2020年9月28日 母島沖磯釣行 二本岩
今日は沖磯。4時40分集合である。
まさかもう一度沖磯に乗れるとは!声掛けてくれたIくんに感謝である。
※釣行記を読む前にご一読願います。https://remember-fish.blog/hahajima-rock-fishing-report-attention/
今回は早く港に来てしまった(笑)
今年の主役、海徳丸。去年お世話になった船は故障してしまったのだ。
海峡を越えて南へ下る。目指すは姉島の南端二本岩だ。
メンバーはI君、N君、W君そしてワタクシの総勢4名である。二本岩は広くて大人数でも釣りやすい。しかし足元の瀬際、そして正面の海底とトラップがいっぱいだ。
皆で釣り開始。まずはルアーから。大きめのダイペンで叩き、大きめのポッパーで探ってそれから段階的にレンジを下げてみる。…音沙汰なし。ン、これは…。
Iくんがカスミを掛けた。ラインが交錯したりしてワイワイしている。
ワタクシはデットベイトにしてみる。若者たちはジグ単品だったり冷凍ムロの切り身を付けたりしてショアジギングしている。若者たちはショアジギングが上手い。カッポレやらササヨやらチギやらがポツポツ釣れ続く。
ワタクシも泳がせの小さめのカッポレ、ササヨを釣りたくてさらにメアジ切り身で釣り。まずフエダイ。
チギ。
アオチビキ。
綺麗な青の個体とイカツイ黒っぽい個体がいる。どちらも魅力的な魚だ。
Iくんからもらったチビカッポレ。135ZGにつけて流してみる。写真を撮るのでNくんに竿を持ってもらってるところで何か食った。良いベントをしたがブレイクした。30秒ほどで切れたのでサメだろうか?しかしNくんに135ZGの手応えを味合わせてしまった。目の毒だったかも(笑)。(後日Nくんは135ZGをオーダーしてしまった(笑)。)
ハエ根を避けたポジションで釣っていたW君のタックルに強いアタリ!一瞬でXR-2がフルベントしたがそこで慌てずにに強く対応。足場を移動し、瀬際の闘いを制し釣れたでなく釣った、の一匹。若者たちギャフ掛けに苦戦していたがアカマスは鱗が固いのでギャフ掛けが難しいのだ。
アカマス10キロオーバーである。
リリースしてふらふらと泳ぎだすもすぐサメに襲われてしまった。
ちょっと釣り竿を置いて磯の上を歩いてみる。ここは民間人が許可なしで上陸できる小笠原の最南端の地。滞在中何回乗っただろうか?最果てな地を強く感じる。この先は北硫黄島まで島はなし。
暑くなってきてW君ダウン気味。様子を注視しつつ釣りを続ける。南方遠征は何気に体調に影響を与えやすい。そういったところも難しいところだ。潮だまりでクールダウンを勧めるが意地があるのかそういう感じでもないとのことなのでワタクシが涼みにゆく。何故かNくんも付いてきて二人で浅いタイドプールで転がって涼むのである。
明らかに昨日より水温低い。もしや、とモチベーション上がる。
リーフさんのスタンディングロックディアブロ12Hを操るNくん。彼はルアーマンであり巨魚竿マニアである。昔の巨魚関連の書籍にも詳しい。見ていると立姿勢が絵になっていたので一枚。今日は大物には恵まれなかったが良いファイトをする。
昼飯。茹で玉子が潰れてしまった。
磯の裏もチェックしようとするとW君もついてきた。一度イソマグロが付いてきたが一度きり。少し話をしながら釣り続ける。
15時前後が時合と頑張る。1発良い当たりがあるものの岩バケ。そして
最後良型のカッポレ。これがワタクシの移住中沖磯最後の魚となった。Iくんが食べたいというのでお持ち帰りに。のち何も出ず。終了である。
15時半磯上がり。港への帰り道イルカの追尾。「(ワタクシ)さんへの見送りだよう」、と船長に言われる。前回来島時と異なり、Iくんには厳しい沖磯となったようだ。
こうして母島滞在中最後の沖磯が終了した。果たしてワタクシはやりきっただろうか…。