2019年6月30日 母島沖磯釣行 ローソク岩
※釣行記を読む前にご一読願います。https://remember-fish.blog/hahajima-rock-fishing-report-attention/
この日の潮回り等 天候晴れ 中潮 日の出4:41 日の入り18:29 満潮3:38 17:30 干潮10:36
今日は待ちに待った沖磯だ。朝ギリギリ用意。昨日は準備不十分で寝てしまったので朝からバタバタ。しかしおにぎりは握る。今回の相方は留学生のみ。彼の仕事の関係もあり14時上がりの勝負。
留学生に乗ったことのない磯とGTの引きを味わってほしくてローソク岩を船長に提案。
凪で無事に渡礁。姉島北端に位置するローソク岩はなかなか渡礁確率が低い。
過去に乗った時はGTを二度ブレイク、一度フックアウトと完敗であった。GT濃いが母島最難関ともいえる磯である。
さてポチったロッドがまだ届かない(だって離島ですもの)留学生にオフショアロッドを貸し出しした。
さて5時半ほどから釣り開始。いつものポッパーで探るも反応なし。でベイトタックル+マグナムミノー で探るとエッジのところで出た。留学生にも同時に何か出た模様。すぐに根そって北西に走る。魚はイソマグロ。この磯での定番の走り。根際を走る。何箇所も噛んでいる。過去にこの磯に乗った際にに出された宿題。ラインの当たり具合を確認してゆっくりと巻き取りと解放を繰り返す。1つづつ根がみが外れる感触を確認していき、抵抗がなくなったところで一気に水面に浮かす。そして留学生がギャフがけしてくれた。
20キロいかないくらい。しかし対応は合格点だと自己満足。一呼吸入れて再開。ルアーを一通り投げたところでオキザヨリの姿。それを泳がせの餌用に釣ろうとややライトなXR-2のスピニングタックルにて投げているとこんなのが食った。
しかし根ずれもする手強さであった。そこからしばらく音沙汰なしであったが8時ごろ北東側で投げ、アオチビキを連発していた。
その留学生からワタクシを呼ぶ声。貸した竿がフルベント!座ってファイトしている。ギャフ片手に駆け付けるもラインブレイクで後ろに転がってしまう。「黒い影に食われました」とのこと。GTだ。その後も彼はアオチビキを追加。
そしてシステムを直しに移動。その間ワタクシも北東側でなぜかスピニングタックル+マグナムミノー で投げてみる。20投くらいしたところでまずカンパチらしき魚が南から付いて来る。さらに五投。黒い影がルアーに。GTだ。長さから見て15キロから20キロくらいだろうか。テラスの上をキョロキョロして去っていく。次のキャスト。ハエ根テラスのキワからフワッと出てきてルアーに噛み付いた。一度左にフェイントかけて?から右に出てテラス下に回り込み左に走り始めた。完全にまずいパターン。ガチどめしたらすぐブレイクする。ベイルを返して走らせる。切れないようやり取りするも向こうの方が上手。テラス前を回って北側に走る。何とか宥めすかそうとするも空しくメインラインがぷつんと切れた。お気に入りのマグナムミノー をさらわれた。
悔しい。どうすべきだったのか…。なぜスピニングタックルを使ったのか…。
しかしここは一級磯。無駄に時間を過ごしてはいけない。一拍入れて再開。
仕切り直し、西側にてロングリーダーのベイトタックルに持参したタコ餌にて落とし込み。これも根に入られる。今度は負けん、と10分間やり取りして上がったのがこれ。
アカマス。10キロに満たない個体ても根に入ると手強い。圧をかけ、根から離れるのを10分近く待った。その後東側にてで同システムにデットベイト。1投目齧られて上がってくる。2投目食い込んでから根に噛み、ブレイク。
今回使ってみたバリパスの石鯛用のPEはしなやかで強くて良い。SSアシストは比重重めだしやはり紫外線にかなり弱いのかもしれない。しかし高い足場では使いやすい。
と、ここで潮止まり。そこから上げ潮へ。一気に潮の向きが変わり北から南へ。アタリ遠のく。その後はルアーを一通り投げ、デットべイトでのウキ釣り。西側で流すとアタリでアオチビキが掛かる。(写真なし)
巻き上げてくると後ろに10キロくらい?のGT。すぐに留学生を呼び投げてもらうがGTは姿を消してしまった。その後はメアジにて、
タマン。写真を撮り即リリース。思えば初めて良型のタマンを釣ったのもこの磯だった。その後留学生のルアーにもGTの追尾あったようだが乗りきらず。潮が変わって魚の活性ダウンなのか。
しかし久しぶりに少し小笠原らしい磯釣りになったかと思う。
14時過ぎ離礁。帰港する。
覚書
メアジは巻きざしだと、甘噛みに耐えられない。より根ずれに強いシステムを考える。あの突っ込みを耐えるには体幹だけなのか立ち姿勢なのか。今までロウソクで掛かった魚は全て根ずれしてから上がってきた。あの地形ではハエ根に行く前に全力で止めるか…。30キロ以上のお魚にそれができるだろうか。相変わらずGTの魚影はあるが難しい磯でした。対策してないならキャッチ率は極めて低いため乗らない方が良い磯であります。