離島移住記⑥2019年7月の小笠原母島 【離島大遠征?】

2023-08-13離島移住記録

機会を見ては沖磯釣行を企画してゆく日々。ワタクシの右手は悪化。釣りスキルは上がっているのか下がっているのか?そしてついに歴史的な大物が。

※本編をお読みになる前に注釈にお目通し推奨です。https://remember-fish.blog/emigration-preambl/

7月1日 ツチホゼリ

朝から暑い。難しい草刈りでなく道路工事の旗振り。会社では誰かがトラック壊す。スジアラ貰う。わが社は魚を釣ってくると社屋にある冷蔵庫に切り身を入れておくシステム。美味しい魚は一日で完売(売ってるわけではない)昼はラーメン。

ツチホゼリ

夕方は堤防へ。メアジ爆釣。マイウェイ君ツチホゼリを釣る。

夜の港

珍しく暗くなってもメアジが釣れ続いた。

靴
初期型の弱点
靴

長年使っていたマズメスパイク初期型ついにホールがもげた。ピンも欠損ありなので新しいのを探して発注した。新型は対策がしてあるのようである。

桟橋
留学生

夜中に留学生と釣りに行く。ぶっ込み釣りしつつ世間話。彼は淡々としつつ島の若者にも馴染んでいる模様。人に好かれる性質なんだな。てなわけで釣りに誘うのも控えめにしておいている。

7月2日

朝は釣り行かず。(理由は不明)

弁当

昼は民宿つき弁当。

若旦那が現れた。どちらかというとイカ釣りが好きな様子。食べておいしいし宿でも出せる。

ワタクシは暗くなってからメアジ確保。しかし大物釣れず、今日もサメのみ。

飯

夕飯はカレー目玉焼きダブルに総菜唐揚げである。(タンパク質取りたかったのかな?)

明日は有志で磯に行くことになった。

7月3日

朝、久しぶりに留学生と磯へ。汗をかくが良い運動だ。

磯

しかし留学生のルアーへチェイスが1度のみ。


ふと思い返すとワタクシはルアーにこだわる必要はなく、立って手持ちで大物を岸から釣る事が主題だと思い出した。そのためのタックル、体力、手数、経験、技を磨かなくては。ルアーの長所も理解しつつ囚われすぎないように。
今日から知っている内地の方が母島入り。お会いしたいが諸事情で顔を出す事ができない。全くもって人間がめんどくさい。

飯

昼飯はチャーハン。野菜不足代わりにグレープフルーツジュースを飲む。こうした常温日用品もAmazon経由で買うのが島では特に有効。島のお店では買いたいものがいつでも買えるわけではないのだ!


業後は磯へ。

夕日

小さいアカマスのバイトが一度あったのみ。厳しいものだ。魚の楽園と言えどもこんなもんである。


朝晩磯に行ったので流石に疲れた。

納豆ご飯という一番楽なメニューで夕飯。こういう時牛丼屋やコンビニがなつかしい。

7月4日

今日は早起きせず。相変わらずバネ指の調子は良くない。慢性化した?ばね指はME時代に透析患者さんが手根管症候群からなることがあったけど腱鞘炎でもなるのだ。先輩にもばね指あるそうだが全然気にしてない。指がロックすると反対の手で戻さなくてはいけないのでつらい。

昼に買い出し。島では買い出しがとても大事。しくじれば貧相な夕飯が待っているから島民は食料ストックがしっかりしている。

そうめん


今便は事情により灯台堤防へ行けないので、日が出ている間は家事に邁進して。

釣り竿

夜に若旦那と桟橋で釣り。隣の島から出張の人が釣りをしている。話を聞くと「今年はGTが釣れない」と嘆いている。まあタックルから言って子GTのことをさしているようだ。

タマンはアオリイカや穴だこの切り身をブッコミ釣りでねらう。夜遊びである(笑)

タマン
39cmぐらい


サイズアップを狙うがなかなか大型は港内には入っていない模様。このタマン、ほぼ一年中夜の港で釣れる。しかし港内に居ついた奴は泥っぽいので食味が落ちる。

豆苗

豆苗水耕。豆苗は漁協の売店のお姉さんのスマイリーなセールストークで買ってしまったもの。

7月5日

昨日は結構夜更かし。流石に眠気が抜けない。

前田商店で買ったブブカそばは当たり。トッピングちゃんとしたらもっと化ける。こういう名店の味系のラーメンの販売大変うれしくありがたい。今日は昼休みに寝る。昼休み、島の労働者は用事がなければ昼寝している。 母島ではほぼ自炊。やってる飲食店少ないし。
業後は夕暮れをねらって脇浜へ。遠征者と出くわす。Twitterでフォローしている方も同行しているようで遠巻きにご挨拶。堤防で良型カンパチなども釣ったようだ。流石である。

カレー
夕飯はカレー

食後釣り友である大野さんに会いに宿泊宿に行く。フィツシングショーでお会いして以来だ。時間の流れを感じる。いつもは海の男に見えるが今日は都会の人に見える。つい愚痴ってしまって楽しい話をうまく出来なかったな。反省。

7月6日

昼休み国民健康保険料支払いへ。高いなあ。契約社員なので国保加入なのだ。


昼の便で大野さん含む遠征組帰宅の途へ。ほっと一安心。

漁さん
センマチにて販売中。

この年新発売のハハギョのスペシャルカラーバージョン。今度来訪するオガトモに頼まれ購入しておく。

ぎょさん
飯
昼飯。ロコモコ丼的な??


業後はまず明日の用意をする。夜、前職の後輩からLINEくる。ウェディングドレスの色なんてわからんよ。のち職場の近況を聞く。医療現場なんてずごく昔のような気がする。
さて磯に持参する弁当がいつも微妙。食欲と合わない気がしている。今回は色々と不安要素もあるし、海況もイマイチなので、実験と経験を積むことというテーマで臨む。試したいことがあるのだ。

7月7日

今日は久しぶりの沖磯釣行。大船長から先輩へのお誘いとのこと。

詳細は別ページに。

船
乗れる磯探し中。虹が出た。

道中の先生たち。餌釣りで色々釣って少しは楽しめただろうか。外国の先生は途中パラソルの下でお昼寝していた。
ふと「今日は七夕ですよ」と言われて驚く。帰りの船では爆睡なさっていた。磯釣りは疲れるからなぁ。帰り道ワタクシのたどたどしい英語で外国人先生とトーク。夏休みは内地で観光旅行するとのこと。普通の人はこんな場所で一日過ごすなんて二度とないだろうなぁ。

飯

とにかく腹が減ってガッツリ食う!ミネラルもお忘れなく。

7月8日 アカマス

夜明け前に雨が降った、しかし仕事前に止む。ということで仕事はある。

こんな天気でも先輩は磯釣りに行ったとのこと。流石である。しかし今日は焦りなし。自分は自分のペースで鍛えないと。目標に向けて何が必要かしっかり見極めていかないと。業後はまずステラSW10000XGの修理。何とか自力で改善できたのが嬉しい。のちに堤防へ。するとマイウェイ君が。

魚

変わった青年であるがいじられても気にせず淡々と自分の道を行くマイウェイ君。タックルに関してはやっと改善してくれたが。

魚

アカマスキャッチ。75cm、10キロいったかな?見た目身がしっかりしておいしそうだがシガテラ毒があるといわれて誰も食べない。実際は生息エリアによるものだから大丈夫な気もするが勇気はない。

最近堤防はサメが少なくなってきた。堤防周りのサメが大挙するのは春から夏前の期間である。繁殖行動に関わるものだろう。そもそも名前が鮫が崎だもの。人工海浜に整備される前からずっとこの場所に集っていたのだろう。

飯

夜はそば。夜も更け雨が激しくなった。

7月9日

夜の間は雨が続いた。日が昇ると雨は止んでいた。今日は入港日である。
ストライクプロマグナムミノーをこの島の某ペンションで販売するとのこと。その話を聞き感無量である。
仕事はコンクリート打ち。バタバタしながら進める。
ふとリーダーの太さと魚の食いへの影響を改めて考える。職場の先輩との会話の中でのこと。

飯

今日の焼きそばは旨く出来た。上手くではない。もちろん?賞味期限の切れたものである。キッチンにアリが出た。アリは手強い。侵入してくるとやっかい。ゴキブリが流しの隙間から顔を出していたので抹殺。虫、内地より若干トロイが手強い。島の特徴。

業後は買い出しからのメアジ釣り。夕立ですぐ撤退。さっさと逃げないとずぶ濡れになる。

靴

新しいスパイクが届いた。一安心。

飯

入港日なので豪勢に。ネギトロが豪勢なんですよ。

ルアー

釣り部の仲間でストライクプロマグナムミノーを共同購入、受け取りに行く。一個の予定が二個追加で3個に。マグナムミノー日本バージョンは台湾生まれのアメリカ育ちそして2フックになって小笠原のこの海でテストされたルアーなのです。釣れるわけだ。

釣り

夜は雨が上がり。留学生とぶっ込み釣り。バイト先で出た魚のあらを持参。

エイ

エイで終了。アカエイかな??

7月10日 ハタ系

今日も曇り。朝テレビを見てる。するとなんと納豆の日とのこと。冷蔵庫に大粒納豆あり。この島の商店は大粒納豆の入荷が少ないのだ。朝は業務開始から雨が。一度現場に出るもすぐに中断。午前は休業に。帰寮して睡眠。午後は雨は止み、業務再開。休憩時間にデットベイト用に古の名竿STANDING ROCKを送ってもらうことにした。


業後はスタンドにガソリン補給。すると先輩が滞在中。昼間古いルアーの話をしていたなぁと話すと「使わないものは持って行って良いよ」とのこと!買い出しをして再度駆けつける。

ルアー

貝田ルアー、ツルポップ、フィッシャーマン、パンプキン。素晴らしい!太いラインシステムで扱えるトップウォーターを考えているのでありがたい。流石釣りの楽園である。ちなみに先輩の使うポッパーはサーフェイスブルだけである。
その後はメアジの仕入れに。砂浜から群が。なんかいるな。投げサビキで立て続けにゲット。そして試泳がせると。

魚

ハタ!やった!何ハタかは不明。日が落ちると砂浜に泳ぐ魚のアタック音。カンパチ?もうメアジタックルは片してしまったのでキープしてあったデットベイトをボイルした場所に放り込んでみると、強烈なツッコミ。フルドラグにしたエランスーパーワイドパワーでも止まらず、根ずれでブレイク。カンパチだろうか?

豆苗

豆苗育ってきたな。食べごろ?

7月11日

今日は給料日。夜は湿布をして寝た。先輩と留学生は磯に行った模様。しかし出なかった模様。

仕事は雨であったが完成審査があるので強行された。

飯

昼飯。

業後はメアジ釣りからの泳がせ。日が沈み港内は泳ぐ魚のアタックが続くも今日は不発。

魚
ミニジグでメアジ
飯

昨日のハタは抱卵個体。ハタつくしで食べた。

釣り竿
魚
魚

おやすみ前にちょこっと夜釣り。部屋から釣り場まで1分。夢の様。

7月12日

今朝も曇り。パン食。
工事は山場。プライムをまくのだ。そして鉄筋を組むのだ。で、監査。ツッコミあり。監査のお役人が釣りをするそう。メアジの入りを尋ねられる。

キノコ

グリーンペペ(仮)らしい。

飯

前田商店で買ったおいなりさん。女将さんの特製らしい。こういうのがうまい!

飛行機雲
飛行機雲。

↑こういうのは休憩中に撮ったもの。職人さんの仕事はこういう休憩時間が午前午後1回づつある。


業後はこの間貰ったルアーのテストとメアジ釣り。何故か今日はマイウェイ君釣法通じず。


先日いただいたルアーテスト、3つがお気に入りの良い動き。次の沖磯に持参しよう。と、日没タイムで堤防にでかいボイル数発。イソマグロだろうか?


早目に上がり、飯。完全に暗くなってから教わったグリーンペペ(仮)を見に行く。しかし光らず。そのあと早寝してしまった。明後日の準備あるのに!

7月13日

朝礼から雨。でもやる!との社長。しかし本降りで業務続行アウト。早上がりとなった。
明日の沖磯釣行に備えてせっせとリールの整備からリーダー作りお弁当の準備をする。以前買った某メーカーのショックリーダーセットがあっさり崩壊。やっぱり中にインするのはだめだな。

糸


明日はこの大遠征の前期試験みたいなものだ。磯はおそらく西側になるだろう。
夜半に屋久島の釣り友とLINE。釣りというのは実に矛盾したものだと再認識。

飯
夕飯
夜の部屋

夜空を撮影できるアプリを入れてみた。

撮影にハスベイまで出かけてみる。

夜
月夜で良い感じであるが。
夜
夜空

星空が微妙である。今度来るオガトモが星空撮影をするので対応策である(?)

早めに寝よ。

7月14日

3時起床で沖磯釣行、相方は留学生のみ。先輩1はたくさん沖磯釣行するのを奥様にとがめられ月1回と定められたそう。つらいのう。

詳細は別ページにて。

帰寮し、なぜかラーメン。

ラーメン
食べたくてたまらなくなるのだ

先輩達はボートで出船。何も出なかったようである。その後は気を失うように爆睡した。まだまだ改善しなくてはいけない点が多い。多すぎる。目標まではまだ遠い。

7月15日

今日の仕事はしんどい。少し身構えつつ臨む。

先輩達も大汗をかいている。

入港日なので買い出し。ササッと済ます。と、その前に。

ラーメン

とんこつラーメン。

夕マズメに磯へ行く。

釣り竿

海は綺麗。釣れる確率は低いのはわかっていたが日没まで投げ続けた。

うまいぼう

実家からの支援物資にうまい棒。

にせうなどん

偽うな丼(ぜんぜんうなぎじゃない)とそうめん。多く茹ですぎた。

食後虚無と不安が襲ってきたので早寝。

7月16日

悪夢で2度目が覚める。先行きの不安のためか。何故かブルー。

飯

早めに覚めたのでブログを打つ。育てておいた豆苗のサラダと目玉焼きである。

昼飯。今日の現場はキツかった。暑さから逃げられない。シャツを絞る。おじいちゃんリーダーは意識がフワフワ。

海

業後、買い出しがうまくいく。疲れているにもかかわらず元気。東港へルアーを投げに行く。空が綺麗。

夕日

不思議な夕焼けの雲。

満月

今日は満月の大潮。

飯

何故かカレー。カツカレーである。食生活によってメンタルも左右するのか?

釣り竿

夕食後、夜釣りに。満月だから厳しいかも?
と思ったら。

魚

やっと一匹。明日は留学生と先輩がむこう堤防に行くそう。ボートで釣りに出た人の話によるとオフショアでGTのチェイスもあったし、もしかして?

7月17日 子GT

朝から(いや深夜?)留学生がやりました。

魚

小さめながらもロウニンアジ2匹。いよいよ産卵後の喰い渋りが終わったのかもしれない。いやこの海域のGTの産卵がいつかなんてまだ全然わからないのだが。

弁当

民宿つき弁当(注:今はやっているか不明)

ハタ
ハタ系

業後はメアジ狙うもスカ。さいきん釣れないのだ。
ボートフィッシングしてきた先輩夫妻の接岸を手伝って帰寮。

飯
支援物資の手羽先

明日は早起きして磯へ行く。先輩と留学生は向こう堤防へ。途中まで同行するのだ。

7月18日 GT ギンガメアジ

今日は久しぶりの朝釣行。3時待ち合わせ。留学生は寝坊で欠席。

この日は満月の大潮である。 

海

なんとか磯に入ることができた。釣り開始。ほどなくして当たりあり。

魚

5.6キロのギンガメアジ。先輩にお土産にすることにした。ホクホクして釣り続けていると岩陰からワタクシを呼ぶ疲れた声。空耳?ン~?と振り返ると先輩がずぶ濡れでワタクシを呼んでいる。

魚

先輩がまたもや!やってしまった。135cm、36キロ。ルアーはマグナムミノー。しかし今回は損失も大きく。ギャフ掛けして堤防に引き上げる途中で落下。竿穂先破損、スマホ水没、ライト、ギャフ海の藻屑。ファイト時間は10分。しかしポカリとうかんだGTをみて飛び込んで確保したらしい。岸にたどり着くまで20分GTとスイムしたそう。

しかしGTは蘇生作業もかなわず死亡。デットリリースとなった。これが大物釣りの現実だ。

さて仕事。

ギャフ
固着して伸びなかったのを何とか復活

仕事中そんな話をしていたら先輩が使ってないギャフをくださいました。固着を直して先輩が針先研いで先輩に差し上げることにした。

そして何故かワタクシに130ZRのトップガイドの修理を依頼された。以前ワタクシがフィニッシングモーターをもっていることを話したのだ。

↑こんな道具がエポキシには必需品。
しかしオーダーメイドの竿。恐れ多いと躊躇するも「この竿がないと釣りに行っても釣れな~い(泣)。しばらく釣りに行かない~!」と嘆くのて引き受けることにした(汗)
ヤマト便が変更になって離島から長竿を送ることが高額になってしまった。配達員の労働環境改善にかこつけた企業の策略である(泣)

7月19日

今日も堤防方面へ釣り。竿が折れた先輩はお休み、留学生とワタクシ。外海は荒れているのでまず堤防内で投げてみる。

魚

昨日の死んだGTを引っ掛けてしまう。

堤防外側はうねりが当たる。隙を見て投げてみる。昨日と同サイズのギンガメアジが一匹釣れたのが救い。

港
桟橋から1枚。


仕事は道路わきの草刈り。午後から地獄の暑さ。休憩中ふと見ると「北港まで歩いて行く」という女性の観光さん。お節介かもだが声掛けをしておく。聞けば500mlの水一本だけと言う軽装。北港までは片道2時間半、道中自販機もなく北港までトイレなく人はたまに通る程度携帯は一部高台でしか通じない、北港には衛星電話があるがその電話もめちゃ高い、たまに故障している。常夜灯もない。 

集落から北港まで、歩いて行くのはお勧めしないが普通の体力の人ならトレッキング並みの気合入れてちょっとしたハイキング装備で行くべきだろう。

基本的には原動機のある乗り物で行くか車でガイドに案内してもらうことをお勧めする。そして行先は宿の人に伝えておくことである。

トップガイド
(ピンぼけ失礼)

先輩からお預かりした竿を仕上げる。特別な竿だ。なるべく美観も残したい。何度もコーテイングする。

草
固有種じゃないですよ

業後ドライブがてら観光客が倒れてないか見に行こうとすると、集落で見かけたから早めに引き返したようだ。

飯

久しぶりに、牛肉を食う。この島のネックは住みかと食べ物だ。

7月20日

今日は土曜日でなぜか休みで遅起き。まず村長選挙。言われて投票するのは不快だ。ちゃんとマニフエストを見て投票した。地方の選挙って、しがらみだらけなのかもしれない。そういうのも若者が島から出て行く理由では?選挙は村民会館で。当たり前だがよく見る人が選挙管理委員をしている。ミニマムである。
ガジュマル下で会った先輩にウキを譲ってもらう。お金を払おうとしたが使わないからいらないとのこと。

飯


そのあとは爆睡。外はカンカン。休みで良かった。
目覚めると16時。階下には先輩2人。釣り竿を返す。ガイドは折れたGTロッドのものを使用。料金を支払うと先輩。まずは使ってからとワタクシ。そしてザフイッシングを久し振りに見る。村越さんのショアGTの歴史が興味深い。

靴
全部もげたので直接穴開けて靴紐通すことにした。ぎりぎりまで使うのだ!

先輩登場。その後ともに釣りへ。メアジの確保か課題。今日も釣れたが泳がせもしたので匹数伸びず。

夕日
漁協の人と夕日
釣り

送ってもらったスタンディングロックも感じ良い。餌の投入など使い勝手が良いのだ。

飯

貰ったトン汁うどんをメインに。そう言えばSNSで変なツイートをする釣り人が島に来るらしいと留学生から情報。島で暮らしてみて地元の人の気持ちが少し理解出来るようになった。くれぐれも問題を起こさないように願うのみ。食後も港で釣り。波が少しある。

釣り竿

モンスターインパクトにキャタリナLD20。

さかな

サメに齧られた。釣られる側からすればみんな一緒かも。刺されると痛いハエにさされる。(ウシバエ?)毒はないようだが。小笠原のやばい虫といえばランプ虫である。体液を皮膚につけると水ぶくれが飛び火していく。さらにそれを他人が触るとその人も水ぶくれになるらしい。しかし元来哺乳類が住んでいない環境なのでそういう虫は少ない。

7月21日 GT

日曜日、入港日。のんびーり起床。しかし使ってないほうが手が痛い。LINEのお知らせで目覚めると留学生と釣りに行った先輩がまたもやキャッチ。

魚
GT,30キロクラス

留学生はスカ。うーむ。まあ一人釣れたら終了だし。

トップガイド
直した竿が無事機能して一安心。
磯

今日は830に先輩と待ち合わせて行ったことのない磯へ。自分でも探索してみたがなるほどこういうルートだったか。

鮫

結果はサメ一匹だが、楽しくよい経験になった。ありがとうございました!
帰宅して頼まれていた先輩の車を港に取りに行く。今便で先輩は内地に夏季休暇である。

そうめん

そうめん。
ここで爆睡。起きたら17時。急いで買い出し。以前宿泊した宿で働いていた子がまた母島で働くとのこと。驚き。

商店には見たことのない娘さん。聞けば島民のお子さんが夏休みで里帰りみたい。母島には高校はない。よって進学すると島を出るしかないのである。隣の島の高校へ…という流れ。高校から内地に行く子も多い。その時に聞いた先輩の言葉でちょっと違和感を感じた。ふっと予感がした。

買い物後は釣り。メアジは一匹しか釣れず。暇だから釣りではない。釣りの優先順位が高いのだ。

飯

夕飯は牛肉。貴重だぞ!

7月22日

朝、堤防に行ったマイウェイ君がGTをばらしたとのこと。岩、イワと言っていたがきついことを言わせてもらえば君のタックルと内地の青物釣りを引きづずった姿勢が島のお魚の強さに対応できていないからである。

かつ丼

業後は先輩の船で堤防外側へ一発勝負。音沙汰なし。

ごはん

明日は朝から行くぞと思っていると例の遠征者の問い合わせが留学生にあったということでざわつく。

7月23日

ちゃんと起床。朝釣行近くの磯へ。今日は活性高い。四バイト2ヒット、ビギンにて。しかしフックアウト。ショートバイトというか弾いてしまってるというか。色はホワイト。

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ごはん
朝メシ

針のことを気安く聞いてくる とある人物と揉める。仕掛けの工夫は気安く聞くものでないのは釣り人の常識である。商売ならば軽はずみな事言えないし、自分のこだわりも軽はずみに言いたくない(小さい人間だが)。

釣り針

たくさんの針の写真を見せて釣り人たちの試行錯誤や想いを理解してもらいたかったが、釣り人でない彼にはその思いはわかってもらえないようである。残念。この件でかなり失望してしまう。

弁当

ゲンを担いで民宿つき弁当。それに総菜の天ぷらである。
午後の仕事は草の搬出。これがきつい。しかも斜面。しかし足腰の鍛錬にはなるかも。ベテラン勢はコツコツとこなす。タフである。


業後は先輩、マイウェイ君と沖へ。ワタクシは乗り子兼撮影係。少しうねっておりマイウェイ君はリバースギリギリ。
夕食はあっさり。明日も朝釣りに行く。

7月24日ギンガメアジ

今日の潮回り 小潮 

今日も堤防へ。先輩、マイウェイ君、留学生、ワタクシの4人である。今日は竿を少し柔らかめ、フックをシングルにした。前回のショートバイト対策である。実釣開始、10投ほどでアタリ。

魚

ギンガメアジ。美味しい魚だが島民はほとんど食べない。

はかり

77センチ6.2キロである。リクエストが多いので持ち帰る。しかしその直後から漁船の出船ラッシュ。魚が散ってしまったようだ。堤防に乗った先輩達はノーバイトだったようだ。損失といえばウメイロカラーのマグナムミノー をロストしてしまった。あとで取りに行くか?

仕事はなんとなくつかみどころのない一日。業後はギンガメアジを捌く。ゼイゴが固い!このギンガメアジもアタリである、美味い。

飯

昼飯はシンプル。

魚

ギンガメアジはやはり美味い!

サンゴの卵
サンゴの産卵が始まった! 

夕方堤防を見に行くとイソマグロが2.3匹でクルージング。水面にはツブツブ。波打ち際はピンクに。正直生臭い(笑)。今日は隣の島に長期滞在しているオガトモが来るので夕食会。母島での外食は要予約したほうがよい。
お店ミストラル(現食事処めぐろ)の四川風麻婆豆腐を食べてご満足だったよう。沢山話した気がする。ワタクシも久しぶりの外食で満足。

ユッケ

お土産に持ち込んだギンガメアジをユッケ風にしていただいた!美味い!
お酒を飲んだら寝る習慣になってるためか眠くなってしまい帰寮したら即爆睡であった。

7月25日

今朝は釣りには行かず。夜半に雨が降ったようである。

パン
朝食

先輩よりいただいたニワトリたちの卵でオムレツ。黄身の色は薄いが美味い。
仕事は畑横のガジュマルの伐採、抜根。先輩の船を引き上げる手伝い。飯はガッツリ。

飯
昼飯。ルアーを見つつ食べる。

昼休みに雨が降り、午後はドロドロ。
業後はメアジ釣りに。全く釣れず。マイウェイご友人は数匹ゲット。

飯
夕飯。ピンぼけ御免

夕食後は来島中のオガトモとアウストロで飲み。島の知り合いがいて揶揄われる(笑)。本当にお酒を飲むと眠くなるのが定番化している。

7月26日

今日も朝釣りには行かず。遠くの海で熱低がいるためかぐずついた天気。遊びに来ているみなさんには申し訳ない(勝手に申し訳なく思う(笑))。

飯

業後はメアジ釣り。比較的確保。アジングワームがブーム。けれどランニングコストがどうかが問題。時期によってアジングワームかサビキがミニジグかまったく口を使わないか、いろいろ傾向が変わる。また内地のアジの引きを想定するとブチブチラインブレイクしてしまうので注意である。

飯
夜。急いで食す。

食後、来島しているオガトモを星空撮影へ。写真撮影が趣味なので懸命に夜空を写していました。ちゃんとしたカメラじゃないと星撮影は難しいと結論。後半北進線を走り北港方面まで行くも雲が出てきて撮影不可。うねうね道で車酔いしたようで不憫。

7月27日グルクン

今日は土曜日ながら休み。
朝からのんびり。明日の予行を兼ねて弁当を作る。卵焼き難しいな。

烏骨鶏

烏骨鶏たち。かつて飼っていた人いてが色々あって逃げだした生き残り。いつも二匹でいる。

顔見知りの漁協の方のウキがサメに切られたというので仕掛けで引っ掛けて回収したらグルクンがついている。思わず一枚。

魚

東港の宿敵グルクン。メアジの100倍釣るのが難しい気がする(笑)。少しながら散発的な群れが入っている模様。その後南崎へ行ったオガトモを確認に行く。疲れて?ムッとしているが大丈夫な様子。

オガトモは父島へ戻る日。ちゃんと見送りをする。これでおもてなしも無事終わったな、と思う。知り合いが島に来るとこういう気分になるんだな。買い出しをし、今日もメアジ釣り。釣れるもラインブレイクが多くて良ろしくない。
明日は沖磯釣行。いつもの船長と最終確認。西側は行けそうだ。楽しみである。

うな丼
豪華にうな丼。本物である。

7月28日

先輩からの電話で目覚める。沖磯の日に寝坊とは情けなや。たるんでいるな。

ということで今日は沖磯釣行の日。歴史的な大物を目にする一日となった。

詳細は別ページに。

帰り道先輩と「やられちゃいましたね…。」「次は何を目標にやりましょうかねぇ。」なんて話し合いつつ帰寮。

飯

とりあえずガッツリ食べ、早めに就寝。

7月29日

ぼうとして目覚める。

仕事は淡々と鉄筋に向かう。休み時間に先輩と今後の目標を話す。イソンボであの魚を超えるのは無理だ、と。50キロオーバーを目指そうと話す。それぐらいとんでもないサイズだったのだ。おそらく留学生の磯からの生涯ベストであろうしサワラ根のスタンディングの最大記録として残るだろう。

なんか大学生が釣ったから、これを知った大学生の子も「おれにもできるかも!」なーんて思っちゃうかもだけどそんなことはないとんでもない記録である。

飯
動画

昼。撮った動画を見直す。
業後はメアジ釣りへ。マイウェイ君が釣りをしている。昨日の魚ですっかり火が入ってしまったようだ。彼は今日もお魚に弄ばれて終わる。あ、ワタクシもだな。メアジは新子が入ったのか小物サイズも釣れる。

飯

夕飯はカレー。明日は留学生の祝勝会になった。

7月30日

朝練も行かず起床。東のウネリは強い。釣りには行かず、仕事へ。しばらく週5勤務という話であったがやはり週6に戻っていた(笑)。今日は島の北側が職場である。

海
飯

昼飯。
午後も北部へ。業後はお祝いの準備。お店が予約できず、マイウェイ君のお手製お好み焼きとなった。

刺身

ワタクシは差し入れの姫鯛の炙り刺身を持参。

ノニジュース

かの、Aさん由来のノニジュース。若旦那が持参。Aさんとメッセでやりとりし、一番良い魚を釣った留学生が、一気飲みとの指示で飲みました。留学生憧れの人からのお言葉だもんね。次は先輩だろうになぜかワタクシに振りやがりました(怒)


各自釣りマニアぶりを各自発揮した祝勝会となりました。
マイウェイ君ご馳走さまでした!久々の本格的お好み焼きとても美味しかったです。

7月31日

朝は雨しかし仕事の時間には止む。


今日は宇宙橋?いや、雨中橋である。(母島の地名は趣があるものが多い)先輩とコンクリートを砕く。時折強めのスコール。雨宿りしつつの仕事。休憩中はロッドやシステムと魚の引きについて語り合う。

やきそば

昼飯

業後は泳がせに。マイウェイ君と並んで。堤防の向こうには遠征者か。なにか危ない人物が来ているよう。少し憂鬱だ。
釣果は寂しいものとなる。今日も謎の魚に切られた。

飯

夜メシ。食したあとまたもや気絶するように寝てしまった。

8月に続く!

離島の友

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離島移住記録

Posted by Kamaji