離島移住記④2019年5月の小笠原母島 【離島大遠征?】
5月、まさにシーズンイン。諸先輩方のお力も借りてオフショアにも挑戦させていただきました。一方で自分の非力さに凹むことも多い日々です。
※本編をお読みになる前に注釈にお目通し推奨です。https://remember-fish.blog/emigration-preambl/
- 1. 5月1日
- 2. 5月2日
- 3. 5月3日
- 4. 5月4日イソマグロ ハタ系 コバンアジ アカメ
- 5. 5月5日
- 6. 5月6日
- 7. 5月7日
- 8. 5月8日
- 9. 5月9日アカマス アオチビキ チギ オジサン ハタ系
- 10. 5月10日ヒレナガカンパチ
- 11. 5月11日GT カマス鰆
- 12. 5月12日チギ
- 13. 5月13日
- 14. 5月14日
- 15. 5月15日GT チギ
- 16. 5月16日
- 17. 5月17日
- 18. 5月18日
- 19. 5月19日チギ
- 20. 5月20日
- 21. 5月21日
- 22. 5月22日チギ
- 23. 5月23日
- 24. 5月24日
- 25. 5月25日
- 26. 5月26日GT
- 27. 5月27日
- 28. 5月28日
- 29. 5月29日
- 30. 5月30日イソマグロ
- 31. 5月31日
5月1日
令和元年初日。ワタクシは沖磯で一日を過ごしました。
詳細は別ページに。
帰港後明日も乗りませんかとお誘い受けるも該当船長が拒否。交渉に行き何とか成立。
夜桟橋にてカルティバの方の釣りを見学していたヤンバルアートの堀さんから、ポッパーのビギンの動かし方のコツを教えていただく。大好きなルアーの開発者に動かし方を直接習えるなんてなんと贅沢な。カルティバの方はメアジを一生懸命狙い続けている。仕事といえども釣りが好きなんだな。のち明日で帰る影竿使いさんの送別会的に宿にて軽く飲み交わした。
ワタクシは明日も沖磯に同行させていただくのである。
5月2日
今日も沖磯。滞在中乗れる機会があればどんどん乗るのが方針。交渉の末になんとか乗ることが出来た。影竿使いさんの見送りは行けず。
詳細は別ページに。
帰港。今回は島民になると扱いが変わるを実感した一日だった。
15時沖上がり。
明日に備えメアジ確保へ。明日も沖磯。GW最後である。
5月3日
今日はGW沖磯最終日。詳細は別ページに。
帰港後は打ち上げ。しみじみと語る。遠征人語さんは淡々とした口調ながら鋭い質問をしてくる。なんとか自分のしたい事、選んだものを伝えようとしたが分かっては貰えたか微妙かなと思う。また目上の遠征人の方の「満足した遠征でした」の言葉に大人の余裕を感じた。お店ではすっかりおごってもらってしまい恐縮。サラダの旨さに野菜不足を認識。お二人は明日は休むという。島の観光スポットを楽しんでもらえれば幸いである。
5月4日イソマグロ ハタ系 コバンアジ アカメ
今日は休息日。島の釣り仲間マイウェイ君がイソンボゲット。
LINEで上がってきた嬉しそうな顔が印象的。GW中は巨魚に全部ライン引き出されたり苦戦続きだったよう。まあ内地の青物タックルだしテトラの上だったりで無理が多い戦いだった様子。
朝食後部屋に職場の先輩が遊びに来る。優しい人だから気にかけてくれてるのだろう。感謝。
昨日の釣友たちは沖磯にはいかず島内観光。小物釣りをしたそうだ。
一眠りして釣友とランチ。
何もない島でも楽しそうで何よりと思う。乳房山に登ったそうだ。
その後先輩よりミニ出刃をいただく。有り難や。
ステラのメンテナンスをして
先輩方主催のBBQに呼んでいただく。歓迎会的意味もあるようで恐縮です。
久しぶりに良い肉を食べた感を味わう。たれは先輩の特製品。うまし!
久しぶりに肉を食べた感を味わう。夜渡船代を払ってひと段落。明日は朝ひと勝負である。
5月5日
我らのGWは今日まで。遠征組も最終日。
遠征さん荷物をみんな先輩に持ってもらうので思わず突っ込み(笑)
みな堤防外で最後まで投げ切る。しかしノーバイトとのこと。ワタクシはアカマスのアタック二回のみ。強い北東風が浅場の水温を下げたようだ。
写真の灯台側では多少のチェイスがあったようだがあそこでデカいのかけてもキャッチは難しいだろう。デカいのとは20キロオーバーの魚のこと。
そして見送り。
そして一緒に沖磯に乗った釣り友が去っていく。さらばなり。寂寥感を味わう。
見送り後は悪天候でお休み。惰眠を貪る。
その日書いたメモ
〜〜〜島にいて思うこと。昔が舞台の漫画を読んで思うこと。もともと誰も安定などしていなかったのだ。日々を生きるだけで良いのかもしれない。老後の安定なんて終身雇用の作った幻想なのかもしれない。〜〜〜
さてGW最後の着発なので今日から島に来る人もいる。
入港日なので買い出し。コメ買わないといけない。今日から同行者3がやってくる。商店で出くわす。…。滞在期間と宿を確認しておく。
しかし悪天候でスッキリしない。荒れ模様だ。しばらく続きそう。
5月6日
やはり雨だ、まとまった雨だ。
久しぶりに水温測る、22度。表層温度だが上がりきらない。雨水があるからかもだが。もちろん仕事は全休。部屋の片付けをして過ごす。午後は体調不良。懸案の買い物を一気にポチった。向こうの堤防には人影。おそらく同行者3。その後は東港へ。この間カンパチを釣った人と並んでキャスト。音沙汰なし。夜はじゃじゃ麺。
5月7日
昨日の体調不良は古いパンの影響かもしれない。有志釣り部のメンバーは磯に行った様子。何か出てるだろうか。ワタクシも行きたかったが大事をとった。水温測る。21.4度。低い。気温は少し上がって来たが。久しぶりのアベット投げ練はなんかいけてない。
一番良くて50メートルくらい。アベレージで40メートルくらいであった。全然飛ばない。やはり飛距離は遠ければ遠い程良いが。やはりキワで食うGT。小まめに練習していこう。
今日の仕事も雨に左右される。なんとか1日通す。自室で一休みして灯台へ。なんとかメアジゲット。カマスも釣れる。しかし渋い。いざこざあり。とんだとばっちりだ。
夕飯は、ネットで話題になっていた玉ねぎとコンビーフのやつ。手前のカギは先輩からいただいたタコカギ。よく出来ている。味は思ったより普通でやみつきにはならず。ネットなんてそんなもんさ。途中ブレーカー落ちる。
食後買い物Amazon
5月8日
今朝もしとしと雨が降る。しかも寒い。久しぶりにご飯朝食。
そして待機となり、部屋で針を研いて過ごす。雨がやんだのをみて御幸が浜へ。昨日戴いたカギを使いたく穴だこを探すも見つからず、いや見えてないのかも?聞けばもっと水際を狙わないといけないらしい。浜に至る遊歩道には写真を撮る観光客。天気が悪くて申し訳ない。話しかけるなオーラを出しているのでそっとしておく。
午後は晴れた。仕事ができる。ワタクシはまだチェーンソー使えないのでひたすら木の搬出を担当。
休憩中にカタツムリを観察。これも固有種だろうか。
業後、港で投げてみる。異常なし。今日は早めに切り上げて夕陽を見に行く。
サンセットシアター。昼間の観光客がいたが関わらず。きっと一人になりたいのだろう。邪魔はしてはいけないね。
スクーターで新夕日が丘。しばし風景独り占め。やはりこの島は綺麗。このあとイカップルが来たので撤退。
5月9日アカマス アオチビキ チギ オジサン ハタ系
仕事前、久々に先輩のご案内で磯へ。山道を歩く。
この日の潮回り 中潮 日の出4:48 干潮2:45 満潮7:49
一投目から出た。
アカマス、10キロくらいか。久々の魚。先輩によると春アカマスが釣れだすとGTも入ってくるとのこと。
ルアー。変な名前のやつである。
ルアーをローテションして、
最少記録アオチビキ。可愛いサイズ。
とここで立ち位置交換。沖にはカツオドリ、イルカの影。ナブラ起きるか?いえ起きなかった。
なんとなく活性が上がりつつある印象。
さて仕事。霧雨降ったりやんだりだが、仕事は実施できた。日給制なので働かないとお金が危うくなる。なんとか完遂。良かった。
業後は脇浜へ。見ると留学生。ライトタックルで遊んでいる。なんかトラウト用の小さいスプーンがアタリ針みたい。
飄々としながら釣りを楽しむニコニコ留学生。よく考えたら親子ぐらい年の差があるんだよな(笑)
5月10日ヒレナガカンパチ
仕事前、昨日の魚っ気も加味して今日も磯へ。しかし沈黙。
そんなに甘くはないですね。
業後は職場の先輩と沖釣りへ。
ははじま丸をこの角度で見られるなんて。
海洋からの湿度の高い風が山にあたると雲を被ったような霧がすごい。母島は湿潤なのだ。
ジギングでヒレナガカンパチが釣れました。ありがとうございます。(ワタクシは1匹だけですよ)
5月11日GT カマス鰆
今日は先輩が仕事前にマイボートでキャスティングに連れて行って下さった。普段こういう釣りはしないということ。恐縮です。
調子が良かったので潮回りも記載しよう。
潮回り小潮 満潮:4:58 干潮 9:36 日の出4:47 水温は21.4度。霧雨が時折降る。
港前、何となく雰囲気はあるものの出るかどうかはわからない。船釣りの経験がほとんどないのである。しかし2回目のポジション変更で一発バイト(先輩に)そのあとワタクシに一発。重い。しかし2分ほどでフックアウト。その後鳥を追いかけて根周りなど攻め、先輩にイソマグロの魚体見せてのアタックあるものが乗らず。
そして元の場所に戻って来て二投目に出た。時間は6時前。
まずミスバイトしたので製作者の堀さんのアドバイス通り小さくホッピングして留まらせたら乗った。しっかり合わせを入れる。ランが強いのはそれなりのサイズの魚なら当たり前だが、船自体を引きずり、ぐるりと一周させられる。その後の直下に来るとリフトしても上がってこない感じが初めての感覚。慣れない船の上、少しずつ無様なショートポンピングをしつつ浮かせたところで見えた魚体はGTだった。これがデカいGTのファイトというものなんだな。その後船下へのツッコミを止めようとして竿破損。硬い竿の強さに甘えていた。船の釣り独特の経験。慣れなくては。
リリースするので水を素早くかけていただいた。
ルアーはビギン。ワタクシのGTはこれだけである。
職場の先輩に言われていた撮り方で撮影。重くて持ち上がらず先輩に乗せてもらった。思わず抱きしめたのは毎度のことである。この魚以上をおかっぱりで釣ることを考えて真顔になっていたら先輩から「笑って」と言われて笑ってみた。撮影後すぐに逃がすと水しぶきを上げてスイスイ戻っていった。
磯に行ったマイウェイ君もカマス鰆釣った模様。
竿がなくなったので船からのキャスティングはしばらくお休みかと思ったら先輩が竿を貸し出して下さった。細身ながら強い竿だ。プロショップフラッツのオーダー品との事。先輩はこの島のオフショアGTの第一人者。GT釣りに対する経験も造詣も深い。
リール、今度は08ステラSW20000PGを付けてみようかと思う。この島ではステラの高番手もパワー的にハイエンドのロッドも普通に使う。そんな相手が近所にいる。
若旦那にビックルアー用のプライヤーを伝える。
夜、落ち着いて改めて思う。今日の魚はおそらく少なく見ても40キロ近いGT。ツッコミのダッシュやパワー以外にも中層での粘り強さなど学びが多い釣りだった。
これ以上の魚を陸から釣る…。
襟を正さねば。
5月12日チギ
今日はお休み。先輩,留学生、ワタクシの3人で磯へ。
先輩のルアーに一発GT出るもあとはアカマスやチギやら。
帰寮して確認すると目が充血している。むむ、これは要注意だ。ワタクシは目の手術をしているで一層気を付けねば。
ブランチそして爆睡。
午後は島内探検。玉川ダムから御嶽神社への月ケ岡神社。
おおきい葉っぱ、ここで父からのLINEにて親戚病気の話を聞く。一気にお試し移住終了の日程を具体化をする必要生まれた。
昼間森の中で見かけたアカポッポ。低い声で鳴く。ウシガエルみたいな声。
夕方は港で釣り。メアジのみ。
先輩はまたもや磯に行きGTを釣った模様。何気に負けず嫌いなのかも。だがタフである。この島で釣行回数を増やすには体力が大事だ。
5月13日
磯へ。不発。しかしながら先輩に頼らずの単独釣行。少しずつ自活。初めて島の診療所に行く。目が充血してあるのだ。業後はメアジ浜入りの情報を聞いて釣りにいくも3匹で、根掛かりしてアウト。夕食はお裾分けカンパチ。
5月14日
今日の水温、20.9度。
朝釣りはお休み。しかし眠りが浅い気がする。
仕事はペンキ塗り。昼飯は民宿つきにて。ヘルパーさん応対してくれた。
昼休みは長い。帰寮後は梅雨ブギィの色々なタイプを遠く遠くの島からネットで買うか吟味。チェックと会員登録のみしておく。
業後はちょい投げサビキにてメアジ爆釣。30匹近く釣れたか?冷凍ストッカーに保存する。
まともなご飯を作って明日の準備をして寝る。しかし少し夜更かし。目上の遠征人に教わったスタイルを試してみる。システムにスペーサーPEを入れるとかなり良いが…。ここへ来てまた振出しに戻ったような気分だ。
5月15日GT チギ
水温22.4℃、今日は早朝から磯へ。先端までは行けないので途中にて。もちろん職場の先輩と一緒である。留学生は本日病欠。環境の急激な変化で体調崩したか?ちと不憫。
天気は微妙だが、海はべた凪。先輩は北側。ワタクシは西向き、湾の外側を向く感じで開始。一投目優しくポッピング、二投目内側に小さく。三投目正面に強くポッピング、4投目からのんびり普通にポッピング。ルアーはエクストリームルアー。で6投目くらいだろうか。どの方向から魚は入ってくるのか?とかどういう姿勢で魚は襲い掛かるのかとか想像しながらルアーを動かしてゆく。そして魚は湾の出口(おそらく駆け上がり付近)で出た。魚体を全て出しての激しいアタック。
竿が入り、重みが乗るのを確認して一発合わせてから落ち着いてギンバルへロッドエンドをを当てる。リール直下8キロにドラグ設定したリールからラインがジリジリ出て行く。走る方向が良かったので変な方向に向かないようにあらかじめ竿を寝かしつつ対応。ラインの出具合は多少緩め。そこまで大きくはないのかも。この辺の見極めはボートGTの経験が生きているのかもしれない。パワーで止めるべきかもと一瞬迷ったが追い詰めても(よく魚を怒らせるなんて言いますよね)良くないとも思う。先輩も同意見だった。魚の向きが変わったところでポジションを変え、リフトした。
取り込みは先輩がうまく波に乗せてくれたのでノーギャフでキャッチできた。小ぶりながら初の磯GT。
釣れれば嬉しいで完結。記録魚でもないし。厳密にサイズを測ることは控えておいて、サッサとリリース。島に来てからこの魚を捕るまで簡単ではなかったなぁと思い返す。そして色々な方にお世話になったなあとしみじみと思う。まさに釣らせていただいた魚だ。もう少し釣り続ける。
梅雨のフローティングにて。ステイするとサスペンドする、いや超スローシンキングだろうか?上手く使えたら素晴らしいかも。
先輩からいただいたかぎでの初の穴タコ。持ち帰るのである。早朝の磯は一匹良い魚が出ればそれで終了。この後仕事なのであくせく帰寮して身支度して仕事に臨む。
業後は釣りに行かず社協の図書館で借りた釣り場の本を読む。
昨日のメアジを調理に挑戦。穴タコも揚げる。南蛮漬けも作成。
メアジのフライ。うまい!けどそれはフライが旨いのであってメアジ自体は明確な美味はない。あったらみんな釣りに来るよな…。
5月16日
朝起きると右手薬指がカクカクする。たまに指関節がロックして動かなくなる。バネ指というやつみたい。なんとか動かす。こんな不具合に構ってはいられないのだ。
今日は新規開拓のため先輩、留学生、ワタクシの三人で待ち合わせ。釣り場に向かう。
二手に別れるが、ウネリがデカイのが時折くるため釣りできず。高い足場一人ポイントの先輩の釣りを見学。病み上がりの留学生には可哀想な事態となったが本人はさほど気にしてないのが飄々としている。手前は浅いがスリットが二本ある。この場所、岩が母島中最も脆いのではないかというくらいだった。以前から使っていたGPSアプリ、無料で使えるロギングもあと3本。有料化すべきか。
今日もプラントでペンキ塗り。コツコツと業務に取り組む。午後は霧雨にて途切れ途切れ。雨を避けつつの仕事。
業後は天候悪く、買い出し。各店舗(商店は農協、漁協、前田商店の三つだけです)を回りちょこっと必要なものを買い込む。農協レジで666円、普段は無表情のレジのお姉さんと、「おー」と声をそろえる。人見知りなだけか。しかしもうすぐ島を出る予定だそう。若者には厳しい環境か。
買った餃子に懐かしい文字が。地元の地名。思えば遠くに来たもんだ。しかしワタクシの地元別に餃子は名物ではないのである。
5月17日
今朝は先輩の釣りには同行せず、手を休ませる。肩が痛くなったり指が痛くなったりだが、先輩のお話によると皆抱えているものみたいである。湿布をするといささか楽になった。湿布も馬鹿に出来ない。
それでも朝は海を見に行く。
水温21.8℃。やはり屋久島のIさんの見立ての様に水温帯(俗にいう潮だろうか)で魚が寄る場所が限定するのではないだろうか。もしくは、場所で水温の高め低め傾向があるとか。もっとも屋久島のような細密な計測情報がないので予測は出来ないが。海流の表でもあれば良いのに。いや小笠原も島周りに黒潮のような大きな海流はない。ちなみに朝堤防に行った先輩達はギンガメアジ1匹とのこと。小笠原母島といえどもそんなに釣れるわけではないのだ。
今日もペンキ塗り。晴れており仕事捗る。休憩中の雑談。小笠原の人は内輪で暮らしてるからか暇なのか口が悪いかも。自然に対しての許容は内地より大きい気がする。というか自然が強いので逆らえないといったところかな?
黙々と仕事をこなし、業後は10ftの青物ロッドを片手に磯へ。出来ればギンガメアジを釣りたい。良いサイズのギンガメアジは夜行性が強いので日没近くまで待つ。
この島のお魚、どうも荒れ模様が苦手みたいで、今日は凪つつある。期待感もあったのだけど、スカ。
まあそんなもんであるが暗い中でも山道を普通に帰ってこれたので自信につながると思う。
夜は先日ご一緒した影竿使いさんとのLINEのやりとり。どうも影竿を新調した様子。しかしながらこの間の遠征を振り返り、改めてその難しさを痛感する。
5月18日
今日も水温21.8℃。これだけは習慣化したい…。朝釣りはお休み。
今日は入港日。業後はガシガシ買い物。そして久々にちらりと見たザフィッシング、そして投げ練。
夕食後、物資が届く。入港日は忙しい。特に配達を担当している農協の職員は日が沈んでも配達を続けるのである。
届いた物資とは釣り竿。先日折れたオフショアのロッドをタックルベリーのベリーネットにて中古で購入したのだ。アブの 黒鮪!でおなじみの?ツナロッド 。発送店は青森とのこと。穂先の調子は柔らかめ。
ボートGTで使用予定であるけれど(笑) この島では手加減しないで使える道具が必要なんだな。ボートフイッシングできるなら尚更。
失礼ながらアブさんの竿は名前が長くて困りますね。これでボートフィッシングに行けると良いですね。因みにこの竿が来るまでの間代替えの竿を職場の先輩が貸してくださいました。海況が悪く出船はありませんでしたがありがとうございました。m(_ _)m
肩サポーター
5月19日チギ
満月の大潮、水温21.2度。望み薄かもだが行かないと確率は発生しないと有志で釣りに行く。
ギンバルにギャフ、最低限の水分にルアーBOX、水温計。
ネットで調べた腱鞘炎対策のテーピングと肩サポーター
有志は堤防へ、ワタクシは近くの磯へ。水温計を定番化して計っている。四時半ごろポッパーに根魚系が二度バイト。ルアーをローテーションしつつ、ストライクプロに替えて1投目。
チギでした。
そのあとは沈黙。沖の方で少し鳥達が見えていたが近寄ってはこない。5時過ぎ上がることにした。長期滞在の遠征者は悪天候を見て早く帰ったみたいである。
第2ラウンド、磯。水温21℃。やな予感しかしないがこれも経験。肩サポーター忘れた。魚っ気は少し興味を示したカスミとダツ。寒いとこういう動きをする気がする。高台から深みを攻めるも追尾なし。ディープを攻められるルアー持参しなかったのが悔やまれる。
潮位の兼ね合いで1330撤退。途中なんでもないところで落下して水没。先輩大笑い。防水のはずのスマホケースが浸水してブルー。また新調せねば。
5月20日
今朝の水温20.9℃。どうしたことか。下がっているではないか。
真っ白。全然あったかくならない。今日はアプリのwindyにて海水温と海流が見る事ができるようだ。細かいところと予測が出来れば良いのだが。気象庁のHPには「平均より高めの水温」のようなことが書いてあった。隣の島だし局所的なものとは別かな。
お昼休みに遠く遠くの島の釣具屋さんへ梅雨ブギィをネット注文。スーパーディープを購入を迷うがサスペンドするイメージのルアーが欲しくてUT3を購入。あとは無くなりやすいD7。島から島へ送るとどうなることやら。かなり時間がかかることだろう。
休憩中youtubeに受けまくる先輩たち。島内は集落と一部高台で電波が通じる。(ドコモのみ確認)
業後は先輩の畑に猫を見に行く。地主から借りているとのこと。と野菜のお土産を貰ってしまった。ありがたや。しかしあまり甘えないようにせねば。
5月21日
やっぱり20.9℃。
水温上がってこないな。冷水が閉じ込められてるのだろうか?
今日の仕事は南崎遊歩道の草刈り。
小富士まで行って草刈り。
普段は穏やかな海岸も波に飲まれてる。
かわいい看板。
業後は港へメアジを狙いに。しかしスカ。
以前遠征時に乗せてもらい、お世話になった船長とばったり。渡船の話をしてみたり。
そして留学生と並んでメアジを狙うもやはりスカ。最近来た漁協の事務員さんも釣りに来た。家族を内地に置いて母島に来ているそう。凄い。そして夕方の港の水温が22.9〜23℃になっており明日以降の期待が高まる。
明日は2日ぶりに磯だ!
[ad02]5月22日チギ
今日は朝から先輩、留学生、ワタクシの3人で磯へ。水温22.4℃海況上向きか。
チギ1匹、ストライクプロマグナムミノーにて。
しかしGTなどは姿を見せず。湿度100%?の山の中をヒィヒィいいながら帰寮。仕事に臨む。
しかし朝からヒィヒィ言って暑さの中動いていたお陰で仕事中の暑さはなんとか順応。空は真っ青である。
業後はツーリングがてらの北部へ。新夕日ヶ丘で写真を撮ってさらに北へ。
いちいちフォトジェニックな母島さんである。明日も朝釣り出陣の約束して就寝。
5月23日
今日は留学生と二人で磯へ。しかしうねりが予想以上で入磯を断念。南風と東のうねり時は厳しい。逃げ場がない。戻って港で二人でルアーを少し投げる。聞けば昨日GTの目撃があったとのこと。
仕事は今日も枠作り。暑くてへばる。服の選択も重要。色々あって少し嫌気がさす。
業後はメアジ釣り。たくさん入っている。しかしなかなか釣れ続かない。保育園の先生が釣り初挑戦している。難しい様子。
明日は磯には行かず脇浜外側で泳がせの予定。
5月24日
今朝は脇浜外側で泳がせ。水温23.2℃。
しかしサメサメサメ。ベイトの投げ練して過ごす。水温は上がっているのだからチャンスはあるはず。ふと今後の事を考える。早めに島を出るか…。借家はないし、次の事も考え出さないと。今日は昼前から北風が入ったせいか少し気温が下がった。日差しは強いが我慢できないほど暑くはない。
業後は近場磯へ。
水温下がりすぎである。もちろん何もなし。
体調もイマイチなので明日の朝釣行は休むこととした。北風の影響大きいな。
5月25日
釣りにはいかなくても日課の水温測定。水温20.9℃。なんてことだ。
しかし堤防に行った有志の話ではイソマグロが出た模様。明るくなってからヒットしたとのことでトビウオパターン??日の出前は静かであったとのこと。その後鳥山が寄ってきてヒットとのこと。おそらく小魚の群れを岸際に追い込んできたのだろう。しかし…。うーむ。わからないことが多い。
今日は仕事終わりで上がり、これを上がり仕舞いと言うそう。結局午前中で終わる。昼は外食とした。
その後若旦那のリールにリサイクラーDSを使ってラインを巻き、
最近譲り受けたという先輩のボート整備のお手伝いのお手伝い。エンジン載せ替えである。
夕方は買い出し、そしてメアジからの泳ぐ魚狙い。毎度の鮫の猛攻に会う。というかこの場所の名前自体が鮫が崎であり産卵?前のサメたちが集合しているのだ。日も沈み、堤防砂浜にはダイビングセンターのダイバー女子。これから夜の海に潜ると言う。ちとビックリ。サメが多いから気を付けて、と告げる。
夕飯はつけ麺玉子2個入り。少し夜更かしで就寝。
5月26日GT
水温20.2℃!今日は休みなので沖磯を予定していたが、風のため?船が出ず、第一ラウンドと第二ラウンド磯と予定変更。しかしどうだろう?少し暗雲が?
3時半過ぎ釣り開始。まずはストライクプロからビギン→梅雨ブギF→ギガゲロオスギ→別注ヒラマサ。空は月がくっキリ見えていてライトなしでもいいくらい。波も静か。昨日の時合をピークに考えてルアーをローテーションするも今日は鳥が接岸せず。5時過ぎ第1ラウンド終了とした。留学生は堤防への道も慣れたとのこと。ワタクシはどこかフラフラ。やはり年か。めまいか?先輩はライントラブルでガイドを痛めた?模様。
寮の前にアカポッポ。フンをしていった。吉兆になれば良いが。
本当だろうか?
一眠りして15時集合にて磯へ。朝のフラつきが気になったがなんともなく目的地へ。日差しは強いが北風が吹き抜けて気温は過ごしやすい温度。釣り座は風が周りルアーがアピールしづらい状態。我慢の時間が続く。ワタクシベベルスイマーロスト。干潮が1730頃。少し風が和らぎ、潮の流れに変化を感じる。トビウオを初めて見かける。おっ?と思うところでイルカが回ってきた。ルアーの着水地点にも背びれを見せる。ルアーのうち別注ヒラマサにのみ反応するカツオドリ達。そして1750頃先輩に小さいながらもGTヒット。なんとか釣果のあったことで報われる感じがした。
ワタクシとの差は飛距離以外にトレースラインか。1800過ぎ帰路につく。とりあえず磯ジンクスはクリアされた。しかしそこまで付いている1日ではなかったかと思い返した。いやこの水温でGT見られたのは幸運か。どっちやねん?
5月27日
朝の水温測定にて水温21℃。やはり北風。仕事にはありがたいが、釣りには辛いな。
先輩に懐いている鳥にからまれる(笑)。
昼飯インスタントラーメンに野菜どっさり。
業後、明日の朝ボートフィッシングに誘われる。楽しみである。
そして脇浜にてメアジからの泳がせにて泳ぐ魚狙うもラインブレイク。ルアーを投げれば別注ヒラマサロスト。先輩がひっかけようと頑張ってくれたが流されてしまった。
夕飯はパスタダブル。とにかく腹が減る。三食で間食なしの生活。夜更かしして寝る。
5月28日
今日は先輩からお誘いいただき、久しぶりのボートフィッシング。この間買ったボートロッドの初陣。
ボートロッド(ツナロッド)は少し柔らかいかもしれない。ポッパーにはちとつらい。前の竿との差があるがどうしようか。実は中古で前の竿は見つけてあるのだが。
魚の方は不発。一発アタックあったが小さそう。日が昇る直前が良いのかも?水温計り忘れた。なお先輩にカンパチ釣れたがこれはジギングによるもの。ボートフィッシングといえどもそうそう上手くはいかない。シイラの追尾、イルカの出現あり。追っているベイトはトビウオだった。
一方モーニング磯した先輩と留学生は序盤にGTのアタックがあった模様。1バイト1アタックとの事で留学生の表情も比較的明るい。昨日の別注ヒラマサは流れ着いていなかった。買い直し?
仕事は淡々と進む。風が涼しく日差しは強い。暑いのか涼しいのかよくわからないが動きだしの勢いは落とさないようにしないと、と意識するよう考える。
業後。水温22.6℃。メアジからの泳がせをしようと脇浜へ。一度カンパチらしきボイルがあるが仕掛けと同調させることはできず。この浜でのカンパチも島での課題。留学生と一緒に並んで釣り。メアジ釣りは結構楽しい。ついつい遅くまで追いかけてしまう。留学生は内地での居酒屋バイトにどっぷりみたい。バイトにはまっていた自分の学生の頃と重なる…。
帰寮後はメアジを冷凍保存。と。とwさんからの電話がある。釣りの事から色々と話す。やはり人の上に立つ人は勢いがあると思う。明日の事もあり電話を切り上げたがちょっともったいなかったかも、と思う。(そういえばこの頃母島に移住したことはほとんどの内地の知り合いに言っていなかったのだ)
夕食はカレー。レトルトであるが美味しかった。レトルトなのに美味しい時とイマイチの時があるのだ。
そういえば、夕方ボートを出していた先輩方には四発ほどアタックがあったが乗らなかった模様。やはり今一歩活性が低いのだ。
5月29日
不覚すぎる寝坊。釣り部(いつの間にかできていた)有志のみなさんは磯を目指したはずであったがいかがだっただろうか?
とりあえず港で投げ練。潮がまったりと動いていない。釣り名人も潮が動かないから週末までは我慢だ的なことを言っていた。またリーダーサイズを聞かれた。あげないよ。
水温は21.8度。
仕事は草刈り。先輩から教えていただいたインナーキャップ
いわゆる野良仕事は足腰を意識してやると良いトレーニングかも。
昼は外食。キャプテンクック(今は閉店、違う形で営業)にて。
業後は磯へ、ピンで行く。水温22.4℃
サメ1バイトのみ。しかし自分一人で行けたことに意義がある。1upである。
5月30日イソマグロ
水温22.6℃。今朝もボートフィッシング。先輩とワタクシだ。職場の先輩達には本当にお世話になっている。
先日購入した 黒鮪!でおなじみの?ツナロッド は少し柔らかめ。ポッパーを使って出したい動きをしようとしてもキレが悪く先輩とのアピールに差が出てしまう気がした。なので今日はダイビングペンシルやミノーに早々に交換してキャストする。しかしながらだいたい瀬周りのGTは三回投げればやる気のある個体の所在が分かる気がしてしまう。
GTと思われるアタックは先輩の自作ポッパーのみに多かった。一度は良型がくわえたがフッキングせず。活性が微妙なのか。
ワタクシはといえばローデットでアカマスが1。あとは音沙汰なく。トップに出るのは厳しそうと判断してストライクプロを最後に使用。場所は前回のオフショアGTが出たあたり。一度当たりがあるも乗らず、次のキャストリトリーブでコツコツとした当たり。合わせると2拍おいて重めの走り。皆でヤイヤイ言いつつ上がってきたのは推定30キロオーバーのイソンボ。全長135センチくらい。
ボート下からなかなか上がってこなかったのでまたもやGTかもなんて思ってたらイソンボだった。これくらいのサイズになるとイカツイ顔がさらに迫力が出てきてカッコいい。持ち帰って計量しようかとも言われたが記録魚でもないし、食べるわけでもないのでリリースした。結構元気に泳いで行った。その後無事かはわからないが泳いでくれたのは幸い。港近くでもトビウオが追われてるのを見かけたりして海況上向きかも、と思う。
昼休みに結局以前のと同型の中古オフショアロッドをポチり。先輩に今日の釣果を話すとマグナムミノー に興味深々。
業後もなんと先輩がオフショアキャストに誘ってくださる。ボートキャプテンとして釣果に競争心が芽生えたのかも?(笑) 恐縮しながら乗せていただく。昼のポイントでは魚は出ず。やはりベイトが居ないとダメなんだ。鳥も見かけず。少しウネリが入ってきたためか帰寮後陸酔い気味となった。港の水温は23℃だった。週末が楽しみだ。
5月31日
朝からちゃんとした雨。仕事は休み。思えば5月はお休みが多い月だった。ならばと釣具の手入れ。明日は久々の沖磯渡船なのだ。昨日のボートフィッシングの筋肉痛が少し出てきた。下半身思ったより力んでいるんだな。これはトレーニングとして良いことかも。SUPをやったときのことを思い出す。
商店に行くも流石にエポキシ接着剤は売ってなかった。普通のコンビニでも売ってないもんね。
午後はメアジを釣りに行く。
6月に続く!