離島移住記⑧2019年9月の小笠原母島 【離島大遠征?】
9月になり磯は厳しく、沖磯もぱっとせず。港はたまに観光さんでにぎわったり。そして釣り戦友との別れの時を迎えます。
※本編をお読みになる前に注釈にお目通し推奨です。https://remember-fish.blog/emigration-preambl/
- 1. 9月1日
- 2. 9月2日
- 3. 9月3日
- 4. 9月4日
- 5. 9月5日
- 6. 9月6日 コイカ
- 7. 9月7日 チギとカッポレ
- 8. 9月8日ハタ系
- 9. 9月9日 ヤガラ
- 10. 9月10日 チギ
- 11. 9月11日
- 12. 9月12日ヒレナガカンパチ
- 13. 9月13日ヒレナガカンパチ
- 14. 9月14日アカマス
- 15. 9月15日
- 16. 9月16日
- 17. 9月17日アカマス
- 18. 9月18日
- 19. 9月19日カスミアジ
- 20. 9月20日ヒレナガカンパチ
- 21. 9月21日
- 22. 9月22日
- 23. 9月23日
- 24. 9月24日
- 25. 9月25日ホウセキキントキ
- 26. 9月26日ハタ系
- 27. 9月27日
- 28. 9月28日チギ
- 29. 9月29日チギ
- 30. 9月30日
9月1日
今日は沖磯釣行。実は9月に沖磯行くのは初めてである。遠征を9月に計画するのは天候的にかなりリスクだからだ。
詳細は別ページに。
(帰寮後の記述なし。ローテンションだったのか?)
9月2日
やはり爆睡したか。磯釣行はかなり体力を使う。
今日は仕事。
胃腸の調子が少しローテンション。
業後は北港の磯を見に。そして集落に戻って遠雷の中メアジの確保へ。デットメアジは良型の方が良いことがわかったので大きめのサイズを確保に走る。
(胃の調子悪かったんじゃないのか?(笑))
9月3日
今日はイワシブーム(湾に時期外れミズンの群れが入りそれを中型のアオチビキやカスミアジなどが襲っている)の終焉しつつある北港へライトゲームに向かう。早起きできたのが良い。
しかしライト青物用ベイトロッドをまたしても折ってしまった。二度目である。ガックシ。別に乱暴に扱ったわけでもないのだが。相性悪いのかな?4月の11キロカンパチの疲労があったのか?少し弱気になったが竿は修理しようと決意。
魚はバラクーダ小が取り込み間際でラインブレイク、あとはデットメアジ小でハタ系の魚当たるも根に潜られた。難しや。
この島の定住者率が低いのは住宅問題と人間関係だ。少ない人間数が濃縮してそうなるのか。
また春先に来た人物が島に来ると情報、またもや気が重い。なるべく気にしないようにしよう。(ワタクシは基本的に人の無礼な軽口を許さない人です)
さて仕事は島内をあっちこっちであった。
業後は先輩の荷物運びを手伝って
大雨で伸び伸びになっていた留学生の固着ロッドを外して(冷やして作業用滑り止めグローブで交互にタイミングを合わせてねじらず引く)
また世話を焼いてしまった。お節介なおっさんだな。
辛過ぎたか。腹が下った。
とそこへ気になっていたロッドビルダーさんのロングロッド再販の情報が!心ゆらぐ。
夜、朝折れた自分のベイトロッドを手元にある材料で直した。これからエポキシをコーティング。
明日は起きれるのか?
9月4日
夜明け前に大雨。朝釣りはやめて二度寝。
ひたすら現場で作業に没頭。休憩中、iPhoneをいじっていると先輩に「依存症ですね」と。そうかもね、と思う。
業後は本気タックルの12fを持って堤防へ。いつもの泳がせ釣り。サメが癒してくれましたが島民であるカメラ?を持った白髪の老人にからまれました。デカイロウニンアジをかけたことがあると自慢げに語っていましたがよく聞くとお座りで固定物に結んだロープファイトだった模様。それじゃ僕らのルールではダメなのです。
秋のシーズンで釣り人がまた来る様子。1人だったり団体だったり、島をよく知らないサークル大学生だったり。事故やトラブルを起こしてくれるな、と祈るばかり。
9月5日
今日は寝坊で釣りに行けず。夜更かしして竿の修理をしていたからなぁ。気候は少し夏が勢力を取り戻したり秋が押してきたり、という感覚。
業後は埃をかぶりすぎたのでシャワー。釣りは夕立で出掛けられず。 竿のメンテに費やす。
予定していた沖磯釣行が1つダメになったのでまた計画をしないと。
早寝とした。
9月6日 コイカ
すっかり爆睡。洗濯機が途中で止まっていた。ちなみに島で大型家電を買うのは大変である。内地のお店で買っても直接送ることは難しくもう一つ手続きが必要らしい。
昼飯。
こいか(アオリイカ)の群れ。港に入ってくるんじゃない!釣られてしまうぞ!
夜は先輩たちと飲み。いじりや人間関係などについて色々話した。先輩は理解してくれた模様だが。
9月7日 チギとカッポレ
台風予想で休み。社長どうするか考えるのがめんどくさかったのかな?
直した竿をもって堤防へ。
重めのスプーン(イワシパターンのために買ったもの)でテスト釣行。チギが釣れた。しかし…。
ダメだった。中の芯が適当ではだめなんだな。圧壊している。
帰寮し髪の毛をセルフで切ってみた。バリカンも持ってきているし。
ちなみに現在母島床屋、美容院はない。じゃあどうするのか?知り合いの元美容師さん、床屋さんに切ってもらう、配偶者に切ってもらう、知り合いに切ってもらう、そして自分でバリカンしてもらう。長髪の若者もいる。お金持ちはそのために内地に行く、隣の島に行くなどしている模様。
結果は意外となんとかなった?あまり外見とか気にしなくて過ごせるからいいか。前回は先輩に切ってもらったのだ。ほかの先輩も切ってくれるとは言っていたが絶対いじられると丁重にお断りしておいた(笑)。
夕方も堤防に行ってみた。
小さめメアジデットベイトにて。売店の青年たちが狙っていたのにあとから来て釣ってしまった。すまん(汗)
オキザヨリで〆。
炭水化物多め。
9月8日ハタ系
今日は日曜日。最近顔見知りになった漁師の息子である釣り少年がなぜかハタをくれたのでありがたく持ち帰る。彼の家ではハタはランキングが低い様子。そのことを先輩に言ったら「えー。小学生から魚もらったのかよ」と言われた。いいじゃないですか(笑)
時間をかけてつけ麺。
夕方、北港周辺に釣りに行く。
状況はよさげだが魚がいない。帰ろう。
十三丁峠あたりからの夕日。
北進線には野良猫が多い。子猫が道際に出てくるがきっと親猫もどこかにいるのだろう。捕獲はあまり進捗していないようだ。
帰寮。クーラーBoxを間借りしている先輩を不愉快にしたかもしれない。彼は「人の魚を捌くと釣った魚を母親に捌かせた親父さんのことを思い出す」とのこと。自分でさばいてほしいという意味と解釈(深読み?)彼にはなるべく頼らないようにしよう。
アッサリと。
9月9日 ヤガラ
今朝は早起き出来たので小磯へ。ウネリもあり、濁りもありで期待したのだがスカ。ベイトがいなかった。マイウェイ君は先輩と難関磯に入ったようだがやはり成果なしだったようだ。
業後は泳がせへ。
釣ったメアジはカゴでキープ。
明日からKOとT大の釣りサー大学生が沢山来るらしいので今日でしばらく堤防で釣り出来ないかも?
夜は留学生のバイト先へ。多分彼とさしで話ができるのは最後。彼には沖磯に同行したり釣り人の成長を見せてもらったり良い経験をさせて貰った。感謝である。
9月10日 チギ
早めの起床。昨日キープしておいたメアジを使って泳がせへ。何となくローテンション。オガ友に聞いた移住あるあるなのだなぁ。あまりぐらつかないように気をつけねば。しかし朝は気持ちよく、港内には時折中型の魚の捕食音が聞こえる。隣には短期滞在の方が釣りをしている。
ラチェット音が気持ち良い。
チギが釣れた。
業後はマフラーのバンドを先輩の工具を借りて自分で直そうとしたらなぜか直してもらい(?)、その後釣りへ。
留学生のサビキにイソマグロがバイトしたりワタクシのメアジに底物系が食ったり。活性は良いがなんかやられまくり。ワタクシのメアジ生簀のすきまから小メアジが逃げたりして。改善せねば。
そして日没直前に大学生たちやってくる。さてどんな遠征になるのかしら?KO釣りサーの中にはかつてTwitterを通じて八丈情報でやり取りした青年もいる様子。
油そば!うまい!
9月11日
定時起き。生簀を直す。常設すると怒られるかな?知ったことか、と開き直る。筋を通してもいちゃもんつけられるのならやりたい事をやってやろうと思う。
ふと感じる離島の閉塞感。行きたい場所へ行きたい時に行けない感じがあるのだ。内地では感じなかった行動の効果が自分の恒常性には大事だったと初めて気づかされた。
いよいよオーダーメイドの竿の受付が始まるらしい。欲しいが完成した時はどこに住んでいるか分からないし。また思案。オーダーメイドなんて難しいから吊るしでシンプルなデザインで受け付けるバージョンもあればいいのに。竿の色なんて黒で良いのだ、ワタクシ的には。
さて仕事は8月からの続いていた現場の仕上げ。気付くとだいぶ秋の気配がしはじめている。
業後も堤防へ。
2発出たもののブレイク。うち1発は止まらず、もう1発は良型のアカマスであった。引き上げる途中でブレイクしたのだ。もうメインラインを変えねばダメか。毎日釣りをしているからやはり消耗スピードが速い。
納豆入りの卵焼きで夕飯。
9月12日ヒレナガカンパチ
なぜか寝不足ぎみで定時起き。朝釣りはなし。
仕事は右往左往。
アマゾンしまくって昼はシンプル。
業後。留学生のプレゼントTシャツの料金が決まり、素早く支払いに行く。これで彼との関わりは最後にする。もう不愉快な気分になりたくない。言葉についての過敏なワタクシ。
堤防にてとあるKOの釣りサークルの遠征組と話す。ファーストコンタクトで特徴的なリールのK青年。以前Twitterでやり取りしたことを告げると驚かれた。持参したタックルにあの廣瀬さんのブランク。懐かしいな。話を聞いてると一生懸命考えて遠征の準備したのが伝わってくる。ルアーのチョイスでアドバイス。少し勘違いしているこの島で唯一買える重要なルアーをお教えさせていただいた。エサ釣りしていたK青年良型の何か(おそらく良型のハタ系)を掛けるがテトラ下に潜られてしまう。奮戦むなしくリーダーブレイク。ウキがつぶれて上がってきた。
留学生の大学の釣りサークルもやってきた。3月に会った子もいる。しかし好青年と噂の留学生の先輩は来れなくなってしまった。非常に残念だが来島した子たちは沖磯でかなり良い釣りができた模様。喜びっぷりにこちらまで嬉しくなる。共感力が強いワタクシ。
さて釣り。メアジの確保に苦戦するも重りを変えると連発。魚は謎がいっぱい。先輩もやってきた。そして!
先輩が来島する親御さんのために、と執念のヒレナガカンパチ。102センチ、8.5キロ。
この取り込み、実は結構危険もある。より戻しや外れた針が吹っ飛んで目に当たり失明した人がいるそうだ(先輩の話より)特に手繰りで引き上げる時は要注意だ。
遠征の大学生なかにはエイを掛けるも全然対応できない子もいたりして。ちょっとその体力で母島遠征には厳しかったのではないかな?
レッドライトで撮影。漁協のイケメンお兄さんもお休みで釣りに。何かかかるもブレイク。
最後はサメ。全然抵抗なし。最後に少し演説みたいなアドバイスをしてしまった。皆神妙に聞いてくれていた。それだけ真剣に遠征に来ているのだ。
夕飯作りが面倒に。
9月13日ヒレナガカンパチ
曇り。夜半にまとまった雨あり。K青年の遠征の子達は沖磯に行けなかった模様。しかし昨日手に入れたルアーでカスミアジを釣ったとのこと。
仕事は高所作業を伴う伐採。雨でボツ。急遽休みに。焼きそば食って一眠り。昼は振込やら払戻金やら受け取って釣りへ。港には仕事で来ている人が釣りをしていた。並んで釣りをする。先輩もやって来た。釣りサークルの子達もやって来た。今日も堤防は人がいっぱい。TK戦だな(笑)
ちなみに狭い集落での人間関係って都会よりむずかしい。なるべく関わらないようにするしかないが。そんな訳で留学生の送別会は欠席である。
今日もカンパチが釣れた。(ワタクシではない。)取り込みなどサポートさせていただいた。とても嬉しそうなのを見るとこちらまで嬉しくなる。
またまた余談だがK青年からナイロンシステムの質問を受けたがワタクシはナイロンシステムに挫折した人間なので、くわしく良い返答は出来ないと思います。あしからず。現在ナイロンシステムに詳しいお店は九州方面に二店舗あるようなので聞いてみるのも良いかと思います。もちろん買い物してからですけどね(笑)留学生の後輩君にも質問攻めにあった。いくつか答えたがタックルに関しては人それぞれと返答。ワタクシの本心であります。
夕飯。一皿もり。
9月14日アカマス
曇りがちの天気。留学生達は朝まずめ、堤防中モノ餌釣りで良い釣りができた様子。
さて仕事と思いきや2時間で雨のため終了。先輩と漫画や小説について語る。すっかり陰キャなのがばれてしまったな。
堤防を見に行く。生かしておいたメアジが全滅。何か悪いことがあるのかもしれない。と水面に小型青物の魚影!もしやあれは釣り少年の言っていた魚かも!
昼前、見かけた小型青物を釣りに投げサビキやらルアーをキャスト。しかし、留守。今日はこの時間メアジも留守。
せっかくの休みなので外食。
親子丼。大漁寿司にて。
一眠りして釣り具のメンテして買い出しして堤防へ。今日はマイウェイくんが最少記録のモロコ(ツチホゼリ)を釣っていた。しかし捌くのきついからとリリース。昨日の大学生軍団も小ぶりながらカンパチをゲット。今日も堤防は大賑わい。先輩家族もやってくる。堤防釣りは皆仲良く和やかにするのが良いね。
日が沈んでからあのお魚が癒しに来てくれた。
可愛いアカマス。顔つきが厳つくて好きな魚。のち納竿して大学生たちと話し込んでしまった。活動的な若者たち。結構2グループとも楽しんでくれてるようなので喜ばしく思う。あとは脳髄に焼きつくような釣行をそれぞれのグループで味わってもらえると良いのだが。思えばかつて自分も遠征した時色々な土地でローカルの皆さんに沢山サポートしていただいた。その事を今恩返しというかアウトプットしているのかもしれない。といっても無礼者をサポートは決してしないのだが。
9月15日
雨、しかも本降りである。これはもしやGT注意報と期待して午後は堤防へ。しかしバラクーダのみ。若者達にはエイのみ。
若者達。
もらったカンパチで漬け丼。
9月16日
曇り。なんとか雨は止んでいるが。
大学生達は台風の影響でおがさわら丸の出港が早まり急遽島を出たとのこと。
昼
夕方はいつもの堤防。急にガラガラ。田舎の寂寥感である。
9月17日アカマス
台風はどこ行った?
ラーメン。
業後は東の港へ。狙いはナンヨウカイワリ。堤防に1人。心地よい。山からは固有種の蝉の声が。
今日の癒し。サメも釣れました。ラインブレイクなくて良かった。
今日は留学生の送別会だがワタクシは不参加とした。
星?
夕飯。
9月18日
またもや寝坊。いや夜更かししたからなぁ。雨が夜半に降った様子。
昨日の送別会は何かと話題になった様子。
昼。
猛禽類が。固有種だろうか。
堤防に行く。先輩はアオチビキを。その魚は若旦那へ。・・・。ワタクシは暗くなってから怪し目の魚ヒットも、ラインブレイク。
夕食はウドン。
明日は先輩と春先に行った難所へ。気合い入れて行かねば。
9月19日カスミアジ
前からわかっていた事だが、9月は海が悪い。台風のせいである。旅行遠征には向かない時期です。
ということもあり9月初の先輩との地磯行。25分ほどの行程だが前回行った時にはヒーヒーのフゥフゥでこの島で2番目にきつい磯という認識であったが、今回はなんとか普通にたどり着いた。体力がついたのか?先輩の配慮かも。
4時半ごろ到着。早速ポッパーのビギンからマグナムミノー 、別注190、そして変な名前のルアー。
ファールフッキングであったがキャッチ。しかしヒット時に油断して尻餅。物持ち写真を撮りましょうと先輩はおっしゃって下さったがお気持ちだけで辞退。お手を止めたくなくて。
魚とワタクシ。
移動の間にスパム握り。ラスト1だった。
昼飯。冷凍攻め。
業後はいつもの堤防へ。
期間滞在の仕事人がついにカンパチを釣ったとのこと。とても嬉しそう。ワタクシはメアジ確保から苦戦。漁師の新人乗り子君にメアジをもらってしまう。(乗り子とは漁師さんのアシスタント漁師のような人、見習いのことを言います)
最後に泳がせで外洋性サメ。針がついていた。いただいておく。
カンパチ唐揚げ風。
親戚からLINEあり。人生に迷う子供が島暮らしについて聞いてきたとのこと。あまり楽じゃ無いよと伝える。興味が湧いてきたのか?
9月20日ヒレナガカンパチ
久しぶりにご飯朝食。ちゃんと仕事もしてますよ。
おやつ。
お昼今日はひたすら交通誘導。昔アルバイトでやっていたから慣れているのです。いる期間少しでもお役に立てれば。
スコールのような雨が続く。今日は入港日なので買い物して、夕立食らってから港へ。
今日はデットメアジのぶら下げ釣法にて臨む。密集しているメアジの群れ近くにぶら下げました。もちろん偶然ではない。泳がせで食いが良くなかったのであえてぶら下げてみたのでつまり”釣った”のである。魚は生きが良いから食うとは限らず。もちろん魚によって異なるし状況によって違うのだが。そしてキャッチ。
屋久島のGT名人からヒントを得てショルダーバッグ形式にして輸送、漁協売店でイケメン店員に自慢してから帰りました(笑)。
92センチ、8.36キロでした。港カンパチは滞在中の課題でもあったので小ぶりでも嬉しい。
巡り巡って先輩が拾ってきたギャフは先日のKO大学生のものと判明。きっとご主人様のところに戻りたかったのだな。DMにて連絡を取る。返信によるとなんでも獲物をを確保する時にグリップがすっぽ抜けて落としてしまったそう。
ちなみに小笠原ではシロワニと言われる強面のおとなしいサメの分布エリアなのだが環境省レッドリストの絶滅危惧IB類というのに指定されているので狙わずいる方が良いです。釣れてしまったら殺さずすぐに逃がしましょう。
ちゃんと?作った夕飯。
ボアーSSどうかな?Instagramメーカー公式のフックセッティング記事、メモしておこう。
9月21日
先輩は一見?口が悪いが絶妙ないじりで嫌みがなく声掛けられた人が皆笑顔になってしまう。すごく気を利かせてくださる方であるがそれを見た人がうわべだけそれを真似ると険悪な雰囲気になってしまう。そういう人を侮った気配はHSPには容易に伝わってしまうのだ。
ボアーSSテストしてみた。針を変えたりして動きを見る。シングルの方が軽快だが抵抗感を軽減するために揺れ幅を減らしているんだな。飛距離はこちらの方がよさげである。うーむ。
明日は留学生のバイト先の漁師さんが誘ってくれた送別沖磯会なので準備を。いつもと違うルアーも持参しよう、というかルアーのみでいこうかと思案。
9月22日
三時半起床で弁当作成。先輩と港へ。彼は体調がイマイチとのこと。餌を持参しないと荷物が1つ減る。
なんと留学生のバイト先の方が船に乗せて下さった!恐縮です。
詳細は別ページに。
塩ラーメン。この後例によって爆睡した。
9月23日
遅れて書いています。
業後に先輩と地磯へ。ギリギリの波のなかキャスト。結果はノーバイト。しかし良い運動になった。帰り道に結婚の話をしつつ。雑談しつつも島への永住の方法を話してくれる。しかし厳しい状況であるので期限を設けて引き上げざるを得ない。期限のある時間内でこの環境の素晴らしさを味わい尽くさなくては!
夕飯に勢いなし。夜になるとテンション下がり気味。メンタルの上下しやすい環境。
9月24日
今日も地磯に行こうかと思ったがかなり激しく雨。自重した。仕事は今日も交通誘導。あまり車が来ないので油断しがちだ。ふとした隙に先輩に声かけられたりして反省しきりである。
ふと考えたこと。「善と悪。性別で違う?本能の規範?可能性の発生?おしゃれ→格好良さはなかなか性的アピールから離れられない。」(←どうも女性のファッションについて考えていたようである)
9月の海は落ち着かない。留学生が言っていたうねり周期について調べる。
買うもの BIG PE 野菜ジュース ギャフ パンツ(←Amazonする品々である)
オーダーメイドのロッド注文を思案中。影竿使いさんにLINEで相談したりする。判断の分かれ目は島にいるか遠征に行くかで決まった。
昼休み、大学生ボーイK君に着払いでギャフを送る。縁のある道具は持ち主の所に帰ろうとしますね。
少しローだったのでこんなまとめをしてみる。
「ルアーで釣るのは凄いのか?忍耐力はあると思う。そこに羨望はあるのだけれどそれって根性論成分多めなのでは?面倒臭さはどう?日本の?釣具屋さんの思惑、気にすることはない、要は魚の都合に合わせることで掛ける手段なだけだ。見失ってはいけない。ルアーで釣りたいと投げ続ける気持ちも敬意を表するけど一方でそれは違う気がするのだ。」要は自分の設定したルールででかい魚と戦って勝ちたいのだ。
業後ついにオーダーした。OC135ZGというもの。(注:影竿さん当時はFAXオーダーできた)はたしてヘナチョコな自分が注文して良いのか、資格があるのか、使いこなせるのか分からないが自分の考える釣りには必要なロッドなのだという結論に至った。
9月25日ホウセキキントキ
遅くまで考えていたので寝坊。仕事でなく釣りが寝坊である。
今日の仕事は多少気を使う。(何の仕事かは不明)皆ピリピリ。
業後は釣り。メアジを釣る。しめはホウセキキントキ。やや良型。やはり匂いがすきになれないな。メアジを狙っていてこいつが釣れはじめると時合終了。メアジは生簀に生かしておく。
昨日申し込んだオーダーメイドの受付のメールいただく。完成は早くて年末らしい。ワタクシがそんな先のことを予定するなんて。臆病なくせに刹那的な思考の人間なのです。半年後のことを計画するのすら空論に感じてしまう。
9月26日ハタ系
朝釣行、昨日釣ったメアジで泳がせ。
待ちつつ思うこと。「人間のメンタルには文化的要素が不可欠。本であったり映画、音楽、絵画などなど。生命維持などの根源的なものだけではダメなのだ。」
「試行錯誤をして楽しんでいた人たちがいる。そしてその情報はほとんど今の釣り師には伝わっていない」という事実。
泳がせは何かに追われた様だが掛からず。
メアジの生存率良好だった。何が違う?灰汁?先輩が皆で使うように作った生簀と言ってくれたからかも?
無事帰還した留学生たち。アライソハタ?留学生が釣ったそう。危ない遠征者も釣っていたな、たしか。
夜店の焼きそば。今日の現場の山。
同行者1と割り勘これくらい?と話し合いそしての沖磯釣行決定!楽しみである。彼との釣行は一番面白い。怒ることもあるが(笑)
欠損ハタ。留学生が釣った個体。
Amazonで大量買いしたマイウェイ君ご愛用のデス針、サメについていた。一度針掛したのに懲りない鮫なのだ。
夕飯。(イシケンさんの動画は削除された模様です。何の動画だったのだろう?)
9月27日
仕事休憩中に一枚。雲がもくもく。
業後北港に行くもワンだけ。(ワンだけ?)
カレーと大量スープ。
9月28日チギ
先輩の朝釣行に寝坊した。お詫びお詫び。(前科2犯なワタクシ(汗))
彼はどこかに行ったようだがノーバイトだったそう。島のおかっぱりなんて高確率でノーバイト(笑)とんだ釣り天国である。特に夏過ぎの釣果は果てしなく寂しいものである。
昼寝。チャンプルー風?
業後は堤防視察。夜用事があるので釣りはなしなのだ。
海亀が餌を食んでいる。
のりこくんが初まとも魚。ハリスが二本。前に誰かブレイクしているんだな。
マイウェイ君。明日のためのメアジの仕入れ。実は彼も先日GTキャッチしているのだ。
夜は彼のバイト先主催の送別会に参加。
釣り部から留学生に送ったTシャツ。若旦那が作ったものだ。
留学生と仲の良い若者、バイト先の在来島民の方々、色々話を聞いた。バイト先船長も来ており先日のことを詫びられた。遺恨は全くない。全体の安全を考えれば当然だし、それぐらいきわどい場面だった。
シャワー室での飲みの席。少し島っ子っぽい飲み方であったなぁ。島に住まないとできない飲みの席だ。
9月29日チギ
今日は日曜日。のんびり起床。
磯へは午後行くことにして、東港へ。
漁協売店のイケメン君(注:すでに島を離れている)がご友人と釣りをしていた。少し話す。ずっといることの怖さ、島の良さ、内地の良さなど。帰り際YouTuberが来た。出演されている映像のイメージより気が強そう。動画に顔を出しネットに上げるなんて気が強くないとできない。コメントやSNSで攻撃されることもあるだろうし。
今日は留学生が島を離れる日。
少し感慨深げな顔をしていたがどうなのだろうか。またすぐ来れると言っていたが帰ってからその遠さを痛感するだろう。そして人生という単位で見ても記憶に残る半年だったのではないだろうか。しかしこの場所だから出会える人々。島を離れたら会うことはないかもしれない世界の青年。出港。島の若者が見送り飛込み。さらばだ釣り戦友。活躍を遠くから楽しみにしている。あの魚の魂の分も立派なお人になっておくれ。
さて。ワタクシの戦いは続くのである。昼食を取ったのち単独、磯へ。
あたふたしつつ向かう。
今週はあの男が来る。モチベーションも上がる。魚は気配のみで終了。
夕飯は適当に。
9月30日
昨日の夜は頭がいっぱいになりYouTubeで音楽動画を見まくってしまった。
ので朝練はなし。先輩は始業準備の五分前に帰還。タフだ。やはり少し休む時間が欲しいものだ。
さて今後のこと。個人事業主か?しかし何もネタが思いつかない。もう少し時間が必要か?この島で長居は出来ないし。考えることばかり。
昼休み。
ちゃんと焼きそば。
車検の予約をした。帰省してすぐである。会社の休みはよく分からないけど休暇とれるだろうか。
業後磯へ向かうも微妙にウネリが磯上へ。
反対側へ向かう。しかしあたりなし。(マイウェイ君的に言えば“無”)
留学生は無事に帰宅した様だ。あまり感情を表に出さないタイプの子であったけど彼のブログを読むと結構心の中は渦巻いていたようた。立場があまりにも違うので共感は難しいところもあるが20歳の青年とおっさんでは時間の長さが違う。
磯にてその記事を読んだら日が落ちてしまった。夜道を帰る。
疲れてなんもかんもめんどくさくなってこんな夕飯。今度来る同行者1とラインする。滞在日程の海は微妙な予報だ。なんでも遠征メンバー一名欠けてしまったらしい。
10月に続く!