2019年7月7日母島沖磯釣行 乾崎

2021-08-31小笠原母島遠征

※釣行記を読む前にご一読願います。https://remember-fish.blog/hahajima-rock-fishing-report-attention/

今日の潮回りなど 中潮 日の出4:43 日の入り18:29 干潮3:07 15:16 満潮8:25 晴、西からのうねりあり

今日は学校の先生たちと沖磯へ。なんとメンツは先輩、ワタクシと男先生1人女先生2人!男先生は一応釣りが好きなようだ。不安要素一杯だったが女先生はサーファーと南国育ちの外国女子なのでまあなんとかなるかと思い返した。

前日先輩より勧められてパラソルをお借りする。日影がない磯に乗るかもしれないからだと先生たちを心配してくれたのだ。適切なサポートである。

舳先に乗ると波かぶって大変ですよ~5:21出港

磯に向かう途中先生のおひとりとお話をする。本格的サーファーなようなので心配しすぎなくても大丈夫か。僭越ながら渡礁時や磯での注意事項をアドバイスさせてもらった。船は超一級磯サワラ根に向かう。釣りしたことないような人がひょいっと超一級磯に乗ったりしてしまうのが離島あるあるである。サワラ根の凄さを語っても?マークの先生たちに「ライブ会場で例えるならサワラ根は東京ドームのセンターステージぐらいの場所ですぞ。鬼岩は武道館みたいな感じかな。全国の釣り師憧れの磯なんですよ~。」と話したらやっと理解してくれた様子(多分)。

顔を出した時に一枚。だめだこりゃ。

しかしうねりが大きめで乗れる磯はほとんどなく、北部をうろうろして結局島北端左側のの地磯乾崎に乗った。うまく囲まれていて高めの足場もあるうねりある時の安パイである。しかしかつては実績もある名磯である。今日は少し沖合を右から左に潮が流れていた。飛距離がものをいう状況である。

さて各々行動開始。女先生①(サーファー)②(外国の方)は磯探検。乾崎は歩ける範囲も広い。泳ぐのは潮が速くて危ないからだめよ~と声掛け。

加工なし

裏は恐ろしくブルー。裏の方はあまり釣りしたことがないのでベイトタックル片手に散策。しかしGTはいない様子。景勝地になりそうな磯も多いけど最果ての地。なかなかそういう観光は出来ない。ボトルネックは父島~母島間の就航サイクル?でも人が来ない方が自然要素は残るか。

閑話休題。

今日のテーマはスピニングタックルによるデットベイトとベイトタックルでの釣りの強化。しかしここはロングリーダーが必要な障害物は少ない。一定時間投げ込んで閉め。ベイトシステムのロングリーダーの先のリーダーの長さも要再検討だなぁ。

チギは二匹。

ボトムを狙って仕掛けてみたら釣れた。気づけばこの魚もだいぶ釣れなくなった。

ライブベイトにしようとカッポレを釣る。

この後泳がせの餌として胴付き仕掛けでぶっ込んでみた。音沙汰なし。ここはスジアラの実績が高いポイントだが今日は留守か。

先輩のルアーにチェイスあったのでワタクシもマグナムミノー 20cmにて、

釣りたて一枚撮影10:48

本ガツオ。磯からは初めて釣った。たまに回遊しているようだが本格的な群ではなさそう。すぐに追尾途絶える。

一分後に縞模様がでる。
空飛ぶアオチビキ。磯に激突せずに逃がす。撮影12:18

先輩のアオチビキリリースシーン。今日はカマスサワラにルアーをあの歯で手ごたえなくラインカット。二個とられる。キメジなどを釣るもイソンボを取りはぐったり、それでも色々釣っていた。それでも不満の残る釣りだった様子。しかし魚からのコンタクトを一番受けていたのは流石。地磯では飛距離が大事なのだ。リーダーも140lbと細め。

シビ針使用だった撮影12:23

デットベイトで久しぶりにちゃんと喰わせた一匹。小ぶりだが。先輩が引き上げてくれた。

小型の方がまだ歯が揃っている?磯大物だとフイッシュグリップほとんど使わない。

プチ改造したテクニカルゲームロッド12Hタックルにて。竿の軽さを優先順位に持ってくる磯大物ルアーロッドじゃちょっと不安、そして長さが欲しい。撮影後すぐにリリース。ひゅんと泳いでいった。

ライブベイトを釣ろうとすると切り身の餌にアオチビキ。

撮影13:45

最小サイズ。こういう魚を上げてくると他の魚も付いてくる。一応このアオチビキも泳がせた。その後上がり間際のデットベイトに良い当たりがあったが一瞬でフックアウト。おそらく餌だけ咥えて真下に突っ込んだのだと思う。丸吞みしたら掛かるはず。掛けるといえば今日の餌釣りフッキングは全部閂掛け。針の性能と合わせのタイミング、引っ張り出しがうまく合った。

一方先生たちも身餌でアオチビキやチギ、カッポレを釣ったりしていた。動画撮影したり楽しそう。

釣りがしたい男先生は他の先生 ①、② の接待で大変そう。ちょっと良い魚掛かると呼ばれてしまうし。まあご自分でお誘いになったし、しょうがないですね(笑)。唯一昼過ぎにルアーを投げたところでs字に泳ぎつつのガチ追尾してきた二匹のイソマグロ。瀬際でUターン。「あー。。」と頭抱える先生に「あれば釣れる!すぐ投げて!」と声掛け。しかしヒットしたが残念ノット抜け。

15時過ぎ離礁。島影を出るとうねりは増していた。ざぶざぶする帰り道。釣ったカツオは先生に上げることにした。帰港後さばいたカツオを確認しに行くと大丈夫とのこと。寄生虫いなくて良かった。


覚書

スジアラはやはり食い込みが微妙だという印象がますます強くなった。仕掛けとしてダブルフック、孫針考える。
デットベイトやライブベイト、チャミングを含めたスキルを上げる。特にデットベイトは放り込みっぱなしは確率を下げる。動かした方が良いと再認識。そのためのタックル再考。12ft以上のスピニングタックルが欲しくなってきた。
夏は退避場所としてパラソル有効。支えるものを考えないと。昔はそんなもんいらない!なんていきがってたけどコンディション管理にかかわる。
今回のような地磯のポイントは潮流コースによっては飛距離が重要。磯のタイプに応じて持ち込むタックルを変えるのも良いかと。それぞれを煮詰めねば。

離島の友

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小笠原母島遠征

Posted by Kamaji