマグナムミノーを投げてもらうが反応なし。

時折磯上にはスコールがやってきて派手に雨を降らせていく。かなり激しい雨。しかし暑くなりきらずに有難い。

西側にはダイビング船が浮かんでいる。釣り人が居るのだから少し離れてくれてもと思うが、向こうは商売か。各自休み休み釣りをしている。それなりの釣果を期待して来ているだろう各メンバー。先輩は一休み、マイウェイ君は小さいルアーで切られてからメアジを切り身にしてカッポレと戦っている。内地の釣りではすぐ小さいルアー、小さい餌にしたくなるがこの地ではそれは早計な判断かもしれない。

ワタクシはルアーとデットベイトをローテーションしつつレンジも考えつつ投げる。時折良型イソマグロの追尾は受けるのだがスイッチは入らない。それでも誰かが仕掛けを入れていないと変化に気づくことができないと思い、投げ続ける。
その後留学生がカッポレのちカマスサワラを掛けるもフックアウト。むくりと起きてきた先輩がキャストを再開し10キロくらいのヒラマサを掛けるも瀬際でフックアウト。そこまで活性は高くないのかも。引いてくるマグナムミノーにもポツポツとアタリはあるのだが乗らない。
…。
昼前から時折北東の風が吹くようになる。マイウェイ君はお疲れ気味、聞くとなんでも一週間朝まずめを投げ続けたとのこと。留学生もボーとしている。聞けばSHIMANO TVを見て眠れなくなってしまったとのこと。困ったものだ(笑)。

ワタクシはあまりに食いついてこないイソンボを喰わせようとエサを加工。八丈で地元の老人に習った頭落とさず身だけつなげて三枚おろしにして中骨は抜くやり方。すると、出た。

アオチビキ
撮影11:14

アオチビキ。10キロあるだろうか?

(次のページへ続く)

離島の友

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小笠原母島遠征

Posted by Kamaji